橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

知多四国八十八箇所 その30

2013-07-26 | 知多四国八十八箇所巡礼

61番【御嶽山 高讃寺】常滑市西阿野阿野峪71


国道247号線脇に入り口があります。
この右にも道があり、これを利用すれば本堂近くまで車で行くことができますが、ぜひとも参道を歩かれることをお勧めします。


あじさいの季節はもう終わりですが、秋は紅葉・いちょう、春は椿・桜がきっと楽しめます。


山門


鎌倉時代に作られた知多半島最大の木造仁王像


この仁王様、むかし、池の中から引き上げられました。
そこで、62番札所の洞雲寺へ運ぼうとしましたがどうしても動かせません。
ひょっとして、高讃寺の仁王様だと気づき、高讃寺へ運ぶことにしたら、今度は軽く動いたそうです。
もともとは、戦国時代に戦火をのがれて池の中に隠したそうです。


山奥の寺へ来たと錯覚します。
本当は国道沿いなんですけど・・・



お地蔵さん


行基菩薩
引き込まれる迫力があります。
それもそのはず、なんと陶像なんですよ。


本堂
両脇のリュウゼツランが見事


弘法堂

ここには古い奉納額がいくつか掛けてあるのですが、どれも不思議と鮮やかです。


明治45年でもこの色彩を保っています。


62番【御嶽山 洞雲寺】常滑市井戸田町2-37


山門


本堂
ここも蓮の鉢植えが並べてあり、すがすがしい気分になります。


見上げて如来


うちわさぼてん


小さな庚申堂


境内の南に小山があり、石段を登っていくと


立派な弘法堂があります。
なお、駐車場も小山の上にあります。

十カ所のお寺を巡ってこの日は終了としました。
雷雨が過ぎてすっかり天気が良くなった常滑でしたが、北へ向かうにつれてまた空が暗くなってきました。
名古屋市内にはいると雨が降り出す寸前の様相でしたがなんとか濡れることもなく自宅へ帰ってきました。

さらに、驚いたことがありました。
翌日、出勤しようとカブにまたがると・・・
後輪がパンクしておりました。

前日、全く問題なく走ってこられたのに・・・

無事、帰宅できたのも御利益なのでしょうか?

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知多四国八十八箇所 その29

2013-07-23 | 知多四国八十八箇所巡礼

天気はウソのように良くなりました。
巡礼ですれ違う人とは「さっきの雨はすごかったですね」と挨拶を交わします。


59番【万年山 玉泉寺】常滑市大谷字浜條5


バイクを駐車場に駐め、路地を進みました。


常滑市南部の大谷地区に残っている2台の山車のうち浜条・蓬莱車がここに収められています。


常滑焼きの井戸筒?土管?側溝の上なんですが何のためにおいてあるのでしょうか?


山門


本堂


本堂脇に祀られている弘法さん


薬師堂


薬師如来と十二神将が祀られています。



60番【大光山 安楽寺】常滑市苅屋字深田101


山門


石垣の代わりに常滑焼きの土管が使われています。


本堂


弘法堂


境内は綺麗に掃き清められて清潔感があります。

さらに、入念に手入れされた鉢植えの蓮がきれいに並べられていました。




(続きます)

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知多四国八十八箇所 その28

2013-07-21 | 知多四国八十八箇所巡礼

美浜町を後にして、常滑市に移動しました。
知多半島を時計にたとえるならば、常滑市は9時に位置します。
知多四国は0時の位置から時計回りに札所が置かれており、ほぼその順にまわってきました。
ですから、いよいよ第4コーナーに突入というわけです。


番外霊場【金鈴山 曹源寺】常滑市大谷字奥條155


山門


本堂


弘法さんは本堂脇に祀られています。


奉納されている車
大正時代のこと足腰を患った方が犬にこの車ひかせて巡礼されていました。
前夜、宿泊宿の夢枕に御大師様が立たれ、この寺に参拝せよとお告げになりました。
翌朝、ここに着いた時、自らの力で歩くことが出来たとのことです。


