ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

桜・さくら・サクラ

2007年04月05日 | 思い出話
       武庫之荘駅前のさくらと雪洞と自転車
           綺麗に三役揃い踏み

小学校のサクラが満開で、下を通る私にはらはらと舞い落ちてきました。

私は赤目八十八滝だったと記憶しているのですが、風が吹く度に、目に見える風と言うように流れになって舞い落ちてくる花びら、幻想的でした。行き着くところは滝に続く川面・・・、保津川下りの筏のように流れる様、言葉にならず、見つめていた夕暮れ時。速い流れに乗って下る様、あ~ぁ!これぞ「花筏」。

吉野の奥の千本に行く途中、来し方を振り返りると、眼下に、中の千本の桜が紙ふぶきのように舞い落ちる様も忘れられない光景でした。

和歌山の根来寺、建物の一部を通して、柱と柱の空間から、丁度額縁に入った絵を見るようで、これも夕暮れ時だったと思いますが、墨絵を見るような静かな美しさでした。

去年の下呂の苗代(なわしろ)桜は圧巻でしたね。あの時はバスツアー予定は済んでいたが、桜がまだ綺麗という事で、日延べになっていて見ることが出来ました。想定外の見物でした。声を呑む美しさです。大勢の人が一緒なので良いのですが、もし1人だったら・・・、引き込まれそうで、恐い美しさです。

山科、醍醐寺の桜も見事でした。豊臣秀吉の醍醐の花見で有名な桜です。この桜は丁寧に手入れをされた、良く手入れされた人口の美しさです。古木ですから幹も太いのですが、太い風格のある幹も良いものです。

京都、北山の常照皇寺の「九重桜」も忘れがたいです。山口百恵さんが双子の役をした「古都」を撮影したお寺。北山の山奥にあるが(市町村名変更で京都市になったらしい)、もし此処がもう少し町に近ければ大変な人出になるだろうと言われていた。「御車返しの桜」と言うのもあり、時期をずらして咲く。私は丁度「九重桜」の満開時に行き合わせたから、「御車返しの桜」はまだチラホラ咲きだった。
あまりの綺麗さにあやこさんに「是非」と勧めてご夫妻とお義姉さんと行かれた。

京都、丸山公園の「しだれ桜」の満開時に行き合わせたことがあるが、見事だった。咲く花は案外と時期が短いものが多いので、計画したわけでもないのに、偶然行き合わせたときは、喜びは倍になる。

そうそう、桜ノ宮公園のソメイヨシノを川船から眺めたのもよかったな~。少し斜めに見上げる感じになるので、何時もと又違った面白さがあった。

其のお隣の造幣局の通り抜け、此方も何度か行ったが、此処は八重が主だ。「止まらないでください」と拡声器のおまわりさんにせかされるのが難点かな?

わが市は桜の木が多い。JRの沿線、所々の名も無い公園、先日行った「近松公園」の桜も時期に行った事はないが、写真で見る限りとても綺麗だ。今日の写真の阪急武庫之荘駅周辺も。何しろ、桜の綺麗な場所が多い。

我が故郷「神戸」にもありますよ。須磨浦公園、須磨寺、王子動物園、2.3年前クラス会から行った水道局、其処に行くまでの大倉山の街路に植えられた桜も綺麗だった。

観光地の桜と違って、街中に植えられた桜は平凡なソメイヨシノが多いけれど、桜並木の連続する美しさがある。銘木一本も良いけれど、平凡でも集合の美しさも忘れられない。

今年はまだ行っていないが「さくら夙川駅」の側から南北に伸びる桜のチェーンも捨てがたい。阪急夙川の桜並木の一定の場所で、私は毎年写真を撮っている。唯此処は、木の下でバーベキュウをしたり、宴会の人が増えて、見るだけの私達には一寸騒がしいばかりの場所になりつつある。

今年も桜の追っかけをしようかな~。

コメント (2)
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