橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

美濃路を歩く その12(国府宮)

2015-02-16 | 街道を歩く

【尾張大国霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ)】
尾張大国霊神社は、近くに尾張国の国衙(国府)があったことから、一般には国府宮神社(こうのみやじんじゃ)、国府宮(こうのみや)と呼ばれています。


一の鳥居
ここから、本殿まで約1kmもあります。
しかも、一の鳥居のまわりは田んぼがあるだけ・・・
何でこんなところにあるのか、以前から疑問でしたが、美濃路と接続させていたのですね。
なるほど


長い参道を歩きます。

大きな道は陸橋でパスしちゃいます。
 
 

まだまだ、参道は続きますが、ここらで腹ごしらえを、


 そば松
所在地:愛知県稲沢市国府宮2-2-6
TEL:0587-32-0709
営業時間:11:00~15:00,17:00~20:30(日祝 ~20:00)
定休日:月休

参道脇にある昔からのうどん屋さんといった感じです。
店名よりも大きく書かれた「カレーラーメン」「カレーうどん」が看板メニューのようです。
多の地域ことはわかりませんが、名古屋周辺ではカレーラーメンを提供する店を見かけません。
カレーうどんの美味しい店は良くあるのですが・・・


 カレーラーメン 620円
カレールーを出汁つゆで割ったスープは、きわめてまろやかで飲み干せてしまうほどですが、ほのかにスパイス感があります。
かまぼこ,鶏肉,ねぎ,揚げ,コーンが入ってそば屋のカレーといった感じです。
麺は細麺で柔らかめにゆでてあります。
コシのある太麺ではカレースープを跳ね上げてしまうのでこれは正解だと思います。
寒い季節ですから、すっかり冷え込んでいましたが、
これをいただいて暖まることができました。
ごちそうさまでした。

再び参道に戻ります。


二の鳥居

まだまだ参道は続きます。
 
 

道沿いに気になる建物を発見しました。



 


「中島郡高等小学校」の略なんですね。
なお、中島郡は2005年(平成17)年、祖父江町・平和町が稲沢市に編入することによって消滅しました。


三の鳥居
ようやく、山門が見えてきました。

これ何かわかりますか。
 

「はだか祭り」を見る桟敷席です。
この神社では、毎年旧暦1月13日に執り儺追(なおい)神事行われます。
通称「はだか祭り」とよばれ、厄年の男を中心に、尾張一円から、下帯・白足袋をつけただけの数千の裸男が集まります。かけ声ともみ合いの熱気はすさまじいものがあり、浴びせられる手桶の水も、体熱でたちまち湯煙となるくらいです。


こちらは店舗の上に作られています。


ようやく山門にたどりつきました。


手水舎

境内にも桟敷席が設けられていました。
 


狛犬


拝殿


儺追殿


西の鳥居


【尾張国衙址】
律令時代この地に尾張国の国衙(国府)がおかれていました。
このことから、尾張大国霊神社やこの地域を、国府宮(こうのみや)と呼んでいます。



現在では祠が置かれ、碑が建っているだけです。

この日の旅はこれで終了です。
名鉄「国府宮駅」から、バイクを置いた「新清洲駅」戻ります。
 


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする