中止か延期か、という方向に大きく傾いている東京五輪ですが、ボクシング日本代表が昨日、発表されました。
今回のアジア・オセアニア予選で、女子は並木月海、入江聖奈と、予選突破選手が二人出たので、女子の2枠が埋まりました。
男子は4枠のうち、岡澤セオンが自力で予選突破しましたが、他の選手は突破ならず。
今月上旬、IOCタスクフォースより、28日までに開催国枠を使用する階級を決定するよう通知があったということで、残りの3選手を決めねばならず、発表に至ったようです。
田中亮明、成松大介、森脇唯人が選出され、堤駿斗は落選。
「選考」となると、どうしてもそれぞれに思うところが出てきて、スッキリしない部分もありますし、出来れば一人でも多く、自力で予選を突破してほしかったところです。
堤駿斗はパリでの世界最終予選に希望をつなぐことになりますが、コロナウィルスの影響で以下同文、というところです。
そもそも、代表の発表も、本来なら世界最終予選が終わった後に行われるべきものでは、と思うのですが、これもスケジュールが狂ったせい、なのかもしれません。
正直、今回の予選形式、自力での予選突破と開催国枠の解釈はどうにもわかりにくいものがあります。
自力突破の人数分だけ、枠が増えるのではない、との記述を見た覚えがあるのですが、最終予選に堤が勝てば出場がかなう、ということは「世界最終予選」は、地域予選(アジア・オセアニア)とは別枠、という解釈で良いんですかね?
なんだかよくわかりませんが、とりあえず堤の五輪出場の希望は、まだ失われてはいない、ということのようです。
とりあえずは、なんとか予選が行われてほしいものですが...。
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ということで、一曲。
佐野元春「クエスチョンズ」。