橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

高山城(飛騨国)

2023-11-30 | お城巡り(その他)
増島城からバイクで30分高山城にやってきました。


二の丸跡に駐車場があるということで、そちらに向かいましたが、ここでミスを犯しました。
二の丸の手前の路上に何台かもクルマが駐めてあったので、ここを二の丸駐車場と勘違いしてしまいました。
で、ご覧の通りの斜面ですから、バイクを置く気にはならず、街中の駐車場に向かいました。
高山は観光地ですから、駐車場はたくさんありますが、バイク禁止のところも多く、少々手間取ってしまいました。



高山別院駐車場とあるので、高山別院(真宗大谷派高山別院照蓮寺)の近くかと思ったら、境内そのものが駐車場になっていました。


5分ほど歩くと高山城の入り口にたどり着きました。



三の丸と堀
右は三ノ丸で、現在は護国神社および幼稚園となっています。
堀も一部の超されています。


二の丸・本丸周辺は城山公園になっています。

こんなところまで!



二の丸
勘違いした場所をさらに進むと二の丸があり、


一部は駐車場になっています。


金森長近像
1588(天正16)年、羽柴秀吉の命を受け飛騨国を平定した金森長近は高山城および城下町を整備しました。
その後、金森家6代の居城として続いきましたが、1692(元禄5)年に金森家が出羽国上山藩へ転封となると、飛騨は天領となりました。
高山城は破却され、飛騨の行政府の機能は高山陣屋に受け継がれました。


二の丸の周囲は土塁のようにも見えますが、公園としてかなり整備されているので遺構かどうかよくわかりません。


本丸に向かいます。
二の丸からは搦手となります。


中段屋形


東北曲輪
本丸に付属する腰曲輪です。


搦手之門跡


本丸
本丸は上下2段に分かれていて、こちらは下段


本丸からの眺め
北アルプスが見えます。


上段の石垣が一部復元されています。


本丸上段


大手を通って降りることにします。


表示はありませんでしたが、大手側本丸入り口の門があったと思われます。




もみの木平(南の出丸)


大手道は部分的に石が敷いてありました。


積み石によって保護されているところも見られます。


大手門が見えてきました。


表側から見るとこんな感じ
石垣を積み直して復元しています。


所要時間:1時間10分




高山といえば中華そばです。
寸胴の中に醤油だれを入れて煮込む独特のスープがちじれた細麺にからまってとても美味しいです。
高山別院近くの子天狗でいただきました。


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増島城

2023-11-28 | お城巡り(その他)
11月下旬というのに路肩に雪が残る道をバイクで走って、増島城へやってきました。


増島城はJR高山本線飛騨古川駅の南東、荒城川の右岸、古川盆地のほば中央に位置しています。
1573〜1592(天正年間)年、飛騨国を攻略して領国とした金森長近によって、高山城および支城として萩原諏訪城とともに築かれました。
退いて守る山城より、進んで攻める交通の要所を求めて、ここに平城を築いたそうです。

1615(元和元)年、幕府の一国一城令により、城名を廃して古川旅館と称しました。
金森氏の移封後3年、1695(元禄8)年に古川旅館は破壊されました。


天守台と堀が数少ない遺構です。


天守台には増島天満神社が祀られています。


天守台の二方に堀が残されています。





堀には立派な鯉が泳いでいました。


天守への登り口




神社の拝殿


合祀されている稲荷神社


神社への参道
コンクリートでできています。


手水舎


小学校のグランド
天守以外の本丸部分は飛騨市立古川小学校と岐阜県立飛騨吉城特別支援学校が建てられています。


小学校の校舎
地中には遺構が保存されているため、杭を打ち込まない低層建築とする必要がり、2階建てです。

本丸があったと思われる周辺を歩いてみました。
北側


南側には荒城川が流れています。



天守台の左は特別支援学校です。
グラウンドは小学校と共用みたいです。


天守台にある増島天満神社の参道のように並木があります。
ここも学校の敷地でしょうか?


