ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

再び「インフィオレータ」

2007年04月28日 | 一寸そこまで
            フィオラ(題名)
    妖精の出てくる絵で有名な「永田萠」さんデザイン
          北野町に「萠の館」がある

昨夜の天気予報では「傘をもって出た方が・・・」と言う事だったが、今朝は良いお天気。今日は西宮の大谷美術館と2本立ての予定です。どちらを先にと考えたが、天気予報の言葉が頭に残っていたので、美術館は雨でも良いが、此方は野天なので神戸を先にした。

観光案内二立寄ったら「絵は昼頃完成の予定です」と言うではありませんか、それまで2時間以上あります。西宮に行くには、半分戻って、又此処に戻ってこなければなりません。「元町の方をブラブラしよか」と言う事になりました。

何時も通る本通りではなく一筋入った道を歩いてみました。こんな所にこんなお店があって、商売になるの?私の知らない神戸がありました。「ゆっくり歩くのもいいもんやな」と主人。何時もせかせか歩くのは誰ですか?私はゆったり派ですよ。過っては、あっという間に姿が見えなくなって、探すのに一苦労でした。今はお互いに携帯を持っていますから、其の点安心で私は悠々とウインドウショッピングが出来ます。

三宮神社周辺に震災で倒れるまであった小料理屋さんの跡を探してみました。周りが変わってしまうと人間の記憶なんて頼りないものです。2人の記憶を寄せ集めてやっとみつけました。其処は更地のままでした。

南京町は相変わらずの人出です。途中から元町に出て、何時も買うパイプタバコを買い、そろそろ現地に向かう為に北に進路を取りました。此方も始めての道を選んで歩きました。だんだん人が増えてきて現場が近い事を感じました。

11時半です。小腹も空いてきた事だし、食べてから見るか、見てから食べるか、見てから食べるに軍配が上りました。

北野町に着きました。12面の絵はまだ書き終えて居ないものが半分以上です。図案は一般公募されたものだそうです。

今日の写真の「永田萠さんのフィオラ」の図案が花絵に相応しい単純さと色の大胆さも加わって一番見やすかったです。何しろ少し坂とはいえ大きな絵を見るのですから、他の図柄のようにちまちまと描かれると、何を描いてあるのか解りづらい。

色は天然色、チューリップですから鮮やかで良いのですが、見る位置を少しでも高くしてもらえれば全体が見えて満足なんですが・・・。大きい上にごちゃごちゃとした図案故に、先日見た「アジサイ通り」の方が全体を見ると言う点では良かったように思う。

脇ではボランティアの人がお弁当を食べているので、それを見ると余計にお腹が空いてきた。来る道で私がよく行っていたお店があったので、其処で食べる事にした。随分歩いてきたらしく、其の店に着くまでに距離があった。「まだか?お腹ひくひくしてるで~」「私かって、そやさかい先食べようゆうたのに」お腹が空きすぎて、頭の回転が悪くなっていて、自分がどの辺りに居るのかが解らなくなって来た。必死に血を頭に集めて見つけ出した。

何時もの通り、主人の好きな焼き飯と私の好きな焼きぞばを注文。よせば良いのに「五目焼き飯と焼きそば」を注文したものだから、出てきたお皿に溢れんばかりの量を見て吃驚した。「歩いた後やからどうにか食べられるが、普通やったら食べられへんで~」2人で気張って食べた。美味しかったかど、もうこの量は食べられないな~と思った。やっぱり油ものは胃に堪える年齢に達したようです。

満腹と疲れで西宮は又日を改めることにした。此方も又行き先は一日1か所の体力になったようです。
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