ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

エィプリルフール

2007年04月01日 | 思い出話
            マーガレット
         色んな色が出てきましたが
         何といっても白が一番好き

昨夜の雷、「春雷」? 言葉は綺麗ですが、凄まじい音で、長時間鳴っていました。とても近くに感じましたが、神戸のたまちゃんから「恐かった」ってメールが入りましたから、神戸の方でも鳴っていたようです。私はてっきり尼崎に落ちたと思いました。それくらい凄い音でした。

「いたち」も雨宿りに来たようです。何処から入ってくるのか、一階、二階、其の時の好みで入ってきます。ねずみと違って身体が大きいので「どたどた」と走り回ります。天井を棒で突くと、なりを潜めます。「いたち」は益動物(人の役に立つ)だから、みだりに取ってはいけないと聞いたけど、どんな役に立っているの?

          ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

今日はエィプリルフール、軽い楽しいウイットに富だ嘘をついても許される日です。でも近年余り流行?してないように思いますが、若い世代には今も流行っているのでしょうか?

若い頃はどんな嘘で誰を騙そうかと楽しんだものです。やはり対象者は、生真面目な、だまされやすい人です。私は嘘は思いつくのですが、嘘を言うとき、「嘘よ」と顔に出るらしく滅多に成功する事無く見破られていました。

今日は私にとって「母になった記念の日」でもあるのですが、其の年の3月29日に舅の三回忌があり兄弟達が来ておりました。法事を済ませて兄弟はその翌日に帰宅しました。今のように新幹線があるわけでは在りませんから、夜行だったと思います。

翌31日、私は早期破水をしてしまったのです。早速入院という事になり、安静にしていましたが、羊水が減りすぎると母体と赤ちゃんが危ないと言うことで、陣痛が来ない為「陣痛促進剤」の注射をすることになりました。そして4月1日母親になったのです。

兄弟に電話で知らせますと、初めは「エィプリルフール」だと信じてもらえなかったそうです。出産予定日まで10日以上ありましたし、初産は大概遅れるそうですから、まして2日前に会ったばかりですから無理も無いのですが、「私の初産」はエィプリルフールと間違われて、信じて貰えなかったと言うお話です。

今の赤ちゃんは生まれた時から、足は自由に動かせるオムツですが、息子の時は違いました。オムツは腰から足先近くまで、ぴっちりと巻いて動かないようにしたものです。如何してあんなことをしていたのでしょうね。赤ちゃんも窮屈だったと思いますが、其の上、おくるみで又しっかり巻き込みますから、足を動かすことはできません。腕はどうしていたのだろう?やっぱりすっぽり包み込んでいたのでは無いでしょうか?新米の母親は教えられた通りしかできませんもの。

オムツと言えば、其の時オムツを干していた、蛸足の物干し、今はプラスチックですが、当時は金物でしたし、今の蛸足の物より幅が広いんです。それを今でも使っているんです。何と物持ちの良い事と、自分でも感心していますが、1~2センチ幅が広いと言うだけで便利なんです。

当時は出産して一週間ぐらいは目を使う事を禁止されました。字を読んではいけないと、読むつもりだった「源氏物語」(何故この本を選んだのか分からない)を読む事が出来ませんでした。今はお部屋にちゃんとテレビも備え付けてあります。

3日間は寝たっきりで、歩いてトイレに行くのも禁止でした。付添婦さんに世話をしてもらうので、気兼ねで、飲みたい水も出来るだけ我慢しました。今思えばお笑いの様な産後でした。



コメント (6)
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