気付くと今日2月3日は「節分」明日は「立春」、ということで鬼の本をば・・・
月刊「たくさんのふしぎ」1987年2月号『鬼が出た』(大西広:文/梶山俊夫:絵)
左の裏表紙は天地を逆にするとあら、不思議!別の鬼の顔が現れる。
・・んじゃ、やってみようっと!(道外上下見之図)
この本は現在、福音館書店「たくさんのふしぎ傑作選」に入っています。
*「鬼が出た」
この本に掲載されている古い鬼の図を見ていると、如何に鬼が人のそば近くにいて怖れられていたかを感じるとともに、その鬼の存在を人間は外的にだけでなく自分の内に持っていることを自覚していたのだなあ~、と感ずる。だって鬼を使った漢字っていっぱいあるもの、ぱっと思いつくだけで魂、魔法の魔、魅力の魅・・。
「おに」という日本語は、大むかしは「かくれているもの」という意味だったそうで、世の中何が怖いといって、目に見えないものが一番怖いというという説明には思わず「なるほど~!」
鬼の世界地図、なんてのもあって日本だけに限らず人と鬼との密接な関係に思いを馳せることもできる。
では、ついでに(といっちゃあ、何ですが・・・)「アフガニスタン」展で出会った彼の地の鬼、「魔衆」頭部(絵葉書)
月刊「たくさんのふしぎ」1987年2月号『鬼が出た』(大西広:文/梶山俊夫:絵)
左の裏表紙は天地を逆にするとあら、不思議!別の鬼の顔が現れる。
・・んじゃ、やってみようっと!(道外上下見之図)
この本は現在、福音館書店「たくさんのふしぎ傑作選」に入っています。
*「鬼が出た」
この本に掲載されている古い鬼の図を見ていると、如何に鬼が人のそば近くにいて怖れられていたかを感じるとともに、その鬼の存在を人間は外的にだけでなく自分の内に持っていることを自覚していたのだなあ~、と感ずる。だって鬼を使った漢字っていっぱいあるもの、ぱっと思いつくだけで魂、魔法の魔、魅力の魅・・。
「おに」という日本語は、大むかしは「かくれているもの」という意味だったそうで、世の中何が怖いといって、目に見えないものが一番怖いというという説明には思わず「なるほど~!」
鬼の世界地図、なんてのもあって日本だけに限らず人と鬼との密接な関係に思いを馳せることもできる。
では、ついでに(といっちゃあ、何ですが・・・)「アフガニスタン」展で出会った彼の地の鬼、「魔衆」頭部(絵葉書)
なんか今冬は、節分→立春ときいてもその暖かさで今一つ、ピンと来ない気がしますね。鬼も「あったかいなあ~」なんて言ってるかも
子供たちが未だ小さい頃は、節分の日は豆まきをしたりと、いろいろ楽しい行事が盛りだくさんでした。
でも、最近は365日のうちの単なる1日に過ぎません。
何か、からっとしているのが国民性の違いでしょうか?
>頭につける三角△
そうだっ!!キョンシーは、黄色の細長~くて、朱い色で字が書いてある紙を額にくっつけて、ピョンピョン足そろえて跳んでましたっけ!!
日本では、死ぬと秦広王に裁かれるのは中国と同じだけど、その後に、湿っぽい賽の河原、三途の川が待ってますが、中国ではそういうのがないみたいでした。あと頭につける三角△は、日本オリジナルみたいです。
台湾の鬼さんと比べると、その違いが際立って、いや、興味深いです!!
私事ですが、ともたびんちで台湾の地獄特集を始めまして、これから鬼がたくさん出てくる予定なんですが、顔の色がド派手だし、ちっとも怖くなくて、むしろかわいいのが気に入っております。
鬼を感じる時って、でも、ありません?
豆まきで自分の中に居る「泣き虫、弱虫、意地悪な虫」を退治するんだ、って。
未だに、鬼を追い出せないでいる、私...
自分の内なる「鬼」…うーん、ふかいっ!