橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

岡豊城

2021-03-31 | お城巡り(続日本100名城)
岡豊城(おこうじょう)は、四国の覇者となった長宗我部氏の居城です。


長宗我部元親像

現在、城址の一角には高知県立歴史民俗資料館が置かれています。



高知県立歴史民俗資料館
所在地: 高知県南国市岡豊町八幡1099番地1


残念ながら、耐震工事のため資料館は閉館中でした。


資料館前の駐車場にとめました。


城跡は資料館の上から始まります。


登城前に、山村民家に寄りました。
資料館工事期間中は、ここに続日本100名城のスタンプが設置されています。


訪れたときには「土佐の七雄スタンプラリー」なるイベントが行われていました。
岡豊城址の各ポイントに、戦国時代土佐各地で力をつけた国人のスタンプが置かれているので、これを集めるとプレゼントがもらえるというものです。
せっかくなので、参加することにしました。


二ノ段


このように案内板の脇に「土佐の七雄スタンプラリー」のスタンプが置かれていました。
コロナ禍の折、除菌シートやアルコールスプレーも用意されています。


手渡された小冊子にスタンプを集めてまわりました。


堀切


井戸跡
そこは岩盤ではないため、雨水を貯めていたようです。


詰下段


三ノ段



標高97mの岡豊山の頂上部にあり、岡豊城の中心部となる曲輪です。


詰の建物の礎石跡


石垣


石段


岡豊城祉標柱


四ノ段の虎口


横堀


竪堀


および竪堀にかけられている木橋


伝厩跡曲輪

伝厩跡曲輪からの眺め




一回りするのにちょうど一時間かかりました。
「土佐の七雄スタンプラリー」の賞品として缶バッチをいただきました。



岡豊城は入門用として最適な山城です。
まず、交通アクセスが良いこと。
次に、歩き回るのが比較的容易であり、案内もわかりやすいこと。
たとえば、中高生の遠足や社会見学にも向いている、そんな山城でした。

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朝食はさぬきうどん

2021-03-29 | お城巡り(続日本100名城)
城マニアの私にとって、長く厳しい冬でした。
冬季は山間部に向かう道が積雪・凍結して危険な上、無理してたどり着いたとしても城跡も雪に埋もれては何が何だかわからず、城めぐりには適さない季節です。
さらに今季は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が出され、外出を自粛せざるを得ませんでした。

それでも、事態の沈静化に伴い、近くからと始めようと、桶狭間の合戦関連の史蹟から見て歩きました。
いつでも行ける近所というのは、以外と知らなかったりするもので、新しい発見の連続でした。

さて、緊急事態宣言も解除され、続日本100名城スタンプラリーも再開したいと思います。
で、最初に選んだのは、四国です。
自粛期間中、いろいろ考えてみました。
「遠距離を走行するには夜間割引がお得で、これを適応してもらうためには4:00よりも前に料金所を通過する必要がある。」
「となると洲本城到着は7:00となり、早すぎる!」
「いっそ、四国上陸して、1泊2日で東半分制覇してやろう!」
なんて、計画はふくらんでいきました。


3:30に自宅を出発。
朝に強いジジイにとって、これはどうってことはありません。


今回の供はSRではなく、デミオです。
軟弱者という誹りは甘んじてお受けます。


無事、四国に入り、8:00府中湖PAにて、ちくわ天うどんを食べました。
「意外と四国って近いんだなぁ・・・」と感覚の麻痺した愛知県人は、思うのでした。

このあとさらに足を伸ばして、高知県の岡豊城から今回のお城めぐりは始まります。


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オーディオテクニカ デジタルワイヤレススピーカーシステム AT-SP767XTV

2021-03-27 | AV家電
84歳の母は、近頃、とみに耳が遠くなりました。
そこで、困るのが、テレビの大音量です。
もちろん、一人で見ている分にはどんな大きな音で聞いてもらっても構わないのですが、他の家族がいるとそうはいきません。

我々にちょうどいい音は母にとっては小さすぎます。
逆に母にちょうど良い音は、我々には大きすぎがんがん響きます。

なんとかならんものかと調べたところ、持ち運びできるテレビ用スピーカーがあることを知りました。
試しに購入して使ってみましたら、これがなかなか調子良いです。


今回、購入したのが、オーディオテクニカ製 デジタルワイヤレススピーカーシステム AT-SP767XTV
他にも候補がありましたが、
1)余分な機能が付属せず。操作が簡単なこと。
他モデルには、テレビリモコンやラジオが付属しているものもありましたが、使用するのは機械に弱い八十過ぎのおばあさんであるのですから・・・
2)充電式であり、充電方法が簡単であること。
毎日使いますから・・・
3)デジタル音声出力端子に接続できるもの
この端子使ってませんし、ここに繋いでもスピーカーから音が出ます。
4)適度な大きさ・重さ
ネックスピーカーも考えましたが、きっとどこかに置き忘れたりするのが予想されます。
以上を満たす製品ということでこれを選びました。

