昨日と同じ黒田の集落にもう一つ残って居た葦葺き民家。
この地は大河ドラマの主人公、黒田官兵衛に繋がる黒田家始祖の出自、御廟所もあることで一躍脚光を浴びたという。
そんな城館蹟だとされる集会所に直ぐ近く、この葦葺き民家が建っている。
湖北型入母屋、妻入りで正面を道路に向け、広い前庭を持ち向かって庭の右脇は白壁土蔵を配して居る。
上級農家風佇まいだが現在は勤め人なのだろうか?玄関口や納屋蔵の周りにもそれらしき気配は感じられず、玄関周りも小奇麗に整頓されている。
下屋の瓦も葦葺き屋根も、葺き替えて間も無いのだろう?・まだまだ端正な姿を保って居る。
撮影2015.5.26