ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

8周年のオルトラーナ

2014年03月06日 | パスタの話

Photo_2 パスタのメニュー名には職業になぞったものが多い。
“オルトラーナ”は、八百屋風である。
野菜たっぷりのパスタで、クアトロの季節野菜のスパゲッティのことである。
“ペスカトーレ”は、漁師風である。
魚介たっぷりのパスタのことである。
“プッタネスカ”は、娼婦風である。
オリーブとケッパーを使ったところがポイントで、このパスタはクセになる美味しさであり、娼婦風とはよくぞ言い当てたものである。
“ボスカイオーラ”は、きこり風である。
ツナときのこのパスタである。きこりは保存食のツナ缶を常備しているらしい。
“カルボナーラ”は、炭焼き風である。
仕上げにかける黒コショウが炭の粉をかけたように見えるからとも云われる。
そして、クアトロ8周年企画の第一弾は、スパゲッティ・オルトラーナ。
八百屋風だが、八百屋さんがこのパスタやを食べているかどうかは不明だ。
クアトロが開店準備の時、このパスタをクアトロの看板メニューにしようと考えていた。
いっそ、スパゲッティ・クアトロ・スタジオーネと云う名前にしようかとも考えた。
ヘルシーでボリュームがあり、季節感を感じられるこのメニューは、クアトロの看板メニューにふさわしいと思える。
しかし、オルトラーナもスパゲッティ・クアトロ・スタジオーネもお客さまに解りづらいので、季節のスパゲッティという商品名になったが、このメニューは狙い通りクアトロの看板メニューになった。
クアトロを知るにはまずこのパスタを食べよう。

コメント
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