6月27日(火)晴
岡山県総社市の標高397mの鬼城山に築かれた日本の古代山城。「日本100名城」の1つで、大和朝廷によって国の防衛のために築かれたとされる。すり鉢を伏せた形の山容の7〜9合目の外周を、城壁が鉢巻状に2.8㎞に渡って巡る。城壁で囲まれた城内の面積は約30ha。城壁は土塁が主体で、城門4か所・角楼・水門6か所などで構成される。民話「桃太郎」のモチーフともいわれる伝説では、ここを拠点に乱暴狼藉を働いていた鬼の温羅(うら)を、朝廷から派遣された吉備津彦命(きびつひこのみこと)が退治したという。