lens, align.

Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

rubbish talk_16.

2011-07-02 14:49:42 | Science
□ 量子力学におけるコペンハーゲン解釈と多世界解釈の差異は、確率支配下にある、あらゆる事象の可能性の決定論的分岐を、波動関数の収束の前に置くか、その後ろに置くかという問題でしかない。

そして、あらゆる可能性が試行される宇宙において、自身が「何故ここにいるのか」、事象が取り得ない『ルート』があるかどうかということ。これが「世界の形が何であるか」という宇宙幾何の扱う問題となる。


決定論(determinism)とは、いわば宇宙の相転移が、それぞれの事象の確率ごとに与えられる平行宇宙のパラメータに依存していることを示すものである。可能性の低い事柄は、ある世界では可能性の高い事柄として顕現する。或はどこかでリアリティを共有し、連結しているのかもしれない。




□ 主観というパースペクティブにおいて、無限遠にあるものは全ての中心へと収束していく。重力とは、それらに分け入っていく対象を包含して相互作用し、存在の影響を伝播する現象に他ならない。




□ 生命の意識、とりわけ「知性」という対象は、「我々が何者であるか」という真性への、忘却の地平に立脚しているものだ。そして「恋」という感情もまた、生命事象としての己の真性を求め、生化学反応によって構築される高度な記号体系に突き動かされる、「複雑事象の可能性」たる生命個体の確率機械としての一平面を為している。

そして伴侶を求めるということは、利己と他己の帰属するシステムにおいて、自身の振る舞いの秩序だった未来の確約を希求することであり、そのオーダーこそが、カオスに遡行する彼らの価値観と意味を生じる。




□ 地球上の大部分の生命体は、その代謝エネルギーの供給源を太陽に依存しているが、言い換えれば地球上で手に入る殆どの自然エネルギーとは、搾取体としての人類の活性も含めて、太陽に由来するものなのである。







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