きしめん・天むす・みそかつ・手羽先・あんかけスパ・小倉トースト・・・・・名古屋めし数々あれど・・・
愛知県民橋吉とて、これらをしょっちゅう食べているわけではありません。
しかし、
味噌煮込みだけは別!
冬はもちろん年中、我が家の定番メニューです。
ですから、土鍋も家族の人数用必要なのです!
が、最近2つほど割れてしまいました。
こうなったら、
「よおし、お父さんが買ってきちゃる!」
といつもの手を使ったのですが、
ここのところ何度も繰り返してきたのでもうバレバレ
今回はヨメさんも一緒に行くこととなりました。
で、私は奥様号の運転手を仰せつかったのでした。
まずは寄り道
向かったのは内部駅
近鉄内部線の終着駅です。
内部線と途中から枝分かれしている八王子線は、ともに線路の間(軌間)が762mmの特殊狭軌線です。
近鉄の他の路線は新幹線と同じ標準軌すなわち軌間が1435mmですので、内部線は半分しかないのです。
かつて鉄道黎明期には軽便鉄道というものがありました。
これは軽量なレールが使用し、地形的制約の克服に急曲線・急勾配が可能となり、建設費・維持費の抑制のため低規格建設できるというものでした。
しかし時代が進むにつれ、徐々に一般の路線と同じ幅のレールに敷き換えられていき、今でも特殊狭軌で営業しているのは近鉄内部・八王子線の他には三岐鉄道北勢線(三重県)、黒部峡谷鉄道本線(富山県)ぐらいになってしまいました。
この内部線も廃線にしてバス輸送に変えるという案が浮上しているようです。
少し前、SevenFiftyさんに取材を依頼しておりましたが、このニュースを聞き、自分で乗ってみたくなりやってきた次第なのです。
かわいい電車
通常の近鉄電車はあずき色なんですが、この電車はカラフル
しかも、3両編成のそれぞれが色違い!
小さなシートが左右に1席ずつ。
路線バスより狭い?
長いすの車両もありますが、
短足橋吉でも届きそう・・・
出入り口は民家のトイレのドアみたい
左右のつまみをつまんで押し上げるタイプ、最近見なくなりましたねえ
もちろんエアコンはありません。
内部線は全線四日市市内5.7kmを走ります
周囲は畑と住宅が半々です。
日長駅のホームは三角です。
ここから八王子線が分岐しているからです。
といっても、東日野駅・西日野駅の2駅で1.3kmしかありません。
車窓の風景も変わってきました。
四日市駅到着
八王子線の電車も四日市駅まで乗り入れています。
けっこう本数出ています。
なお、名古屋線・湯の山線へは改札口をいったん出て乗り換えなければ行けません。
さて、本日の目的である土鍋です。
四日市の萬古焼(ばんこやき)は陶器と磁器の間の性質を持つ半磁器(器)に分類され、耐熱性に優れる特徴を持ちます。
特に土鍋の国内シェアは、7、8割だと言われています。
ばんこの里会館へ行ってきました。
地名もそれらしいでしょ。
おお、いっぱいある!
こんなものも
こんなものもあります。
選んだのはこれ!
とこれ!
翌日の夕食が味噌煮込みうどんであったことはいうまでもありません。