取り付けは、コンセントとテレビを繋ぐだけです。
テレビとの接続は、デジタル音声出力端子またはイヤホンジャックと繋ぎます。


使用法は簡単で、取っ手をもって適当な場所に置き、電源ボタンを押すだけです。
本体には音量調節の他、「はっきり音」ボタンがあります。
これは人の声を聞きやすくするボタンです。
たしかに、声は聞こえやすくなりますが、音楽などはとげとげしく感じます。


台座の部分はBluetoothの発信器と充電器の役割をしています。
使用後は、この台座分に置けば充電が始まります。
なお、電源スイッチはテレビ信号が途切れるとOFFになるので切り忘れても安心です。

当初はテレビ音声はいつも通りで使用してみました。
すると、テレビとワイヤレススピーカーの音声にコンマ数秒のずれが生じ、エコーがかかった状態に聞こえました。
そこで、テレビ本体の音声はOFFにして、ワイヤレススピーカーの音声のみを流れるようにしました。
もちろん、ワイヤレススピーカーは母の目の前に置きます。
これがちょうどよく、ことのほか母も喜んで使用しています。
14,000円もしましたが、買って良かったと思っています。

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マツダ3 ミニインプレ

2021-03-25 | 自動車一般
車検の際、デミオの代車としてマツダ3 ファストバックを用意してもらいました。


私はこのボディデザインが大変好きです。
美しさだけでいったら現行の日本車の中で一番じゃないでしょうか。


特に好きなのがこの斜め後ろからの姿です。


乗ってみて意外だったのは、後方視界です。
Cピラーが極太であること、リアガラスの位置が高く斜めであるので、後方視界は悪いと思っていましたが、思ったほどでもなく、さほど苦にはなりませんでした。


普段デミオになれた私には、車高が低いので、乗りにくいです。
ただ、着座位置が低いので、天井の低さは気になりませんし、足元もゆったりしています。
運転席は囲まれ感が強いです。
左肘はセンターコンソールが、右肘はドアの段になっている部分が自然な感じの肘掛けになっています。
どのマツダ車にも共通して言えるのですが、たいして調節しなくても乗車ポジションがすっとなじみます。
他メーカーの車の中には、シートを前後上下、角度、ハンドルの高さ等々を散々いじってもなんかしっくりこない車種もあるのですが・・・

近頃の車には珍しい三連の機械式メーターでとても見やすい・・・と思っていたら、いじっているうちに表示が変わっちゃった。
実は、液晶メーターだったんです。いずれにしろ、昔ながらのメーターがやっぱり見やすいようです。
マツダ車はグレードによりインテリアの質感がかなり違いますので、この点についてはノーコメントとします。


後席の乗り降りは前席以上にしにくいです。


また、足元も狭かったです。
デミオ(現マツダ2)は前席はゆったりしていますが、後席はコンパクトカーで最も狭いです。
これと比べても後席に関しては、たいした違いはないようです。


さすがに、荷室はデミオよりかなり広くなっています。

マツダ3には、4種類のエンジンが用意されていますが、今回お借りしたモデルは最小の1500ccガソリンエンジンです。
この車のウリは、2000ccのガソリン自然着火モデルであるSkyactive Xですから、1500ccなんて動力性能は気にしていませんでした。

たしかに、走り出しはもっさりとしているし、エンジン音もうるさくはないが決して静粛とは言えないレベル。
ただ、トルクフルで使いやすく、「これでも充分だなぁ」とも感じました。
ちなみに、このエンジン、マツダ2にも搭載されていて、その時はディーゼル並みに力があると感じました。
6速ATでしたが、ノーマルモードとスポーツモードに切り替えでき、スポーツモードになると上位のギアに切り替わる回転数が上がって引っ張るようです。
まぁたまにはこれも良いですが、普段はノーマルモードで十分です。

車検から帰ったデミオに乗ってみると、シートは若干小さく感じましたし、やっぱりディーゼルエンジンの音はマツダ3にくらべ大きいです。
いままで気になりませんでしたが、上級車に乗るとわかりますね。

