散歩がてらの集落で見掛けた地蔵石仏。
見た感じ、それ程それ程新しいものでは無く、充分中世仏の範疇に入りそうなのでひとまずここにUPしておきます。
京田辺市の北端、大住の岡村集落「来迎寺」のブロック塀に簡素な地蔵堂が有り、その中に安置された地蔵石仏。
地蔵石仏は舟形光背の頂部を欠損、おまけに蓮台上足元で断裂、痛々しいお姿です。
像高約1m足らず、断裂してるとは言え、古式な二重蓮台に立つ定形地蔵立像。
風化摩耗が進み尊顔も覚付きませんが、にこやかに微笑んでいるようにも見えます。
永らく地中にでも埋まって居たのでしょうか?、赤錆色が染み付いて居ます。
この石仏に関するデーターは何一つ見つかりませんが、少なくとも全体から受ける印象では室町期以前の造立では無いでしょうか??
撮影2013.3.10