Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

豊田たんす&オーク・ショップ@大須⑥

2013-11-30 00:17:20 | 旅・再発見
大須を訪れた時、そういえば家具屋で手作りで古楽器を作っているという「豊田たんす」店があることを思い出して探したのですがその日は暗くなってしまって見つけられず、次の日の朝に出直しました。勿論、前の晩に正確な場所を検索しておきました。

大須の街には家具店がたくさんあり(今は昔に比べると随分少なくなったというお話でしたが)、裏門前町通りに面して目指すお店はありました。
左が「豊田たんす」右がそこから4軒先にある「oak shop」です。
「豊田たんす」HP⇒こちら
    
開店して間もない時間にお邪魔したせいか、店内は静かでスタッフの方が家具についてそしてまた置かれている古楽器についても丁寧に色々説明して下さりました。
どっしりとして温かみのある素晴らしい家具に囲まれて、楽器作りが趣味だという社長さんの手作りの古楽器がしっくりその雰囲気に溶け込んで置かれていました。
どの楽器も、廃材や端材、粗大ごみから作られたものだそうですが、とてもそうは思えない!!というか、家具屋さんだけに作りが美しくてしっかりしている感じ。とにかく、すごい!!です。
お客様がいない時は好きなだけ弾いていいですよ、とのことで多くの方がこちらを訪れて楽器に触れているとのことでした。素晴らしい!!
それらの方々が置いていく楽譜が楽器の横に山積みで、それも楽しかったです。
どうです?
素晴らしいでしょう?!
弾かせていただきましたが、たいそう弾きやすく、音色もつややかで美しかったです。
      
豊田たんすとオークショップとどちらにも楽器が置かれていますが、オークショップの方が少し多いかな?
左のポルタティフ・オルガン(オルガネット)はオークショップに、右は豊田たんすにあります。
こちらも音色は美しく弾きやすくてまたまた感激~!!
 
豊田たんすに置いてあったオルガン。
どっしりとまたしっかりした作りで、それに似合った重厚な音が出ます。
面白かったのはここに使われているパイプの秘密。
気になる方は実際にお店に足を運んでみて下さい。お話聞いたらきっと驚くと思います
       
左はオークショップにあるオルガン。どうです?いいなぁ~!!
右もオークショップに置かれていたリュート2台。持たせていただいたのですが、とにかく軽い!のに吃驚。
手前のそろばん、ではなくてそのすぐ後ろにあるカーブした薄い板、これを貼り合わせて胴になっています。
          
念願だったこちらのお店を訪ねることができて嬉しかったです。
ずっと説明して下さったスタッフさん、本当にありがとうございました。
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2 コメント

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クラブサン (kon)
2013-12-03 23:29:47
先日バッハコレギウムのG 線上のアリアを聞いて(TVでやってました)古楽器の出す音の美しさに引き込まれました。ハープシコードもいいなぁと思いました。そういえば中学のときの音楽の先生はクラブサンといってたなぁと思い出しました。(笑)家具やさんが作ってらっしゃるなんて!!!すごいですね。この情報は娘にも教えてあげたいです。
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konさま~♪ (rubicone)
2013-12-03 23:57:30
こんばんは~☆
古楽器、いいですよねっ!!
英語はハープシコード、仏語でクラブサン、そして伊語ではチェンバロ、呼び名が違うだけでみんな同じ楽器なのが面白いですよね。ピアノはどこでもピアノなのに
>この情報は娘にも教えてあげたいです。
是非是非!!家具も古楽器も素敵です!!(木曜定休)
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