橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

龍岡城

2019-06-24 | お城巡り(続日本100名城)

梅雨空の中、デミオで龍岡城、高島城と信州の城めぐりに出かけました。

まずは、龍岡城のガイダンス施設である「五稜郭であいの館」に駐車。


五稜郭であいの館
所在地: 長野県佐久市田口2975-1
開館時間: 9:30~16:00
休館日: 火曜日,年末年始
入館料: 無料

続日本100名城のスタンプはここの入口脇で押すことができます。

龍岡城については、現地案内板をご覧下さい。

函館の五稜郭同様に西洋式城郭を参考につくられています。
本来は五芒星の頂点に砲台を置く、堅固の要塞になる予定でしたが、建築途中で幕末を迎えてしまいました。
また、大きさも函館の五稜郭とは比べものにならないほど小さなものです。


城主の松平乗謨はいったいどんな思いで築城されたのでしょうか。
奥殿藩は、三河の小藩であり陣屋(奥殿陣屋)しか持っていませんでした。
城を持つことは長年の夢だったとおもいます。
しかし、西洋式城郭を研究するほどの先進的な方だったので、幕府が瓦解し、新時代が訪れることはうすうす感じていたのではないでしょうか。
大急ぎで、築城し、未完成で幕末を迎えたこの城はそんな想いをはせさせます。


大手門跡です。



城内には小学校が置かれています。
なんでも、移転する予定があるとか。
8年前に訪れたとき、写真を撮っていたら、休み時間の児童が「写真撮ってるの?」言って近づいてきました。
「昔ここがお城だったこと知ってる?」と聞いたら、
「うん!知ってるよ。」と答えてくれました。
おそらく今は、平日の校内に入ることも撮影することも児童と話をすることも難しいと思うのです。
世知辛い世の中になりました。

唯一の現存建築物である「お台所」


本丸の周囲はところどころ石垣に覆われた土塁が巡らされています。



黒門跡

堀沿い反時計回りでを歩いてみました。






黒門を越えると堀はなくなってしまいます。


石垣の上部には、ヨーロッパの築城技術である槹出工法(はねだしこうほう)がみられます。
他には函館五稜郭,鶴岡城,人吉城,品川台場でしかみられません。
もっとも、今回、3回目の訪問で初めて気づいたのですが・・・

このあたりは堀が未完成で、石垣の脇まで畑になっています。


さらに、畑にすらなってない土地も・・・

まあ、堀といってもこの程度ですから、長い竹を2本かけりゃ簡単に渡れそうで、あんまり意味はなさそうです。

その割には、角が多く、造るのも大変だったろうと思います。


通用門
通行止めになっていました。

一周して大手門に戻ってきました。



おまけ
龍岡城へ向かう途中、上信越道東部湯の丸サービスエリアで休息しました。
昼食には早かったですが、ついつい香りに誘われて蕎麦をいただくことにしました。


舞茸野沢菜そば
大きな舞茸がごろごろ入っており、これに細かく刻んだ野沢菜が味のアクセントとなり大変美味しゅうございました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モンベル ラップランドブーツ ワイド

2019-06-04 | なにげない日常

皆さんはどんな靴を履いてバイクに乗っていますか。
かつて、私はライダーシューズを履いていました。
しかし、革や合成皮革製は夏場蒸れるのでやめてしまいました。

かわりに、ハイカットのバスケットシューズなんて履いていました。
ハイカットにこだわるのは、くるぶしを保護するためです。
コケたときはもちろん、バイクに乗ったり整備したりするときでも、けっこう車体でくるぶしを打ちませんか?(私だけ?)

城めぐりに凝りはじめ、山中を歩くようになると、濡れた岩場で滑りやすいバスケットシューズに代わり、トレッキングシューズを履くようになりました。

とはいえ、量販店で4000円くらいで買ったなんちゃったトレッキングシューズですけど
・・・
それでもけっこう気に入って、いつも履いてました。
バイクに乗らないときも、仕事の時も・・・
近頃はスーツにスニーカーなんてファッションも普及してきましたが、私はずいぶん前からスーツにトレッキングシューズを履いています。
着脱しやすいように普段は紐を思いっきり緩めてサンダルのようにして、だけど山登りや城見学の時はしっかり紐を結んで使っていました。

おかげで、こんなにぼろぼろ

あっ!人様にお目にかけられるような代物ではありませんでしたので自主規制させていただきました。


新しく購入した、モンベル ラップランドブーツ ワイド
今回は本格的なトレッキングシューズを購入
価格も4倍ぐらいしました。
いろいろ履いてみた結果、幅広サイズを選んでみました。
お陰で、普段使いも楽であるにもかかわらず、しっかり締めると山道でも歩きやすいです。

これを履いて、また山城へ出かけたい!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八幡山城

2019-06-01 | お城巡り(続日本100名城)

鎌刃城からバイクで移動すること約1時間、八幡山城に訪れました。

日牟禮八幡宮前や八幡山ロープウェイ麓駅前に無料で駐車できます。



日牟禮八幡宮山門前を通過して、


ロープウェイ麓駅


山頂へはロープウェイで5分くらいです。
50分で歩いて登ることも出来ますが、大手道ではなく、ただの登山道ですから、ロープウェイを利用することにしました。


15分毎に発車していますが、この日は混雑していたため増発してピストン輸送していました。

どんどん視界が広がり、爽快です。

ロープウェイ山頂駅の券売機そばに続日本100名城スタンプが置いてあります。

八幡山城は山頂に築かれていました。


山頂の八幡城祉には現在、瑞龍寺がおかれ一周30分ほどの周遊路となっています。
案内板どおり反時計回りに見て回りました。

さっそく石垣跡が見えてきました。


おねがい地蔵堂

西の丸址

恋人達の聖地だとかで、こんなモニュメントが置かれています。

西の丸からの眺め

北の丸址

北の丸からの眺め
安土城や観音寺城との位置関係がよくわかります。

八幡山城は豊臣秀次の居城です。
秀次は近江八幡43万石を与えられるとここに安土城の建物や城下町を移築することにしました。

本丸址
瑞龍寺山門

本堂

瑞興殿

金生稲荷

本の丸からの眺め

櫓跡ですね。

二の丸址には八幡山ロープウェイ展望館が置かれていました。


ところで、この日、昼食難民となりました。
鎌刃城から八幡山城に向かう道沿いに飲食店はあまたありましたが、いずれも全国展開のチェーン店ばかりなのです。
せっかく、滋賀県に来たのに「すき家」「幸楽苑」はないし、「さぬきうどん」とか「九州ラーメン」というのも違うと思うし・・・
なんて迷っているうちに八幡山ロープウェイまで来てしまって、八幡山城も見て回りました。


下山して、寿司店を発見しました。
持ち帰り用を販売していますが、食事するスペースもつくられているそうです。


期間限定、改元記念の鱧の巻き寿司
鱧なんて京都みたいって思ったら、京都の店が出店していたのでした。
滋賀オリジナルの味はお預けとなりました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする