この記事の見出しを見て、まさかと思ったら、12月にも、という話でした。
カネロ・アルバレスの5月2日は、ビリージョー・サンダースでほぼ決まり。
その次がゴロフキン、さらにその次が村田、という。
まあ、これをもって「基本合意」と書くのも...そら、談話に過ぎず、まるまる嘘ってわけでもないんですが。
なんというか、日本語って便利やなあ、と。
しかし、こんな話はとりあえず先々のものとして、この記事の最後の方には「6月にも次戦を計画」している、とあります。
この部分だけは「朗報」です。
まさか年末まで「待ち」を決め込むわけにもいかん、ということなんでしょうし、6月頃なら、新型コロナウィルスも収束の方向が見え(ていてくれんと、困ります)ているだろう、と。
準備期間もそれなりに取れる(はず)と思いたいところです。
ただ、マッチメイクに関しては、基本的に安全策でしょう。上位やタイトルホルダーの可能性はほぼゼロかと。
クリス・ユーバンク・ジュニアを選んだら驚きですが、興行面でどうという以前に、陣営はそこまで村田の実力に信を置いてはいません。
それは過去のマッチメイクを見れば一目瞭然です。
なのに、金路線(えらい変換しますな)じゃなくて、カネロ戦を目指すのか、とツッコみたくもなりますが、陣営が「本気」になるポイントは、我々の思い描くところとは、ちょっと違うようです。
じゃあ誰とやるのやろう、というと...ジェフ・ホーン雪辱なる、というマイケル・ゼラファとの再戦が、近々WOWOWで放送でもされるんやろうか...とか、色々と思ったりもしますが。
とにかく、もう、こちらが「かくあれかし」と思おうと思うまいと、関係ないんだと思います。この辺については期待はしないでおきます。
万が一「おお」と思えるような試合が組まれたら目出度し、くらいですね。
で、村田の試合が組まれれば、それに附随して、というと悪いですが、寺地拳四朗にも試合が組まれるかも、という期待がありますね。
世界中の108ポンド級コンテンダーが「階級最強」と認めている、という拳四朗の、統一戦消滅のみならず、普通に試合枯れという状況だけは、何とかしてもらいたいところです。
しかし、どうせ組むなら大きな試合、ということも、拳四朗に関しては諦めてほしくもないですね。
フェリックス・アルバラードは次の試合が決まったみたいですし、ここは関係者諸氏、思い切って京口紘人戦、行ってもらいたいですね。
組めるときに組まんと、世の中何があるかわからん。それこそ今回の事態で骨身に染みて思うことです。
現実味がどうというのはかなぐり捨てて、ファンとして率直に希望します。なにとぞ...という心境です、ハイ。
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そんなことで、一曲。
松山千春「6月の雨」。