ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

甘夏のチーズケーキの歩み

2011年05月09日 | デザートの話

Photo 狭い厨房をあっちに行ったりこっちに行ったりしながらチーズケーキを仕込むクアトロの父。
まずは、秤を取り出すのに一歩。
ゼラチンを取り出すのに一歩、ゼラチンを水でふやかしておく、そしてゼラチンを仕舞うのに一歩。
牛乳とレモンと塩を用意するのに三歩、塩を仕舞うのに一歩。
振り向いて牛乳を火に掛けるのには、向き直るだけだから零歩、リコッタチーズを作る。
バターとクッキーで生地を作るのに、あっち行ってこっち行って十歩。
火に掛けた牛乳を漉してリコッタチーズを仕上げるのに三歩。
リコッタチーズなどが冷めるのを待つ間は他の仕事。
リコッタチーズが冷めるとヨーグルトと砂糖と甘夏のマーマレード、レモンに生クリームを準備するのに八歩。
ゼラチンを溶かすのに二歩。
それぞれの材料を混ぜ合わすのは零歩だ。
出来上がったチーズケーキを冷蔵庫にしまうのに三歩。
フーとため息をつくのに零歩。
片付けには、十歩。
合計でおおよそ43歩で甘夏のチーズケーキの完成だ。

先日、ばあさんに万歩計を借りて仕事中の歩数を計ってみた。
少し忙しい日で、営業中だけで一万歩だったクアトロの父。
チーズケーキの43歩はさほどの作業ではないのだろうか。

それぞれの分量に興味のある方はお申し付けください。
窓際の席の方だったら六歩。
カウンターのお客様は零歩。

コメント
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