ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

印刷機故障?

2007年10月19日 | 今日この頃
              初雪草
            (ジムの前庭)
       我家のは今年は消えてしまいました

今日は一日中雨が降っていました。肌寒くて、熱いものが欲しくなって、今秋初めて、お昼にうどんを作りました。久し振りにつるつる~と美味しかったです。これからは「おでん」「鍋焼きうどん」と温かいおかずが嬉しいですね。


印刷したいのに印刷機が動かない。「故障?」でもね、去年買い換えたばかりだよ。でも私は良く使うからね。でも使う為にあるので、おいとくもんではないよね~。人件費が高いから、故障を直すより買い換えた方がいいんじゃない?修理に出してもそこだけ直るだけだもんね。

買った大阪のヨドバシカメラに持って行こうかな~。早くしないと、カレンダーや年賀状の時期になるよ。色々考えて、持って行こうと決めて、印刷機を持ち上げてみた。「重い!」「こんなん無理やわ・・・。」主人に頼みたいけど、腕が痛い言うてるし、頼まれへん・・・。

何時買ったっけ? 説明書を取り出す。2006年6月4日だって。まだ1年5ヶ月にもなってない、やっぱり修理に出そうか・・・。予備のインクを買ったばかりやし、勿体無いわ。でもそのインク使える機種を買えばいいやん。色々考える。

先日、ヨドバシカメラに行った時、印刷機の売り場にも立ち寄った。家庭用も今のはA4までだが、今はもっと大判まで印刷できる種類が増えている。買う気はなく、ただ見に寄っただけなのだが、虫の知らせだったのかな~、とか考えてしまう。

そうや、キャノンに電話してみよ。「お客様相談センター」に掛けてみた。女性が出てきた。初めオペレーターかと思って「・・・の事でお聞きしたいのですが」と言ってみた。係りの方に代わるのかと思ったら、そのまま話は続いた。

「少し前から故障の兆しはあったんです。同じ色を入れてないのに、『同色が入っています。取り替えてください』って機械が言うんです。何回か言われても、入れてないんだから、無視してガチャガチャやっていると動き出していた。でも今日は『ランプの消えている色を入れ直してください』インクを入れ直すと、その時はランプが着くが、いざ!印刷となると動かなくて消えているんです」

私の話を聞いた相手は「申し訳ございません。お話を聞いておりますと、インクに問題があるようです。新しいインクをお送りしますので、取り替えていただけませんか・・・」と言う「予備を持っていますので、やってみます」「そうですか、新しい品をお送りしますので、着払いの封筒を同封いたしますので、お手数ですが、今お使いのインクを送り返していただけますか?」と言う事で新品を受け取る代わりに、手元のインクを返却することにしました。

手元にある予備の新品と交換してみました。動くではありませんか、スムーズに印刷できました。

電話の応対だけで、故障箇所がわかるんですね。相手は女性ですよ。昔のOL は「お嫁に行くまでの腰掛」と言う感じで、軽い仕事しかさせてもらえなかったし、仕事を覚える気もなかった。今の女性はたいしたものです。しっかりと仕事と向き合っています。このことは大阪ヨドバシカメラの女性スタッフにも言える事です。訊ねたことに対してちゃんと応対していただけます。

「又、この件に関しまして、私以外でもお答えできるように番号をつけております、お控えくださいますか・・・」「○月○日午前中に○便でお届けいたしますが、ご在宅でしょうか?」何から何まで流れに澱みがない。一見落着である。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤い指

2007年10月19日 | 読みました
           ソラヌム=観賞用茄子
             (ジムの前庭)
         如何見てもトマトに見えますが
       図鑑で調べましたが 茄子だそうです

熱いお茶が美味しいという事は、体が冷えて温まる事を欲しているのでしょうね。体が冷たさを感じて硬くなりつつあるのを感じます。

すずきせんせいが言われました「これからは汗が出にくくなりますが、その代わりトイレの回数が増えるはずです。ですから水分補給はこれからも続けてください。年を取ると男性は「加齢臭」が言われますが、女性は「乾燥によるシワ」が増えます、水分補給をしてください」

其れは近頃感じることがあります。腕に漣の様な、縮緬の様なシワが全体に現れる事があります。今はまだ時々ですが、これが定着すると「皺くちゃ婆~さん」なんですね。

メキシコのオユキサンの所に滞在した時にも感じました。メキシコシティーは緯度の高いところにありまして、空気が薄く乾燥しています。オユキサンは定住しているのでなれているのですが、たまに行った私はやはり腕が皺くちゃになりました。まだ40代でしたが・・・。メキシコにいるときには感じなかったのですが、帰りにロスに寄りました。ホテルのバスでそのことに気付きました。ロスに滞在した1週間でシワはなくなりました。若かったからでしょうね。

その時の事、今の経験からしますとしわしわになるのは「腕」からの様な気がします。

         ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

         赤い指     東野 圭吾

この本を図書館に申し込んだ2月、待つ人が131人と言う驚異的な数字でした。8ヶ月経って我手元に来ました。

彼の本は、これで4冊目です。読みやすい本です。推理小説ですから結果が知りたくてアッと言う間に読んでしまいました。

この本は変わっています。犯人が誰であるかは、その場面から始まる為、読者は知っています。ですから犯人を推理するのではなく、捜査する刑事の捜査結果を推理するという事になります。ばらすわけには行きませんが、最後の方にこんな言葉があります。

主人公は夫婦とその息子は中学生の男子。母親の4人家族です。その関係を描写した部分です。

母が一人になってから、同居を始める。嫁は同居は嫌なのだが、母の家を後々は欲しいが為の同居である。母は呆けた振りをしていた。其れを知った息子は考える。

『この家に越してきてからのことが脳裏に蘇った。妻の母に対する冷淡な振る舞い。それにひきずられるように自分も老いた母親を疎ましく思うようになった。そんな両親を見て、息子がまともに育つはずがない。孫は祖母の事を、何かきたないもののように扱っていた。自分も嫁も其れを注意しなかった』

それだけではない。この家の住人達の間には、心の繋がりと言うものが全くなかった。家庭らしい温かみなど、此処には存在しなかった。

そんな状態に母は絶望したのだ。その結果彼女が選んだ道は、自分だけの世界をつくり、その中に家族たちを入れないというものだった。唯一、許されたのが、娘だった。おそらく娘といる時が一番幸せであったに違いない。

今の増えつつある親子関係をよく表していると思った。同居はしても居場所のない老いた者、これほど淋しい事は無いと聞く。全てがそうではない。しかし、どうしてこんな乾涸びた世の中になってしまったのか。「終わり良ければ全てよし」と暖かい家族愛に包まれた老後を望むのは無理なのか。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする