豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

北の国から

2002-06-24 15:28:57 | 海外旅行
6月24日(月)晴時々雨 

   北の国から

2:00よりオリビア号はフィヨルドに船首を向けた。8:00ガイランゲル・フィヨルドの小さな港町の沖で投錨。フィヨルド・クルーズのため今日は休診だ。
9:00-14:00乗客500人がテンダーボートで上陸。1人10ドル。ウクライナ側の収入になる。400人以上の参加者があったらしい。僕とN遠藤は指詰め事故に備えて船内待機。N武田は身障者や老人に付き添って上陸した。陸での自由時間は45分間。こんな所で上陸する意味が良く理解できない。それよりもテンダーボートで更にフィヨルド内部に進むのが良かろうに。奥に進むほど両岸は狭くかつ高くなり、雄大さも増すはずだ。それでも初めてフィヨルドを見る乗客たちは大いに感激していた。「ガイランゲルに牧師は要らない。フィヨルドが神の言葉を語るから(ビヨルソン)」笑いながら、泣きながら抱き合っている人々。今航海の目玉は、タワー・ブリッジとフィヨルドだ。夕方PB責任者の中原が甲板で生ビールを飲みながら幾筋もの滝を見上げていた。今日は涙ぐんではいなかった。
17:00船内の美容室へ。ウクライナ人の女性美容師が15分足らずはさみを振るい、10ドル。カットしすぎたのか襟足が寒い。しまった!カリブ海に入ってから散髪すべきであった。後悔先にたたず。
夕食後は「北の国から」お涙頂戴映画。舞台はもちろん富良野。ユミのお気に入りの地で、バイクやジープで何度も訪れた。こちらの物語のほうがもっと涙を誘おうってものだ。
今朝は2:00にはもう明るくなっていた。そして23:30現在太陽は北西に輝いている。オリビア号は北上を続け、明日には北極圏に入る。多分明日は完全な白夜であろう。

読書:「社会科学入門」高島善哉

映画:「北の国から・初恋」
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