中嶋宮から西に向かって歩き、美濃路に戻ります。
すると、とたんに「南無妙法蓮華経」と彫られた石碑を見つけました。
側面には、文化元年とあります。
【高木の一里塚】
石碑が置かれているだけです。
道の反対側の巨木は当時からのものでしょうか?
たぶん違いますね。
美濃路は高木の集落をとおります。
やがて、萩原の宿が近くなると西へ北へと折れ曲がります。
【串作庄屋・問屋場佐藤家跡】
周りをブロック塀に囲まれて見つけづらかったです。
「1864年8月第14代将軍徳川家茂が長州征伐で上洛の折、昼休憩をとった。憐松軒枝風憤の碑はその名残 出典 萩原町史」と書かれています。
憐松軒枝風憤の碑
痛々しい状態です。早いところ修復していただきたいものです。
国道155号線、串作交差点まで来ました。
名鉄尾西線はこの近くで大きく弧を描いています。
北側は跨線橋になっていますが、西側は踏切です。
そして踏切を越えれば、萩原宿ですが、ここからは次の機会にします。
萩原駅に着きました。
橋吉家の近くには駅がないので、毎回スタートまたはゴール地点にバイクを置いています。
今回は、スタート地点である国府宮駅、ゴール地点である萩原駅ともにバイクを置くようなところはなく、クルマで来ざるをえませんでした。
ところで、萩原駅前には美味しいラーメン店があります。
中華そば 華丸
TEL:0586-68-3065
所在地:愛知県一宮市萩原町串作1407-2
営業時間:11:30~14:00,17:30~21:00
定休日:水曜、第1・3火曜 (祝日は営業、翌日休み)
休日となればご覧の通り行列のできる人気店です。
ならぶのが嫌いな橋吉ですが、この店のラーメンの魅力には勝てず列の最後尾につきました。
(スマホを持つようになって、多少気が長くなったみたいです。)
味玉そば
煮干しがメインの魚介節に鶏ガラ豚骨の動物系を合わせたダブルスープが縮れ太麺に良く絡みます。
ブロックのようなチャーシューですが、箸でつまむと崩れそうな柔らかさ、味もしっかり
しています。
味玉は黄身が橙色で流れ出さないギリギリのトロみ
太くほどよい歯ごたえのメンマと具材一品一品が丹精込めて作られています。
860円は高いけど、たまにならばまあいいか・・・
ごちそうさまでした。
(この日の旅は終了です。)