西洋オダマキ
八重と一重があります
これは八重ですがもう少し複雑な八重もありました
残念ながら消えたようです
今朝、明々後日会うことになっている、神戸の友から電話が入りました。ご主人が19日に「大動脈破裂」で救急車で運ばれて、手術、昨日は親戚一同集めて、まさかに備えたが、其の峠は越えたようだというのです。もう一つ瘤(切る事が出来なかった)が残っているのでこれからが大変だという事です。今は動脈瘤があっても破裂さえしなければ、治療はそう難しい事ではないそうです。
テレビはテレビで生命維持装置は一旦つけると死ぬまで医師でも外せない、生命は維持できるが、人間の尊厳なんか無いような状態になるとか話している。私の今までの認識では、維持装置をつければ、眠っているような状態で推移するものと思っていましたが、どうもそうではないらしい。身体中が膨れたり、黒い血便が出たりと、意識があれば「やめて!」と言う状態になるらしい。
痴呆が出ている上に、寝起きが1人で出来難くなった母親を看護している娘さんは「本人はもう分かりませんし、生命維持装置はつけません。其処まで苦しめるのは可哀想です」と言っていました。私はまだ身内で維持装置をつけた人を知らないので、どうも認識が甘かったようです。
相手を見取るにしても、反対に見取られるにしても、死ぬ事はそんなに簡単な事ではないらしい。息子達には「生命維持装置はつけないで」と言って置かなければと思った。楽天的で暢気坊主の私も今日は一寸胸の塞がる日でした。
横浜のふみこさんからアドレスの変更と5月にある中学の同期会に行くと言うメールが入った。彼女は高校大学と神戸女学院なので同窓会の違うのは小中学だけという事もあるのだろう、同期会は何時もはるばる横浜から来てくれて皆勤だと思う。
彼女とは幼稚園、小学校(終戦で転校後も又同じ小学校)中学まで同じと言うご縁で結ばれている。同期会でも、夫々グループが違うので(どうしても最終学級の同じ人とかたまる)そんなに話すわけではないけれど、やはり彼女が元気に出席してくれる事はそれだけでも嬉しい。5月の同期会が待たれる。
文面によると、垂水の友人のお見舞いを兼ねてと書いてあった。これを見て「う~ん」と考え込んでしまった。近所の仲良しさんとはもう話し合っている「死の病に倒れたら、お互いに見舞わない」元気な時だけ思い出して欲しいから・・・と。
こんなことは私達が幸いに入院生活の経験が無いから言えることかもしれない、実際に同室の人に見舞い客があって、自分に無いのはたまらなく寂しい事かも知れない、それでもやっぱり、お見舞いは要らない。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
中原の虹 (一) 浅田次郎
この本は(四)迄ある。図書館の順番待ちであるから、次に(二)が手元に来るまでに12人ほどが間にいる。其の本が手元に届く頃には、この(一)に書かれていた事はすっかり忘れているだろう。
浅田さんの「蒼穹の昴(そうきゅうのすばる)」「珍妃の井戸」と言う中国歴史小説を読んでフアンになった。長編好きの私にはたまらない作家でもある。今度も中国の馬賊「張作霖」を中心に据えた物語だ。歴史に疎い私でも「張作霖」の名は知っている。それに絡む日本軍の出てきそうな気配で(一)は終わっている。
沈んだ気持ちも、読み進むうちに全てを忘れ読み終えた。あ~ぁ次が待ち遠しい。
(360回)
八重と一重があります
これは八重ですがもう少し複雑な八重もありました
残念ながら消えたようです
今朝、明々後日会うことになっている、神戸の友から電話が入りました。ご主人が19日に「大動脈破裂」で救急車で運ばれて、手術、昨日は親戚一同集めて、まさかに備えたが、其の峠は越えたようだというのです。もう一つ瘤(切る事が出来なかった)が残っているのでこれからが大変だという事です。今は動脈瘤があっても破裂さえしなければ、治療はそう難しい事ではないそうです。
テレビはテレビで生命維持装置は一旦つけると死ぬまで医師でも外せない、生命は維持できるが、人間の尊厳なんか無いような状態になるとか話している。私の今までの認識では、維持装置をつければ、眠っているような状態で推移するものと思っていましたが、どうもそうではないらしい。身体中が膨れたり、黒い血便が出たりと、意識があれば「やめて!」と言う状態になるらしい。
痴呆が出ている上に、寝起きが1人で出来難くなった母親を看護している娘さんは「本人はもう分かりませんし、生命維持装置はつけません。其処まで苦しめるのは可哀想です」と言っていました。私はまだ身内で維持装置をつけた人を知らないので、どうも認識が甘かったようです。
相手を見取るにしても、反対に見取られるにしても、死ぬ事はそんなに簡単な事ではないらしい。息子達には「生命維持装置はつけないで」と言って置かなければと思った。楽天的で暢気坊主の私も今日は一寸胸の塞がる日でした。
横浜のふみこさんからアドレスの変更と5月にある中学の同期会に行くと言うメールが入った。彼女は高校大学と神戸女学院なので同窓会の違うのは小中学だけという事もあるのだろう、同期会は何時もはるばる横浜から来てくれて皆勤だと思う。
彼女とは幼稚園、小学校(終戦で転校後も又同じ小学校)中学まで同じと言うご縁で結ばれている。同期会でも、夫々グループが違うので(どうしても最終学級の同じ人とかたまる)そんなに話すわけではないけれど、やはり彼女が元気に出席してくれる事はそれだけでも嬉しい。5月の同期会が待たれる。
文面によると、垂水の友人のお見舞いを兼ねてと書いてあった。これを見て「う~ん」と考え込んでしまった。近所の仲良しさんとはもう話し合っている「死の病に倒れたら、お互いに見舞わない」元気な時だけ思い出して欲しいから・・・と。
こんなことは私達が幸いに入院生活の経験が無いから言えることかもしれない、実際に同室の人に見舞い客があって、自分に無いのはたまらなく寂しい事かも知れない、それでもやっぱり、お見舞いは要らない。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
中原の虹 (一) 浅田次郎
この本は(四)迄ある。図書館の順番待ちであるから、次に(二)が手元に来るまでに12人ほどが間にいる。其の本が手元に届く頃には、この(一)に書かれていた事はすっかり忘れているだろう。
浅田さんの「蒼穹の昴(そうきゅうのすばる)」「珍妃の井戸」と言う中国歴史小説を読んでフアンになった。長編好きの私にはたまらない作家でもある。今度も中国の馬賊「張作霖」を中心に据えた物語だ。歴史に疎い私でも「張作霖」の名は知っている。それに絡む日本軍の出てきそうな気配で(一)は終わっている。
沈んだ気持ちも、読み進むうちに全てを忘れ読み終えた。あ~ぁ次が待ち遠しい。
(360回)