ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

国際放送

2007年04月04日 | テレビから
        庭で春を告げる一番花のはずが
         去年、今年と咲きません
       僅かに10輪ばかりで、葉が出ます
      公園で満開の「連翹」を見つけました

当地の桜も満開に近いです。「花冷え」所か「花凍り」状態にも桜は凛と咲いています。今年の入学式は「葉桜」かもしれませんね。

今度のビデオはテープではないので幾らでも取り置きできるというので、見たいと思うものをどんどん取り込んでおりますが、中々見る機会がありません。

一つ見てみようと取り出したのが、テレビの国際放送についてでした。国際放送といえば、主人の従兄弟の娘さんが(何語だったか忘れましたが)NHKの衛星放送でニュースキャスターをしていると聞いていましたが、それくらいの知識しかありませんでした。

所が、今、中国(CCTV9)では「国際放送に力を入れているようです。それには色々の思惑があり、着々と其の成果を上げているようです。それでも国際放送の先端を走っているアメリカのCNN,イギリスのBBCからは日本、中国は一周遅れの放送力だそうです。

テレビを通して中国を知って興味を持ってもらう。中国放送を見た子供たちも中国語に興味を示していました。映像を送るという事は思想だけではなく、今の中国のファッションや生活も見せるわけで、親近感を得られる。

東南アジアの小さな島々は中国と台湾派にわかれている。其の取り込みも目的の一つらしい。台湾派の国にも中国が国力で電波の流れを人工衛生を使い、電波を受けるパラボラアンテナ(最低2.5m入るらしい、おおきいものは6m)を立て、放送局を借りて各家庭に送るシステムで中国を知ってもらい、自国に引き寄せようとしている。又アジアで起こった事を中国が如何感じ考えているかを知ってもらう。国際競争力を高めようとしている。

アジアだけではなく、中国は今、アフリカに目を向けていて、経済援助もしている。其の見返りは石油などのアフリカの持つ資源である。中国を理解してもらう為、国際競争力で優位に立つため、巧みに国際放送を利用している。

日本が国連の常任国に入れなかったのはアフリカの賛同が得られなかったのも一因、其処には中国の力も感じられると言う。

中国と言う国は強かである。この度も日本との協力を固める為の交渉事項を持って来るらしいが、其の見返りとして「拉致問題の解決に協力する」と言っていたが、
あの笑顔の下にぺろりと舌を出した顔が隠されているのではないの?日本の協力が欲しい時だけの笑顔じゃないの?

日本は中国に比べればお人よしである、と言うよりも子供である。「良い子だね、良い子だね」と騙されないように。其の点アメリカは開放的だからまだ付き合いやすいかもしれないが、中国とのお付き合いは、まず何か隠されているものは無いかと疑ってみる事から初めて良いような気がする。ソ連が分解した今、巨大国はアメリカと中国だもの。人口からいえばダントツ中国だもの。しれ~とやりたいことをやる中国、用心に越した事は無い。

日本の外交って、如何なんでしょうね。下手なんでしょうね。物言わぬ外交かな~。何故言わないの?「あ・うんの呼吸」なんって世界には通じない。自国の考えを知ってもらわなければ、相手のことも分からないんじゃない?

国際放送の話を聞いていて、国際放送で自国のものの考えや、現在の生活を見せる事は、一種の高度のブログの様な物だな~と思った。日本の国際放送局にも沢山の国からコメントが返ってきているようだし・・・。



コメント
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