橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

1か月めのインプレ

2016-05-28 | マツダ デミオ

デミオXD Touringに乗り始めて1か月が過ぎました。
ここらで、簡単にインプレをしておきたいと思います。

このクルマは、実際よりも大きく見えます(色の加減かもしれません)。
駐車していても感じますが、走行中もそう見えるようで、割り込まれることはありません。
代車などで他のコンパクトカーや軽自動車に乗る、いつもと同じ運転をしていても、、とよく割り込まれたりするのです。
車種を見てなめてかかる輩が居るみたいです。

デザインは個人的趣向が強いので何ともいえないが、私は大変気に入っています。
最近のマツダ車は流麗なデザインで、奇をてらうところがないところが好きです。
ソウルレッドプレミアムメタリックは多くの人に「良い色ですね」と行ってもらっています。

エンジンはとにかく力強いです。1500〜2500rpmの常用域で最大トルクを発生させるので、回さなくてもグングン速度が乗っていく不思議な感覚です。


メーカーは、2000cc超と同等のトルクと言っていますが、たしかに大排気量に乗っている錯覚をおぼえます。
走行中、エンジン音や振動が気になることはありません。アイドリング時はガソリンとは少し違った音色なので気になる人もいるでしょうが、アイドリングストップが付いているので、それも最小限で済みます。
ATでは1速と2速の間でショックを感じることがあります。変速比の差が大きいこととターボが効き始めるタイミングが重なるからだと思います。慣れればアクセル操作で回避できますし、2速以上は、大変スムーズかつ自然な変速です。
プラグを持たず自然発火を利用するディーゼルエンジンなので、温まるまではギクシャク感があります。最近は暖かくなってきたので、調子いいですが、冬場が心配です。

街中では、よく表現すれば余裕があるゆったりしたエンジンです。悪く言えばキビキビ感に欠けるかな。いずれしろコンパクトカーらしからぬ動力特性です。
エンジンが重いので、回頭性の悪さを心配する声も聞きますが、ハンドルが軽いので、まったく気になりません。
185/60R16という偏平タイヤを履いていますが、路面の段差をしなやかにこなします。
 

このクルマのエンジンは、むしろ高速道路で真価を発揮します。低回転でグイグイ速度を上げることができるので、静かですし、疲れにくいです。道路の継ぎ目での突き上げが気になることがあること、ホイールベースが短いので少しピッチが強いことを除けば、意外なことに20系プリウスよりも快適です。

燃費は、18.5km/L〜24.0km/L。購入以来だんだん燃費が良くなってきています。これはこなれてきたためか?それとも気温が高くなってきたためか?わかりません。
 

前方・側方視界はなかなか見やすく、Aピラーに隠れる部分も少ないです。
反面、斜め後方は見づらいです。


もっとも、私の場合は前車がプリウスのなので気になりません。


インテリアは、上質感があり気に入っていますが、収納スペースが最小限です。

まず、小さめなグローブボックス。



カップホルダーは2個しかありません。


前席ドアポケットにはペットボトルが収まりそうですが、缶コーヒーは倒れてしまいます。


さらに後ろドアには、ポケットすらないのです。
国産コンパクトは車体は、結構工夫して小物がたくさん収納できるモデルが多い中、おそらくデミオは最低レベルと思います。


AT車にしてはカッコイイシフトレバー 


後席シート
しっかりしたつくりで、中央席も三点式シートベルト+ヘッドレストを供えています。
しかし、足元は狭く、娘が乗っているミラ・ココアに負けちゃってます。
なお、後席はリクライニングもスライドもできません。
欧州車にはできないモデルが多いそうです。
どうも、デミオは、欧州車をかなり意識しているようです。

ですから、このクルマの美点は欧州車並みの基本性能ですが、欠点は日本車的なパッケージングの良さに欠けていることです。


マツダコネクト
音楽が聴けて、電話とつながり、ナビにもなります。
使いこなすと便利そうですが、まだまだ慣れません。
USBオーディオに関しては、たまに曲順が最初にもどってしまうバグが発生します。
これに関しては、修正プログラムが作られたそうなので、次にディーラーへ行くときに書き換えてもらうつもりです。


ナビはヘッドアップディスプレイにも表示されます。
視線移動が少なくて済むので、便利です。 


LEDヘッドランプ
プリウスのHIDと比べて、若干明るいかな?
ただ、照射範囲外はすぱっと暗くなります。
オートレべリング(光軸調整)機構付がついているのはこのためなんですね。

オートワイパー
レインセンサーが雨量を検知して、ワイパーが作動します。
そんなもの要るか?と思っていましたが、意外にもなかなか便利!
といのも、雨量は刻々と変化するのでワイパー速度も速めたり遅くしたり何度も調節しなければなります。しかし、これがすべて自動化されるので、運転に集中できるのです。

予想通り一度も使っていないのがオートクルーズ
前車追随型ではないので使いにくいからです。
ペダルから足を離すにしても、足の置き場がない(短足の私でさえ・・・)し、そもそも運転が面倒ならば鉄道乗って缶ビール飲んでるつーの
パドルシフトは、急な下り坂などエンジンブレーキをかけたいときに使います。

コメント (8)
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奥殿陣屋

2016-05-15 | お城巡り(その他)


岡崎まで軽く走ってきました。


奥殿陣屋
所在地: 愛知県岡崎市奥殿町雑谷下10番地
開館時間: 9:00~16:30
休館: 月曜,年末・年始(月曜が祝日のときは、その翌日)
入館料: 無料


陣屋とは

2つの意味があります。
1つは幕府の直轄地で代官の住居兼役所の建物。

もう1つが中小の大名の城に相当する建物です。
江戸時代、幕府の「一国一城令」とともに築城はご法度となり、それまで城を造っていなかった小藩はやむをえず藩主の屋敷に堀をめぐらしたり、堀を作って格好をつけた。これを陣屋といいました。
江戸時代の大名は俗に三百諸侯と言われますが、明治二年の版籍奉還時には280家。このうち城持ち大名は149家、残り131家は陣屋。ちょうど半々でした。
1万6000石の奥殿藩もこの陣屋に藩庁を置いていました。
(幕末、飛地であった信濃佐久郡に龍岡城を建設します。) 

書院入口
 


書院
唯一の現存建築物です。



 


裏千家11代家元である玄々斎宋室は第4代藩主松平乗友の子だそうです。

りっぱな回遊式庭園

 
 

高いところから書院の全体像をつかむことができました。
 


金鳳亭
こちらで、庭を見ながら食事をすることができます。

資料展示館
 


奥殿藩出身の偉人、永井尚志
先進的な考えの持ち主で勝海舟や坂本龍馬に影響を与えたが、自身は幕臣であるため最後まで新政府軍と戦いました。


奥殿陣屋の見取り図
現在は赤破線で囲まれた部分しか残っていません。

幕末はこんな感じだったようです。
 

この日は骨とう市がひらかれていました。
 


花火資料館
三河は花火発祥の地ともいわれ、生産が盛んです。
 
 

奥へ進むと
 

歴代藩主の廟所がありました。
 

この陣屋で唯一、廟所の裏に石垣を確認しました。
 

こんな道を気持ちよく散策しますが、
 


電気柵によって行く手を阻まれたりします。
イノシシが出るそうです。



隣接する熊野神社に降りてきました。

この蔵は陣屋の遺構か?と思いましたが、見取り図を見ると陣屋の外になるようでちがいますね。
 

陣屋の裏手はこのような崖地になっていました。
 

さて、この日は岡崎市美術博物館で開催されている大鎖国展も見てきました。
鎖国は外国との交流を一切断ち切ったと思われている方も多いかと思いますが、
実際は、長崎でオランダおよび清、対馬で朝鮮、薩摩で琉球、松前で蝦夷(アイヌ)との交易が行われており、それぞれの文化も入ってきたのでした。
けっこう面白かったです。
 

