>> http://www.message-movie.jp
『メッセージ (arrival)』、テーマに擬えて非線形な物語構造を叙述トリックによって表現している映画。重大な意味を持つモンタージュ場面の数々は、Johann Johanssonの劇中音楽の為にあしらわれたかのようにセンチメンタル。ヘプタポッドの全容はベクシンスキーを思わせる。
Johann Johannssonの作曲した『メッセージ(arrival)』の劇伴コーラスは、Paul Hillier率いるTheatre of Voices。技法がMeredith Monkを彷彿とさせる。モンクも未来視を扱った映画Book of Daysの音楽を手がけている。
□ Max Richter - On the Nature of Daylight
因みに映画『メッセージ』の主題曲はJohann Johannssonによるものではなく、同じポストクラシカル畑のマックス・リヒターの代表曲が引用されてる。
□ Jóhann Jóhannsson // Fordlândia
近年の映画音楽からJóhann Jóhannssonを知った人達には、ぜひ彼の現代音楽家としての最高傑作Fordlandiaを推したい。科学哲学は定番のテーマ。
↓数年前にブログに書いたレビュー。
□ lens, align.: Jóhann Jóhannsson / "Fordlândia" Review.
>> http://blog.goo.ne.jp/razoralign/e/004a416b9975f6d13d47e2abcbb91420