アクセラはファミリーユース向けと思っていましたが、ファストバックを見る限りマツダ3はあまりむかないかなぁないと感じました。

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車検の2日後の話

2021-03-23 | マツダ デミオ
デミオが5年目の車検を迎えました。
半年前に追突されましたデミオですが、後遺症もなく、至って調子よい今日この頃です。
ただ、コロナ禍に伴い、距離走行はあまり延びてはいません。

というわけで、特に問題なく車検も済みました。

車検の2日後の話です。
いつものように仕事を終え、デミオで帰宅する途中、聞き慣れない異音に気がつきました。低い音で、トン・・・トン・・・トン・・・と一定のリズムで聞こえてきます。
ただ音自体は小さく、停止してアイドリング状態になるとかすかに聞こえてきますが、エンジン回転が上がると聞こえません。
ですから、気にしなければ良いのでしょうが、今までに聞いたことのない音なので気になります。

気がついたのが工場の隣だったので、プレス機の音かと思ったのですが、違います。

1kmくらい走っても状況は変わりません。

耳を澄ませてみると、不思議なことに異音の発生間隔は速度に関係なく一定であることに気づきました。
足回りやエンジンに問題があれば、速度が上がるにつれ、トン・・・トン・・・トン・・・の感覚が早くなるはずですが常に一定なのです。

車検前にはこんなことなかったのに・・・
ファンベルトの類いがきちんとはまってないのでしょうか。
オイル量がおかしいのでしょうか。
疑心暗鬼になって、ディーラーを疑ってしまいます。

そんな中、ふと「この音はホントに車からしているのだろうか?」という疑問が湧いてきました。
そこで窓ガラスを下げてみると、なんと前方の車が、重低音ウーハーが響かせているではないですか!
見た目、おとなしそうなセダンだったのでまったく気がつきませんでした。


ということで一件落着

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桶狭間古戦場公園

2021-03-20 | 愛知県
豊明市にある桶狭間古戦場伝説地を後にして、もうひとつの史蹟である名古屋市緑区の桶狭間古戦場公園に向かいました。



桶狭間古戦場公園
所在地: 名古屋市緑区桶狭間北3丁目
一見、住宅地の中のよくある公園です。


中に入ると多くの案内板が目につきました。







馬つなぎの社松(ねず)
今川義元の馬を繋いだといわれる木がこちらにも残っていました。
しかも、豊明側と同じように枯れています。
なお、触れると熱病に罹るとの伝承があるそうです。


石碑も


案内板もあります。


義元の墓


1933(昭和8)年に建立された墓碑


こちらは建立年不明で、「駿公墓碣」と刻まれています。


今川義元戦死之地の碑
尾張から見れば侵略者ですが、仏様になられたわけですから「公」ぐらいつけてもと思ったりもします。


信長と義元の像
どちらも「公」がつけられています。
こうじゃなくっちゃ。


義元像
海道一の弓取りといわれた義元らしく弓をもっています。
ただ、この場合の弓取りとは武士のことを指しており、弓の名人だったかは疑問です。


信長像
あんまり若そうには見えません。


守護大名であり中世貴族的な雰囲気も持つ義元と下克上によってのし上がり積極的に新しいものを取り入れた信長との交代劇は、まさに近世の曙といっても良いかと思います。


江戸時代中期の儒学者 太田錦城による漢詩
「今、荒れ果てた原野の古墳の前にたたずみ、当時を弔う。
ここで、今川の軍勢は、勝利に酔い、武将たちは驕りたかぶっていたので、どして戦いを全うすることが出来ようか。
折から、怪しい風が吹き出して、一天にわかに掻き曇り、日中であるのに暗くなった。それに乗じて、織田の奇兵が攻め、今川の軍はあたかも天から兵が降ってきたかと驚いて、ついに敗北してしまったのである。」
という意味です。


なんとジオラマAR劇場なるものがありました。
信長、義元双方の足取りをイメージした庭園をまわり、要所に置かれたQRコードをスマホにかざすとその解説映像が見ることができるというものです。
残念ながら、この日に限ってスマホを忘れてきてしまい、試すことはできませんでした。


義元公首洗いの泉
義元の首級をこの泉で洗い清めたと言われています。
1986(昭和61)年の区画整理まで清水が豊富に湧き出ていたそうです。
もともと、このあたりは湧き出る水の勢いで水汲み用の桶がくるくる廻っている様子に興味を誘われた旅人が、桶が廻る間の一服とて「桶廻間(おけはざま)」と呼ぶようになったとの言い伝えがあります。