不動尊 金比羅尊天


庚申堂
庚申信仰は私が住む尾張西部ではあまり聞かないです。
知多四国でも初めて見かけました。


ほほえみ童子

ここ、常滑市の南部、大谷地区には浜条・蓬莱車と奥条・東桜車の2台の山車があります。

さて、北の空が真っ黒になってきました。
遠くで雷も鳴っています。
このまま巡礼を続けるか、やめて帰るか、一時避難するか迷うところです。

とりあえず、次の札所は100mほどしか離れていないので、行ってみることにしました。


58番【金光山 来応寺】常滑市大谷字奥條27


山門


本堂


弘法さん
こちらのお寺も本堂に隣接して祀られています。


ぽっくり地蔵さま


吉房嘉市翁


その娘の吉房千代さん
ふたりはこの地の女子教育に尽力された偉人だそうです。

なんて写真を撮っていると、ますます暗くなり、雷が近づいてきました。

さらに、急に風が吹き出したとおもっていたら、

まさに、たたきつけるような雨


愛車を助けに行くこともできず、
弘法様の前でただただ立ちすくんでいました。

しかしながら

弘法様の御利益でしょうか?


10分ほどで風も雨もやみ、


空も明るくなってきました。

雨降って地固まるではなく、雨降って暑さやわらいだところで、巡礼再開です。


(続きます)

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知多四国八十八箇所 その27

2013-07-19 | 知多四国八十八箇所巡礼

さて、昼食を終えて巡礼再開です。
この日の最高気温はひさびさに35℃を下回るとの予想でしたが、非常に蒸し暑いです。

このあたりは源義朝(頼朝・義経の父)の終焉の地であり、多くの史跡や言い伝えが残されています。



55番【曇華山 法山寺】知多郡美浜町大字野間田上50

自動車進入禁止

こんな道ですから、致し方ありません。

山道の様相・・・ですが

右に曲がるとお寺が見えてきました。


沿革


本堂


弘法堂


やまのかみ大明神


57番【乳竇山 報恩寺】知多郡美浜町奥田会下前39


山門


本堂


弘法堂


リアルな大師様


お寺にはめずらしく絵馬が掲げられています。


知多四国では庫裏の横などに「納経所」と書かれた窓口があり、ここで御朱印がいただけます。
通常はブザーやインターホンが設置されており、それを押して呼び出すのですが、ここでは小さな鐘をつくのです。


最中とマッチをいただきました。
うれしいサービスです。


右から鎌倉幕府を築いた源頼朝、その父である義朝、弟の牛若丸(義経)です。
彼らはこの地に再び幕府を置き、武家政権復活をもくろんでおります。
このブログをご覧の源氏の皆さん、彼らに呼応したいならば写真のQRコードをかざしてみましょう。

とにかく、美浜町はこんな企画をやったりして観光に力を入れているようです。
各寺にもこのような沿革を記した案内板が建てられていました。


(続きます)

コメント (2)
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知多四国八十八箇所 その26

2013-07-17 | 知多四国八十八箇所巡礼

知多四国八十八箇所巡礼に行ってきました。
気がつけば、2ヶ月ぶり、
沿道の風景は、すでに夏真っ盛りです。

前回に引き続いて、美浜町からのスタートです。


49番【護国山 吉祥寺】知多郡美浜町大字野間桑名前24

沿革



山門


野菜の無人販売


本堂

実はこの本堂、他の建物に比べ地味なのです。
ですから、このような案内がわざわざされておりました。

弘法堂

毘沙門天堂

このお心遣いがありがたいです。


常滑焼きの井戸筒
私が子供の時分は、近所でもごく普通に見かけました。
もちろんその頃には上水道が使われており、井戸は無用の長物でしたので、邪魔物と扱われているのに過ぎませんでした。
今では、そのほとんどが片付けられ、見かけなくなってしまいました。