コメント (6)
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小國神社

2016-05-08 | 一の宮巡り

事任八幡宮から一般道を走ること約40分、もうひとつの遠江国一の宮である小國神社に到着しました。


一の鳥居

鳥居の脇には敬神崇祖と刻まれた碑がありました。
 


手水舎


参道
樹齢数百年の老杉が荘厳な雰囲気を出しています。


勅使参道
旧暦2月28日にあわせ勅使が参拝の際に使用した参道跡です。


鉾執社
小國神社に功を奏した方を祀っています。



事待池(ことまちいけ)
小國神社は「願い事が意のままに叶う神社」事任神社(ことのままのかみやしろ)として広く知られ、本社に詣で願掛けをして「事のままに待ち」心願成就すれば池に鯉を放ち神恩感謝の意を表わす慣わしから「ことまち池」といわれています。
また、神さまのご加護が宿った御神水として池の水を汲み「いぼ」につけると「いぼ」がとれるという言い伝えから「いぼとり池」ともいわれています。


宗像社
弁天社ともいい、女性の守護神と敬われ、また、水徳の神とも敬われています



八王子社
国狭槌命(くにさづちのみこと)
と牛頭天王の八柱子(八王子)が祀られています。


神幸所
4月の例祭に御輿が運び込まれる場で、 一年に一度だけ祭神が訪れるとされています。


全國一宮等合殿社
全国一宮等の祭神73柱が祀れています。
かつては73柱を祀る境内社が境内各地にありましたが、明治初年の本社焼失に伴い、境内末社八王子社に合祀されていました。
平成元年に独立の境内社として再建されました。


二の鳥居


家康公立ちあがり石
なんでも、徳川家康が参拝された折、この石に座って休んだとのこと
家康という人はしょっちゅう休息されていたのか、東海地方には腰掛けたと伝えられている石や樹がいたるところにあります。


拝殿

 

祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)
すなわち大国主神(おおくにぬしのかみ)ですね。
 


絵馬


大宝槌
御祭神である大己貴命の御神宝です。


舞殿
小國神社例大祭に奉納される十二段舞楽は、平安末期から鎌倉初期に伝えられ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。


金銀石
案内板によれば「古老の伝えによれば、御神大己貴命(おおなむちのみこと)が遠江の国造りをされ、此の地に留まりて、諸行を教えた給う中に、金銀の印として此の石を授けたと云われ、以来諸民此を金銀石と称し、松を願掛け石(待つ)という。」そうです。
この石を撫で、松の幹を撫でれば、「金運、良縁に恵まれる」という言い伝えがあるそうです。
「松」と「待つ」の掛詞とは、何とも粋です。


勅使参向歌碑
2011(平成23)年、川勝平太県知事が森町民俗芸能・民俗行事公開大会に勅使役として参加された際に献詠された「しきしまのやまと想ほゆ森町の小國神社に勅使出で立つ」の歌が刻まれております。
この場所は、701(大宝元)年、勅使が参向されて馬から降りた場所だそうです。


小國神社
所在地: 静岡県周智郡森町一宮 3956-1

コメント (2)
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事任八幡宮

2016-05-05 | 一の宮巡り

遠江国の一の宮は事任八幡宮と小國神社です。

デミオの交通安全祈願も兼ねて、沼津港の帰りに寄ってみました。
まずは、事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)
所在地: 静岡県掛川市八坂642

国道1号線日坂バイパス脇の東海道(旧1号線)沿いにあります。


平成22年1月に車での参拝者の為に新設された南口鳥居
鳥居のまわりに小さいけどいくつかの無料駐車場が用意されています。


二の鳥居


手水舎


譽田健雄先生之碑
どんな方なのか?帰宅してからググってみたのですがわかりませんでした。

由緒
 


拝殿は石段の上にあります。


本殿

主祭神は己等乃麻知媛命(ことのまちひめのみこと)
言霊の神、興台産命(こことむすびのみこと)の妃神で、天児屋根命(あめのこやねのみこと)の母神。
平安時代後期に広まった八幡信仰から、1062年に源頼義が石清水八幡宮から八幡神を勧請し、日坂八幡宮や八幡神社とも呼ばれるようになりました。

