愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

慶尚北道慶州市 南山茸長寺谷三層石塔

2011年10月24日 | 韓国 石仏:史跡他

石塔となると石仏よりも解らない僕ですが余りにも見事な景観にあり、素人目の僕にもその端麗さは充分に解る三層石塔です。

前回紹介の石仏より再度ロープ使ってよじ登った岩山、他には何も無いの岩盤に孤立、屹立しています。

岩盤を直接基壇に見立て上層基壇を設けその上に三層の塔身部と屋根を乗せている。

とりわけ特徴的な装飾や彫り物が有るわけでもないこの三層石塔は、新羅の石塔としては小振りな高さ約4.5m。

それにしても見事な景観の中にあって、慶州南山の代表的な仏教遺跡として必ず登場するほどです。

岩山に松林、眼下に広がる慶州郊外の黄金に色づいた里山風情。

9世紀統一新羅の造立、1200年もの間風雪と共にこの場所で建ち続けていたのだろう。

撮影2011.10.2

場所