沿革を記した案内板にあった諸願成就塔を探してみたがよくわかりません。
こちらでしょうか。

なんて書かれてあるのかわかりません。


56番【祥雲山 瑞境寺】知多郡美浜町大字野間字松下85


沿革


山門


本堂


合祀堂


忠霊観音


歌碑
宮中歌会始で詠まれた歌のようです。


こちらは読めません。


混雑を避けて、11時ちょっと過ぎに昼食をとることにしました。
しかし、この日は海水浴客でにぎわっていたため、どの店もすでに混雑しておりました。
ようやく、すいているラーメン店を見つけたのですが・・・


すいている理由がわかりました。
見た目はおいしそうなんですけど・・・残念。

(続きます)

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冷却水交換 ~挫折~

2013-07-14 | SILVER WING 400

愛知県は連日35℃以上の猛暑日続きで、冷房なしではやってられません。
ですから、バイクの冷却装置も気になります。
シルバーウイング400は、意外と早くラジエターファンが回り出すので・・・
乗り始めてから4年立ったので、ラジエターの冷却水の交換をしようと思います。


右フロントポケット内のスクリューネジをはずし、手前方向に引き上げると、


ラジエーターのキャップ(左)とリザーバータンクのキャップ(右)が見えます。
簡単そうですが、フロントポケットがなかなか外れません。
ここだけではありませんが、スクーターの外装はプラモデルのようにツメではめ合わせているので、はずすのにコツが要ります。

補充だけなら、これだけなんですが、今回は冷却水を全部抜いて、新しいものに交換したと思います。
行程は、
 ① ウォーターポンプ下部のドレインボルトから冷却水を抜く
  ② リザーバータンクキャップとラジエターキャップから冷却水を規定量入れる。
  ③ 数分間、暖機運転をし、エア抜きをする。
となります。

冷却水は基本的に水ですが、冬季の凍結を防止するため、エチレングリコールが添加されています。
このエチレングリコールは中毒性があるので、生活排水として流してはいけません。
とはいえ、燃やせば二酸化炭素と水になるだけですので、オイル処理箱に吸収させ、夏の暑さで水分を蒸発させた後、可燃ゴミとして出そうと考えました。

さて、冷却水抜きのドレインボルトを探してみますが、

フロアスカートでがっちりガードされて見えません。


ネジをいっぱい外さなければいけません。
スクーターはこういったところが面倒です。


ウォーターポンプが見えました。
画面中央のネジがドレインボルトです。
これを緩めると冷却水が出てきます。

ところで、ここで問題発生!
ネジが固くて、外れません。
レンチの柄を長くしてトルクを上げてはずしましょうか?
しかし、今までの経験でこれ以上無理をするとボルトをなめる可能性大です。

まあ、冷却水の交換はオイルの交換と違ってシビアなものでもないですから、
今日のところは液量だけ確認して撤収!

今度、ショップへ行くときに、ついでにお願いすることとします。

コメント (12)
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立田赤蓮

2013-07-11 | 愛知県

蓮を見に愛知県愛西市へ行ってきました。

といっても職場からクルマで10分もかかりませんから、ちょっと寄り道をしただけです。
蓮は早朝に花が開くので出勤前に道草です。

愛西市は名の通り愛知県の西端にあります。
このあたりは海抜0m地帯です。
濃尾平野は東高西低であり、このあたりが一番低く木曽川・長良川・揖斐川が流れ込んでいます。
なお、もう少し西へ行くと大きな活断層があり、それに沿って養老山脈が形成され居ています。

低湿地帯ですの昔から蓮根の栽培が盛んです。
地元の人間である私は知っておりましたが、先日、同僚からいろいろな蓮の花が集めてあるところがあることを聞き、この日、見に行ったわけです。

場所は愛西市立立田中学校を南へ200mほど行ったところにあります。



蓮にもこんなに多くの品種があるのですね。

まず、こちらが「立田赤蓮」という、この地方特産の種です。

蓮田内に作られた通路を歩きながらいろいろな品種を撮ってみました。










蓮の花は早朝に開花しますが午前10時くらいまでは鑑賞できます。
時期的には少々遅かった気がしますが、いろいろな品種があるのでこれからもしばらくは楽しめると思います。

 

 

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