小学校の校舎


まわりは盛り土がしてありますが、これは学校の整備を際にされたものでしょうね。





所要時間:25分
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佐和山城

2023-11-16 | お城巡り(その他)
大河ドラマで関ヶ原の合戦が行われた前日、佐和山城登城にリベンジ登城しました。


前日までと打って変わり寒い日でしたが、秋晴れの一日でした。


佐和山城跡はハイキングコースにもなっており、その出発点には立派な駐車場が整備されています。
なお、ここでパンフレットをもらい、ガイドに簡単な説明を受けました。


駐車場向かいにある龍潭寺総門


このすぐ脇にハイキングコースの入口があります。


もっとも、総門をくぐっても枡形を経て同じ道に合流します。


石田三成像
佐和山城は、鎌倉時代に築いた砦が始まりとされ、以降たびたびその支配者を変えてきました。
安土城廃城後、この地が豊臣政権下の支配になると石田三成が正式に佐和山城主に任じられます。
三成は、当時荒廃していたという佐和山城に大改修を行って近世城郭を築きました。
当時の落首に「三成に過ぎたるものが二つあり 島の左近と佐和山の城」とありますが、城内の作りは極めて質素であったようです。


龍潭寺の山門をくぐり、


大洞観音堂の右脇を進むと、


登山道の始まりです。
猿出没注意です。


こんな道や


こんな道を登ると、


やがて、尾根に出ます。

西の丸は階段状に3つの曲輪があり、そのうちの一番下の下段曲輪(塩硝櫓)



中段曲輪
樹木が生い茂っていてわかりにくいです。


上段曲輪


上段曲輪から少し上ると


本丸
入口から30分ほどでした。


すぐ近くに彦根城が見えます。
関ヶ原以降、石田三成に代わって井伊直政がこの地を治めました。
最初、佐山城に入りましたが、すぐに新しい城の建設を始めます。
時代は山城から、平山城・平城に変わりつつあったのでしょう。
当時は、大坂に豊臣が残っており、これと対峙するために築城は急を要しました。
このため、佐和山城の建物も石垣も使えるものはすべて彦根城にもっていかれてしまいました。


本丸南側虎口


わずかに残された石垣
ここに天守があったらしいです。


千貫井戸
井戸があり、その脇には祠が建っていたようですが、倒木によって崩れてしまってました。


現地案内図の写真


ハイキングコースは以上です。
ただ、帰宅してから調べてみると、他にも二の丸,三の丸,太鼓丸,法華丸などの曲輪があったみたいでなかなか立派な城だったようです。


せっかくなので、龍潭寺へも参拝しました。
拝観料:大人 400円,小中学生 150円

井伊家の移封にともない遠州から呼び寄せたようで、浜松の龍潭寺と似た雰囲気があります。


立派なふすま絵




石庭


別名だるま寺ともよばれています。

浜松の龍潭寺の庭は大変素晴らしいですが、こちらもなかなか



大久保忠隣幽居之跡
忠隣(大久保忠世の子)は小田原藩主でしたが、改易となり、井伊家の御預けの身になりました。
ただし、忠世・忠隣の武功が大きかったことから、大久保家の家督は嫡孫の忠職が継ぐことが許され、その養子の忠朝は小田原藩主として復帰を果たしています。


所要時間:1時間30分(龍潭寺拝観時間を除く)



体力のある方は、彦根城とセットで訪れるのもいいかもしれません。

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竹生島

2023-11-09 | ドライブ・旅行

彦根港にやってきました。
彦根城から車で数分、歩いても20分程度です。


ここから琵琶湖に浮かぶ竹生島に向かいます。

出航まで時間があったので、歩いて松原下屋敷まで行ってみました。
11代当主井伊直中により1810(文化7)年頃に造営された下屋敷でりっぱな庭園があるらしいのですが・・・


中に入ってみることはできませんでした。


港に戻ってしばらくするとクルーズ船到着。
オーミマリン自慢の赤備え船「直政」です。
なんでも、2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放映に合わせてお化粧直ししたとか・・・

40分ほどで竹生島に到着です。



こちらは今津港からのクルーズ船
彦根港からのクルーズ船が井伊家の立花紋であるのに対し、西岸の今津は明智家の桔梗紋がマークになっています。


竹生島上陸
周囲2kmほどの小さな島の斜面にせり出すように、神社と寺院が建てられています。


都久夫須磨神社(竹生島神社)
今から450年前、豊臣秀頼の寄進で、片桐且元を普請奉行として伏見城の日暮御殿(勅使殿)を移築したものです。


かわらけ投げ
都久夫須磨神社の拝殿にはびわ湖に突き出した所に竜神拝所があります。
かわらけ(土器)を2枚購入し、1枚に願い事、もう1枚に名前を書きます。
崖下の鳥居に向けて投げ、鳥居をくぐれば願い事がかなうそうです。
1枚を私が投げたところ大暴投、もう1枚は妻が投げコースはよかったのですが届かず、いずれにしろ中東和平は難しいようです。


