ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

成田山の御利益

2010年06月16日 | 雑学の話

Photo_3 今日は成田のショッピングセンターにあるワインショップに出かけてみた。
ついでに成田山に参拝をする。
ここ成田山は、柏にある布施弁天とはライバル関係にある。関東一円に勢力を誇っていた平将門だが、この将門の武運を祈ったのが布施弁天であり、将門を掃討すべく天皇家が勅願所としたのが成田山である。将門が天皇家に敗れることとはなるが、関東の民の将門への信仰は厚く、江戸時代までは布施弁天の方が大いに栄えていた。
水戸街道から少しそれて布施弁天に参拝するのは、江戸時代の定番であり、水戸のご老公も立ち寄ったことだろう。
しかし明治政府となると天皇家は成田山を贔屓にする。新勝寺として戦争への必勝祈願に使われる。
そして現在、布施弁天と成田山新勝寺はライバルとも思われない人気の差がある。
柏市民として、成田山にお参りするのははばかれたが、この成田山の不動明王は劔を持っているのがシンボルであることからか、包丁を使う料理人の信仰も厚い。
古い因縁は忘れ、商売繁盛を祈願し、100円のお賽銭を投げ入れたクアトロの父である。この潔さは将門の血をもしや引いているのだろうか。
参拝の後には、良さそうなワインやお酒を購入したクアトロの父に成田山の御利益はありやなしや。

コメント
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