穴にハマったアリスたち

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(第6話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、いろはとケンカする」感想

2024年03月10日 | わんだふるぷりきゅあ!
猫屋敷さんが黙々と何かを作成なさり始めた。多分お返しのプレゼント。
一歩一歩に1話を費やしながらも、着実に前進していらっしゃる。
犬飼さんにたどり着くのが、一体いつのことになるかは分かりませんが。

■(第6話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、いろはとケンカする」感想

こむぎさんが拗ねました。支給された玩具が不良品だったので。
呼びかけても振り回してもうんともすんとも言わない。バンダイ様も酷なことをなさる。

現状では動作不良の原因は皆目不明。
ピンチにすら反応せず。挙句には消滅した時の絶望顔といったらもう。
こむぎさん本人にそれほど悪い点が見られないだけに、どうにもこうにも厳しいです。

例えば「世界を救う」的使命感は欠落している。が、プリキュアがそこを重視するとはちょっと思いづらい。
地球のため皆のため。それもいいけど忘れちゃいけないこと、あるんじゃないの?

少し話はそれますが、今のままだとこむぎさんは学校には通えない。
人の姿になってこれからはずっと一緒!と盛り上がってはいたものの、実際のところそれほど大きくは変わらないのかもしれない。
なまじ人の姿であるからこそ、「できないこと」「二人の違い」を突き付けられるようにも思う。

犬飼さんもおっしゃったように、言葉を話せるようになったことで、かえって分かり合えない部分も出てきた。
これまでも兎山くんや猫屋敷さん、メエメエ等、会話できるのに意思疎通がうまくいっていない描写が頻出しています。
言葉のせいで想いが伝わらない…というより、分かったつもりで勝手に思い込んでいた誤解が、言葉を使うことにより表面化したというべきか。

こむぎさんが置かれた状況は、かなりきつい。
思い出の品にして信頼の象徴のリードは、訳の分からん展開で失われ。代わりにやってきた玩具は自分だけ使えず。
更には百獣の王にビビッて、犬飼さんとの「一緒」を自ら放棄。挙句には危機にすら晒してしまった。

ここから家出をするのは極端な気もしますが、何せ犬です。
勝手なイメージでいうなら、犬はいかにも「役に立てなかった」を気にしそうに思う。ネコやウサギではこうはいかない。

次回でどうやって解決するのか、さっぱり分かりません。
「ないものはない」「分からないものは分からない」が事実その通りではあるのだけど、こむぎさんがこれを『理解』するとはどんな状況だろう?
うん、そうだね。リードはないもんね。分かった。…は何か違う気がする。

一方で「犬と人は違う」のも厳然たる事実です。犬が人と同じ生活をするのが幸せとも思えない。
同様に「親についていきたい子供」「姉と一緒にいたい妹」等にも置き換えられる。現実として、同じ行動は不可能です。

しかも最終的には(犬飼さんと同じように)タクトを使えるようになるんでしょうから、これまた難しい。
それとも「ワンダフルはタクトを使えない」で行くんだろうか?

怪しげな行動をするユキや大福といい、良い意味で不穏で先が楽しみです。

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