本殿
国宝で、内部は桃山時代を代表する、優雅できらびやかな装飾が施されています。


舟廊下
都久夫須磨神社から宝厳寺(ほうごんじ)観音堂に至る幅一間の廊下です。
明治時代以前はの神仏習合の信仰が行われていたので、神社と寺がつながっています。
1603(慶長8)年の建立であると考えられています。
豊臣秀吉が朝鮮出兵に使用した御座船日本丸の船櫓の材料を用いて建てたと言う伝承から舟廊下と呼ばれています。

外から見た様子



唐門
秀吉を祀った京都東山の豊国廟の正門・極楽門を豊臣秀頼の命により片桐且元を普請奉行として移築されたと言われ、豪華絢爛と言われた桃山様式を色濃く残す、貴重な遺構です。
最近の調査で、豊臣秀吉が建てた幻の大阪城の極楽橋であると言われ、色彩調査を行い、2020年その彩色を復元しました。。


港から165段の石段を登りきると宝厳寺本堂に到着します。


宝厳寺本堂
天照大神のお告げににより、724(神亀元)年、聖武天皇が行基を勅使として遣わし、創設させたのが始まりとされます。
本堂は重要文化財に指定され、本尊の大弁才天は江の島・宮島と並ぶ「日本三弁才天」のひとつです。


弁天様の幸せ願いダルマ


小さくて赤い可愛いダルマの中にお願い事を書いた紙をダルマの中に収め、本堂に奉納します。


三重塔
江戸時代初期に焼失したものを、2000(平成12)年、復元しました。


現地滞在時間70分、行き帰りも合わせて2時間30分のクルージングでした。

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彦根城

2023-11-07 | お城巡り(日本100名城)
妻が行ったことないというので、彦根城に出掛けることにしました。
私は2007年に訪れていますが、当時は日本100名城スタンプラリーを始めたばかりであり、情けない記事しか書けなかったので、あらためてあげてみたいと思います。

関ヶ原の戦いの軍功により18万石にて近江国北東部に封ぜられた井伊直政は、石田三成の居城であった佐和山城に入城しましたが、すでに山城の時代は終わりつつありました。そこで、新しく琵琶湖畔に城下町とともに築城することにしました。



現在でも堀には琵琶湖の水が引かれています。




駐車場は、有料ですが近くに何カ所かあり困ることはないと思います。

駐車場の付近にも何気なく遺構が残されています。


家老級の西郷家の長屋門


彦根城 二の丸佐和口多聞櫓

本丸には大手門橋から入る道と表門橋から入る道がありますが、どちらもしばらく坂道を上がると、

なぜか、堀切の底に出てしまいます。
そして天秤櫓や橋から襲撃されます。


さらに天守に向かうにはここを登り、橋を渡って、天秤櫓を抜けなければいけないのです。


天秤櫓
左右対称の建築物なのでこの名がついています。
長浜城の大手門を移築したものであるといわれています。
この橋を渡るときに再び天秤櫓からの襲撃を受けることになります。
また、橋は木造なのでわざと落とすことも可能です。


天守
彦根城建設当時、大坂城には豊臣家がまだ健在なため、来たるべき戦いのために完成は急がされていました。
このため、建築物はあちこちから移築されました。
天守は、大津城の天守だったようですが、もともと5階4重だったものが3階3重になってしまいました。

ただ、大きさの割には破風が立派なので、角度によってはずいぶんかっこよく見えます。



天守からの眺め
この日は霧が出ていて、眺望がききません。


本丸のまわりは高い土塁に囲まれていました。
堀をつくった際生じた土砂を利用したと思います。


楽々園
彦根藩4代藩主井伊直興により建立された彦根藩の二の丸御殿で、槻御殿と呼ばれていました。


玄宮園
楽々園に隣接する庭園です。
1677(延宝5)年、4代藩主井伊直興により造営が始まり、同7年に完成したと伝えられています。
日本100名城・続日本100名城と見て歩き、日本三名園をはじめ多くの庭園を見て歩きましたが、その中でもトップクラスの美しさだと思います。