この付近には他にも合戦のいわれがある史蹟や東海道の古い街並み、有松絞りなどみどころもあり、周辺観光については豊明市側より力を入れているようでした。


史標


桶狭間古戦場公園の西は、高台になっていて「おけはざま山」とよばれていました。
住宅地となった現在でも、見晴らしが良いです。




義元本陣跡の碑は、集合住宅の入り口に置かれていました。

公園に戻ると、整備された方から観光案内所があるからと行くことを勧められました。

350m程離れたところに観光案内所がありました。


桶狭間古戦場観光案内所
所在地: 名古屋市緑区桶狭間巻山2037
電話: 052-755-3593
営業時間: 10:00~16:00
休業日: 無休(年末年始休業)

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桶狭間古戦場伝説地

2021-03-17 | 愛知県
桶狭間の戦いに向けて、織田信長の足跡を丹下砦・善照寺砦・中島砦とたどってきました。
また、今川義元が前夜泊まった沓掛城へも足を運びました。
そして、いよいよ満を持して、桶狭間の合戦地へ向かいました。

ところで、桶狭間の合戦地跡は、2箇所あります。
愛知県豊明市にある桶狭間古戦場伝説地と名古屋市緑区の桶狭間古戦場公園です。
もっとも、両者は1.2kmしか離れていないので、この辺り一帯で合戦が起きたと考えて間違いないでしょう。
たまたま、現在では2つの自治体に跨がっているので、史蹟が2つになっちゃいました。

まずは、豊明市側の桶狭間古戦場伝説地へ訪れてみました。
国道1号線沿いにある名鉄中京競馬場駅から南へ100m行ったところにあります。


桶狭間古戦場伝説地
所在地:  愛知県豊明市栄町南舘11


回遊式庭園のように整備されており、いろいろな碑が置かれています。


史跡指定標柱
1938(昭和13)年4月、豊明村は文部大臣から史跡「桶狭間古戦場伝説地」の管理者に指定されました。
これを受けて1941(昭和16)年10月に史跡指定標柱を建立しました。
国の史蹟というのが豊明側のアピールポイントです。


七石表
古戦場伝説地の中で一番古い史跡で、義元以下7名の武将が亡くなった場所を記したものです。
1771(明和8)年に尾張藩士 人見弥衛門・赤林孫七郎により建立されました。








大正天皇の即位を記念して有松町によって建てられた標柱


桶狭弔古碑
1809(文化6)年、津島の神官氷室豊長が建てた記念碑です。
古戦場が放置され荒れ果てていくのを嘆き、その由来を明らかにするとの趣旨が、裏面の碑陰記に記されています。


今川治部大輔義元墓
弔古碑を義元の墓と間違えて手を合わせる人がいたため、1876(明治9)年に建てられたものです。


駒つなぎのねず
義元の馬をつないだとされるねずの木


歌碑
江戸後期の歌人香川景樹は、おのれの歌風を江戸にも広めようと意気込んで出府しましたが、むかえられませんでいた。
失意をいだいての帰途、桶狭間をとおり、義元の気持ちをくみ、自身のこころにひきあてて一首読みました。
「あと問へば昔のときのこゑたてて
松に答ふる風のかなしさ」


道を挟んだ西にある高徳院の境内にも、いくつかの碑が置かれていました。


今川義元仏式の墓
1860(万延元)年に建てられました。
方形の石柱に笠と蓮花弁を模した台座がつく墓塔型式であり、そのため仏式の墓と呼ばれています。


お化け地蔵
1853(嘉永6)年、尾張藩士が建立しました。
それまでは亡霊の現れる話が伝えられていましたが、この地蔵尊の建立により現れなくなったそうです。


徳本の名号
桶狭間の犠牲者を慰霊するため文化文政期の徳本行者が建立したと案内されています。




おまけ
桶狭間古戦場伝説地の近くにある名鉄中京競馬場駅前にあるゴリバーガーにて、ランチをいただきました。


ランチは、好きなハンバーガーにサラダ・スープ・飲み物がついて1000円でした。
このハンバーガーが無茶苦茶大きくて、しかも肉々しておいしかったです。
プラス100円でフライドポテトがつきますが、これは余分でした。
桶狭間古戦場伝説地へ行かれる際には寄ってみてはいかがでしょうか。

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沓掛城

2021-03-14 | お城巡り(その他)
永禄3年5月18日(1560年6月11日)すなわち桶狭間の合戦の前夜、今川義元は前日に沓掛城に入り、(結果的に)最後の軍議を開いたのでした。