 

ご神木の大杉
 
 

事任八幡宮例大祭の屋台
 



本宮遙拝所
この方向に本宮があるはずなのですが木立に隠れてよくわかりません。
また、陸橋が工事中で本宮に渡ることがで出来ませんでした。

 


東海道沿いの鳥居
こちらが一の鳥居だそうです。

大クス

 
 

一心不乱に何事か祈る母親と妙に神妙な幼子
いったい二人に何かあったのでしょうか?

五社神社
 

稲荷神社

 

金比羅神社

 

門前の団子屋台
沼津丼でお腹がいっぱいなので、残念ながら見送ることにしました。
 

コメント (4)
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沼津港で見た・食べた

2016-05-01 | ドライブ・旅行

この日、第一の目的は高速道路での走行性能を確かめること、第二の目的は新東名高速道路の豊田東JCTから浜松いなさJCTまでを走行することでした。

そして第三の目的は、ここを見学することです。


沼津港深海魚水族館
所在地: 〒410-0845 静岡県沼津市千本港町83番地
営業時間: 10:00~18:00(季節によって変更あり)
休館日: 年中無休
入場料金:大人(高校生以上)1,600円,こども(小・中学生)800円,幼児(4才以上)400円

他ではなかなか見られない深海魚を見ることができました。

その一部を紹介します。

エビスダイ
 

タッセルアングラーフィッシュ
岩に見えますが、真ん中は魚です。
 

オオホモラ
 

人気者のダイオウグソクムシ
 


オウムガイ


メンダコ
ぺしゃんこな形のタコです。

裏から見ると、
 

アカクラゲ
 


リーフフィッシュ
海藻に化けているつもりで、動かず漂っています。

シーラーカンスの剥製
 

この水族館はシーラーカンスについても詳しく紹介しています。
そして、世界でここだけという冷凍保存のシーラーカンスも展示されていました。
 

この水族館、規模の割には入館料が高めかなと思っていましたが、けっこう楽しむことができました。

さて、水族館から外に出てみると沼津港は大変な賑わいでした。
観光客向けの飲食店、土産店がいっぱいです。
 

その中から、あらかじめ調べておいた店に向かいます。


かもめ丸
所在地: 静岡県沼津市千本港町101 千本一ビル1階
営業時間: 11:00~15:00(L.O.14:30),17:00~20:00(L.O.19:30)
    [土・日・祝]10:30~20:00(L.O.19:30)
定休日: 水曜日(祝日は営業)

この日の第四の目的は生桜エビを食べることです。
そこで、選んだのが、


ぬまづ丼
生シラス・生桜海老・アジのたたきの三色丼です。
けっこうボリュームありましたが、味の変化を楽しんで飽きることはありませんでした。
ごはんは酢飯ではなく、アジの干物を細かくして炊き込んでいます。

食後、港を散策しました。


大型展望水門「びゅうお」
所在地: 沼津市本字千本1905番地の27
開館時間: 10:00~20:00(木曜日は~14:00まで)
休館日: なし
料金: 大人100円,小人50円(小中学生)

沼津港の内港と外港を結ぶ航路から進入する津波から港の背後地の50ha、 9,000人を守るために作られた水門です。
津波をシャットアウトする扉体(ひたい)は、幅40m、 高さ9.3m、重量は406tと日本最大級だそうです。
これだけの大きな扉体なので、それを支える躯体も大きく沼津市ではその高さを生かして展望施設を併設しました。

港を一望できます。
 

残念ながら、富士山は雲に隠れていました。
 

天気がよければこんな感じ見えるそうです。(現地案内板より)
 

このあと、この日第五の目的である遠江国の一の宮に向かいました。

コメント (2)
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