ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

初夏の味覚~サンマルツァーノ

2014年06月28日 | 食材の話

Photo 古代都市ポンペイを飲み込んだヴェスヴィオ火山の大噴火。
その後ナポリ近郊は火山灰に覆われてしまう。
荒れ果てたその光景に天上のキリストは涙する。
その涙の落ちたところからブドウが育ちワインが出来た。
そのワインが「ラクリマ・クリスティ」というワインである。
キリストの涙という名のワインだ。
キリストの涙から生まれたのはワインだけだったのだろうか。
ヴェスヴィオ火山の麓にあるサンマルツァーノの町にもキリストの涙はあったのだ。
細長いナスのような形のトマト、サンマルツァーノである。
このトマトから作られるトマトソースもナポリの民を救うのだった。
そのサンマルツァーノ種のトマトが豊四季の土地にも現れた。
育てたのは、こだわりの野菜農家石川ファームである。
そしてクアトロでトマトソースになり、製品化され売り出される。
その名は「ポモドーロ・プレミアム」である。
「ラクリマ・クアトロ」クアトロの涙とも呼べる傑作パスタなのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする