ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

カリピノを味わう

2013年12月08日 | ワインの話

Photo 新しい環境にも適応し、友達を作るのは上手だ。
それでも、自分の価値観は曲げない。
世界中の土壌にも適応し、他品種とのブレンドでもその個性はしっかりと主張できる。
そんな風に力強いカベルネ・ソーヴィニヨン。
新しい環境では実力が発揮できず、人付き合いが苦手だ。
それでも芯のしっかりとした性格を持っている。
フランス・ブルゴーニュ以外では際だったワインが出来ず、他品種とのブレンドには適さない。
そんな風にとても繊細なピノ・ノアール。

まさしくカベルネ・ソーヴィニヨンのような性格の人。

まさしくピノ・ノアールのような性格の人。

カベルネ・ソーヴィニヨンのように生きたいと思っていても、実はピノ・ノアールのような弱さをもっている人。

ピノ・ノアールのように繊細かと思っていると、以外とカベルネ・ソーヴィニヨンのように力強い人。

人の性格もこの四種類ではないかとクアトロの父は思うのだが・・・。

クアトロの今日のおすすめワインは、カリフォルニアに根付いたピノ・ノアール。
ロバート・モンダヴィのプライベート・セレクションのピノ・ノアール。
カリフォルニアのピノ・ノアールはカリピノと呼ばれ、カリピノはブルゴーニュを超えたとさえ云われるようになっている。

新しい土地でもしっかりと適応し、しかも繊細なカリピノ。
かくありなんと思う。

コメント
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