滅多に見かけない丸彫り立像の薬師如来石仏です。
白毫寺への参道手前、私設駐車場の片隅に掘立て小屋の様な簡素なコンクリートブロックの覆屋があり、その中に祀られて居る。
石塔の四方仏や十二神将の中尊としての薬師如来坐像は良く見かけるが、単尊で尚且つ立像の薬師石仏は殆ど見かけない。
石仏は見慣れぬ方形の二重蓮台に立ち、円頭光をもつ丸彫り立像・・・・しかしなんの解説板もなく詳細は一切不明。
像高およそ120cm程、右手肩先で施無畏印、左手は胸元で薬壺を抱く。
どのようないきさつでここに祀られて居るのか不明ですが、隣には江戸時代中期の庚申塔も同居している。
さりとてこの薬師石仏は、それ程新しいものでは無い。
撮影2013.3.7