□ Celebrating 20 years of ENIGMA :
Create "ENIGMA'S SOCIAL SONG'' together with Michael Cretu!!!
>> http://www.enigmasocialsong.com/
>> http://www.enigmaspace.com/
Enigmaの歴史的アルバム"MCMXC a.D."が発表されて20周年。
この節目を記念して、世界中のファンとの結びつきを強めるべく、Michael CretuがENIGMAの曲作りをSocial Innovationの形式で一般人と行うプロジェクト、"Enigma's Social Song"が立ち上げられました。
ちなみに、先日公開されたCretuの新モバイル・スタジオ、"Merlin"を用いた処女作となるとのこと。詳オフィシャル・サイトにて要項と仔細に渡る条件が明示されていますが、それぞれに期日が設けられた3つのプロセスを以下に要約すると、
Stage1: ヴォーカルの公募 (残り40日)
"Social Song"の核となる歌声。
あなた自身、あるいは知人のボーカルをyoutubeにアップロードします。(※ youtubeアカウントが必要)。あるいは、そうして投稿されたVideoの中から、あなたが気に入ったものに投票することが出来ます。
クレトゥはまた、世界各国のフォークロア、民族的なフレーズも強く求めていると加えていて、『ストレンジなほど良い』とか。もちろん著作権の発生するフレーズは禁止しているとのこと。
Stage2: トラックの選定 (11/16-)
上記の投票結果に基づいて、クレトゥが3つの異なるアレンジを施したベーシック・デモを作曲。ファンがこれらの内から、起用したい楽曲を投票によって選択します。更に、リード楽器などの変更も要望できるなど、曲の細かい部分について意志を反映できるようになるとか。
Stage3: Mixの決定 (12/14-)
以上のプロセスを踏まえ、最終的なミックスを決定します。
完成した楽曲は"Social Song"、つまり利用するユーザ全てに共有されるものとなり、フリーダウンロード・トラックとして公開されます。
電子版ブックレットには、ボーカルを提供した人々の名前が全てクレジットされる他、投票や意見交換を行ったユーザもリストされる予定。
これが3つのプロセスですが、意外と短期間のレスポンスで製作されるようで、ファンのみならず、様々なバックグラウンドを有する新規カスタマーの心理もキャッチしやすいですね。
以前の"Art Work"プロジェクトに引き続き、Enigmaのプロデュース・チームがネットを利用したプロモーションに乗り出して、クレトゥ自身が最大限の協力を惜しまないのは、もちろん、この20年間Enigmaを支え続けて来たファンへの感謝であると同時に、当時は『謎』に包まれたコンセプトとして発足したENIGMAの美学と哲学の追求が、今は彼自身の驚嘆と共に、世界中の人々を結びつける「音楽の魔力」の謎へと向けられているからなのかもしれません。
enigmaの作品にファン個人が参加できるなんて嬉しいです。
英語が堪能ならばもっと積極的に参加するんですけど、生憎・・・・。