特にこのアングル
天守閣を借景として使い、それが池の面に写し出されています。
これが彦根城のベストアングルだと思います。


彦根城
所在地:滋賀県彦根市金亀町1−1
開館時間:8:30~17:00 (彦根城,玄宮園は16:30まで 開国記念館は16:45まで)
休館日:年中無休(開国記念館は12/25~12/31)
観覧料:彦根城・玄宮園 一般 800円,彦根城・玄宮園・彦根城博物館 一般1,200円


所要時間:3時間20分


京橋を出たところに飲食店がいろいろあります。


1400円の焼肉丼をいただきました。

千成亭牛丼専科
所在地: 彦根市本町1-1-26
営業時間: 11:00〜15:00
定休日: 毎週水曜日

近江牛専門店に併設された牛丼屋です。
使われている肉はけっこう厚いのに、すごく柔らかです。
すき焼きのような味付けですが、やや濃いです。
でも、この方が肉の脂に負けないのでしょうか。
ごちそうさまでした。


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新型コロナワクチン接種(6回目)

2023-11-04 | 健康
新型コロナワクチン接種が来ました。
通算6回目です。
今更感もありますが、
9月に身の回りで大流行したときもかからずに済んだし、受験生と関わる身であるのでこれからの季節気になるので、接種することにしました。

【予約】
いつもと同様、ネットから申し込みました。
副反応が出ても、仕事に影響しない金曜の仕事帰りに接種してもらうことにします。

以前に比べワクチン接種を行う医療機関も減っているようで、なんとか1ヶ月先を予約することができました。

【接種】
仕事帰りに近所の皮膚科で接種してもらいました。
腕をまくって先生の注意を聞いていました。
「注射後は揉まずに、風呂に入っても、酒を飲んでもいいですよ。」なんて言われるので、
「え、酒飲んでもいいのですか?」と聞き返しました。
すると「指がしびれたりしませんか?」との質問
振り返ると看護師がすでに注射を刺しているじゃないですか。
医師に注意を引きつけさせて、すの隙に看護師が注射を打つという見事な攻撃で痛みは感じませんでした。

この後は15分様子を見て帰宅しました。

【副反応】
翌朝、軽い倦怠感がありました。
時間とともに倦怠感は増し、偏頭痛がして、11:00には37.5℃になりました。
昼食後、ロキソニンを飲むと偏頭痛は治まり、倦怠感も夜にはすっかり無くなりました。

先回と同程度の軽い副反応でしたが、ゼロではありませんでした。
ゴロゴロして過ごし、休日1日無駄した思いがあります。
無料接種はこれで最後だそうです。
もう打つことはないでしょう。

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謎が解けた

2023-11-01 | 携帯・スマホ・タブレット
たまたま寄ったスーパーパーケットでちょっと買い物をしました。

セルフレジがあいていたので、そちらで会計をすることにしました。
機械を操作すると、「dポイントカードをお持ちですか?」と表示されたので、「はい」を選択、スマホのdポイントアプリをのバーコードを読み込ませようとしました。

しかし、うまく読み込めません。
数回繰り返してもダメです。
まぁたいした買い物でもないから、ポイントなんかどうでもよくなり、キャンセルを押そうとしたら、ブザーがなりパトランプが点灯しました。
すかさず店員が来たので、事情を話しました。
定員はなんとかスマホのバーコードを読み込むように試みましたが、やっぱりダメです。

そこで、「スマホの画面を少し明るくしていただけないでしょうか。」といわれました。
なるほど!画面が暗かったんだ!
実は前々から、QRコードやバーコードの読み込みが苦労していたのです。
航空機に搭乗するときなどみなさん一発で読み込んでいるのに、私は2,3回は読み込みを繰り返さなければいけませんでした。
はじめは画面保護シールのせいだと思っていましたが、機種変してシールを替えてもかわらず、なぜなのかわかりませんでした。

そういえばバッテリーが長持ちするように、画面はなるべく暗く設定してあります。
これで長年の謎が解けました。

さて、画面の明るさ調整ですが、「設定」から変更できることはわかっていますが、もっと簡単に一瞬で変更できる方法があるはずです。
結局、スーパーではdポイントを付けないで済ませましたが、今後のことを考えて操作法を確かめておきました。

私のスマホ(シャープ AQUOS)の場合、画面上端をスワイプするといろいろな設定のアイコンが表示されます。


さらにこれを引っ張ると、


この時に上部にあらわれるスライドスイッチで照度を調節できます。


これで、ずいぶん明るくなりましたが、スクリーンショットではわかりませんね。

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