現在は沓掛城址公園として整備されています。


沓掛城址公園
所在地: 愛知県豊明市沓掛町東本郷


10台くらいは駐められそうな駐車場があります。
かつては、ここに侍屋敷がありました。


隣接する広場も侍屋敷跡です。


現地案内板


縄張り図


現在の公園案内図
 

案内板の向かいにも解説した碑がありました。


本丸木橋


本丸北側の堀




本丸


井戸



大手門側


案内板


二の丸


本丸と諏訪曲輪を結ぶ木橋

本丸・西側空堀



右手に見える白壁は隣接する慈光寺のものです。


諏訪曲輪


見学時間15分


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戸部蛙(とべかえる)

2021-03-06 | お城巡り(その他)
名古屋市南部にある富部神社に参拝しました。


富部神社
愛知県名古屋市南区呼続4-13-38


由来


鳥居前には3台分の無料駐車場があります。


境内

狛犬




拝殿


参拝した後、社務所に寄って、

郷土玩具の「戸部蛙」を購入しました。




かつて、この近くにあった戸部城に戸部新左衛門という乱暴な武将がいました。
なにしろ、前を横切るものは何でも無礼打ちにしていたそうです。
ある日、1匹のカエルが横切りました。
誰もが斬られると思っいましたが、新左衛門はカエルの跳ぶ速さに心を奪われ、手打ちにしませんでした。
この言い伝えから、「命拾いをして無事にカエル」といった願いを込め、瓦職人が粘土でカエルを作り、売ったのが始まりとされています。


鳥居を入ってすぐ右にある戸部新左衛門墓地移転記念碑


昭和4年に


17代目の御子孫が建てられたもののようです。


富部神社本殿重要文化財指定記念の立派な碑の隣に、


小さな3つの碑が並んでいました。


真ん中に戸部新左衛門の墓


右側には句碑
「ほととぎす 泣いてすぐるや 戸部の城」
ちなみに、作者の小林橘川とは元名古屋市長だそうです。


左には戸部城に関して漢文で記されています。


これらの碑は平成28年に移転されたものですが、それ以前に設置されていた場所も本来の城跡とは違っており、城の遺構はまったく残されていません。

戸部新左衛門が歴史の表舞台に上がったことがあります。
1549(天文18)年、今川義元は織田信広(信長の兄)の守る三河安祥城を攻め、信広を生け捕りにしました。
その際、今川の家臣でもあった戸部新左衛門は和睦成立につとめ、織田家に人質になっていた松平竹千代(後の徳川家康)との信広の人質交換を実現させたのです。

おそらく、勇猛なだけでなく政治力も兼ね添えた武将だったのでしょうね。
それに比べ、織田信長は、まだ若輩だったのでまともに戦っては勝ち目がないと考え、一計を案じます。
戸部新左衛門が織田に寝返っているような偽の手紙を書き、商人に扮した家来に駿河へ持って行かせます。
これを見た義元は怒り、新左衛門を切腹させてしまいました。

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中島砦

2021-03-03 | お城巡り(その他)
永禄3年5月19日(1560年6月12日)、丹下砦に寄った織田信長は、善照寺砦へ移動。今川軍の先陣を確認したのち、多くの旗指物を掲げ、大軍がいるかのように見せつけた後、2,000の兵と共に善照寺砦を発ち、中島砦に移動を開始しました。

これに倣い、私も善照寺砦を後にして、徒歩にて中島砦跡に向かいました。


途中、旧東海道を通りました。
街道の名残を残す建物や昭和の香りがする商店があり見ていて楽しいのですが、新しくできた空き地も点在し、寂しい気持ちにならざるを得ませんでした。


やがて、扇川に突き当たります。


中島砦は扇川とその支流の分岐点あたりにありました。


とある民家の裏に


中島砦
所在地: 愛知県名古屋市緑区鳴海町下中


中島砦は私有地にありますが、所有者のご厚意により自由に見学できます。
よって、感謝の気持ちをもって、ご迷惑がかからないように注意して訪問しましょう。


遺構はとくになく、塚が残されている程度です。


その中に中島城祉の碑が建っていました。


おそらく、この辺りに砦があったのでしょう。


名鉄鳴海駅に戻ってきました。




(鳴海駅)→鳴海城→丹下砦→(成海神社)→善照寺砦→中島砦→(鳴海駅)と徒歩でまわりました。
5.7km、1時間39分の散策でした。

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