橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

上田城

2009-09-29 | お城巡り(日本100名城)

上田城は、長野県上田市にあります。
真田昌幸により築かれ、二度にわたり独側群の猛攻をしのいだことは有名です。
特に、二度目は徳川秀忠率いる3万8000人の軍勢に対し、わずか3500兵力で対抗し、攻めきれなかった秀忠を関ヶ原の戦いに遅参させるという痛快な結果を残している。
江戸時代になり、城主は千石氏、松平氏とかわり明治を迎えました。

特徴的なのは、南北二つの櫓を櫓門が結んでいる構造です。


北櫓です。


南櫓です。


櫓門です。


この2つの櫓は明治時代に民間に売却され、場所を変えなんと遊郭に利用されていましたが、市民運動の結果、買い戻し復元されたという経緯があります。

楼門横の石垣にある大石は真田石と言われています。真田氏は江戸時代に松代に移封となりますが、そのとき運ぼうとしても微動だにもしなかったそうです。


本丸の跡は、真田神社となっています。歴代城主が祀られています。


真田井戸です。

この井戸は抜け穴となっており、敵に包囲されていても兵糧・城兵の出入りに不自由しなかったと言われています。

西櫓です。唯一の現存する建築物です。残念ながら内部には入れませんでした。


城内には、招魂社、上田市立博物館の他にも野球場・テニスコートなどいろいろなスポーツ施設が作られていました。


南側の石垣こそ堅牢ですが、

内堀は素堀の簡素なものです。

外堀も浅く(写真の場所は畑と小屋になっていました)、城自体が特別堅牢であったというわけではなく、真田武士が戦上手であったと思います。


キンモクセイです。上田には多いのでしょうか。市街地に入ったとたんとこの香りが立ちこめていました。


城内には多くの桜の木がありました。きっと春はすばらしいことでしょう。

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本日のお城巡りは、

2009-09-27 | お城巡り(その他)

本日もシルバーウイングでお城巡りに出発!
目的地は安土城、でも・・・・


なんか様子が変だぞ?


昼食もポテトにホットドッグ?


城は城でも「火天の城」でした。

西田敏行演じる宮大工の頭領が織田信長(椎名桔平)に前代未聞の巨大な天守閣の築城を命じられ、苦労の末成し遂げるという戦国版プロジェクトXです。
頭領のおかみさん役の大竹しのぶの名演技には2回ほど泣かされました。
合戦シーンのない、今までにない角度から見た戦国時代劇です。
城マニアと福田沙紀ファンは是非映画館で見ましょう。
そうでない人はDVDが出たらレンタルするといいでしょう。そんな作品でした。

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LEDライト

2009-09-24 | その他

カー用品店「ジェームス」でプレゼントをもらいました。

コールマンのLEDランタンライトです。

ガス式のランタンも持っていますが、火災や一酸化炭素中毒が怖いのでテント内で使えませんし、バイクの振動ですぐマントルが破損し交換しなければなりませんでした。
電球タイプも持っていますが電池のもちがイマイチで不満でした。
これを持って、来夏は関西ではやっているキャンプだホイ!に参戦したいと思っています。

ところで、私の隠れた趣味のひとつに「ライトをもらう」というのがあります。
そのコレクションを紹介します。

これも「ジェームス」でもらったものです。光が黄色いのは好みでありませんが、ボディの色がかわいいので娘にあげました。

どこでもらったか忘れました。明るさは抜群です。普段はクルマの中に置いてあります。

スバルの感謝デーでもらったものです。小指くらいの大きさでヨメさんがクルマのキーに付けております。

カー&ドライバー誌の読者プレゼントでもらいました。重量感があり、グリップはHUMMERと刻まれた革が巻かれて高級感があります。一番のお気に入りです。

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信州 城と蕎麦ツーリング

2009-09-23 | ツーリング

9月になってからというものの休みがない。わずか1日休んだだけで、21日まで働き通しでした。
しかし、皆さんのブログを見るうちにフラストレーションがたまります。
バイクに乗りたい!城を見に行きたい!蕎麦を食いたい!

ひとまず仕事も一区切りつき、22日ようやく休みとなりました。
よーし、ツーリングへ行くぞ!
目的地は松本です。なにしろ、城とそばがそろっています。
また、名古屋から向かって中央道ならばさほどシルバーウイークの渋滞の影響を受けないと考えたのです。
せっかくだから、足をのばして上田城と荒砥城にも行くことにしました。

【行程】
一宮IC→(名神高速)→小牧JCT→(中央道)→(長野道)→(上信越道)→坂城IC→上田城→R18→県道489号→荒砥城→県道489号R403→道の駅「さかきた」→R19→松本城→そば吉邦(昼食)→松本IC→→(上信越道)→(長野道)→(中央道)→(東海環状道)→(東海北陸道)→尾西IC

5:30自宅を出発。
天気予報では岐阜県方面が雨のようで、東海北陸道を使わず、中央道で松本に向かいましたが・・・・・。
小牧あたりから降り出してしまいました。でも負けません。
気分が高揚しているので、雨降りもカッパも上等です!
PAで一緒になったハーレー乗りは「栃木まで帰るのに、鬱~」と言っていましたが・・・・・。
駒ヶ根SAで「野沢菜おやき」をいただいている頃には曇り空ながらも雨もやみ路面もドライになっていました。

ただし、カッパのズボンはオーバーパンツがわりに上田まで脱ぎませんでした。
この季節はウェア選びが難しいですね。

交通量はやや多かったものの渋滞もなく、上田城に着きました。
ここは真田氏の城です。

人気のある武将ですから、いわゆる歴史女子(レキジョ)もちらほら見受けられました。

一言いわせていただけるのなら、城廻りにスカートはいけません。靴もスニーカーかウォーキングシューズにしましょう。カメラも大きな一眼レフよりもコンデジがいいですよ。山城だとこけることもありますから。

その山城である荒砥城にも行ってきました。

中世の山城が復元されているのはめずらしいです。

姨捨山を越える県道498号線は森林の中を通っています。

全線舗装されているものの勾配がきついところや狭いところ、さらには落ち葉がたくさんあるのでスピードは出せません。


聖高原からは国道403号を走りました。

白樺林の中を適度なスピードで走られるこのワインディングロードはお勧めです。

そろそろ昼食に蕎麦をと思い、道の駅に寄ったのですが・・・

なんと、うどんとご飯物しかありません。
国道403号から19号へ南下したものの、沿道に蕎麦屋は見あたりません。
まぁいいや、松本市内で食べればと思ったのが13:00頃でした。

松本は大変なことになっていました。
まず、松本城に向かう道が大渋滞。動かない。信号が青になっても動かない(しょうがないので裏通りを通っていきました)。
市営の駐輪場があったのでそこにとめ、蕎麦屋へ向かうのですが、どこもかしこも店の外まで長蛇の列です。
松本城もすごい人です。

思うに、ここは首都圏からも中京圏からも高速を使ってドライブするには手頃の土地なのかも知れません。

城を見た後、蕎麦屋へ行ってみますがあいかわらずどこも並んでいます。
どうしたものか。妙案が浮かびました。
混んでいるのは観光客が多いからである。それならば、観光客が行かないところへ行けばいいのである。
そこで、松本市役所の近くの蕎麦屋へ行きました。官公庁は休みなので空いているかも知れません。

ビンゴでした。混んでいたものの並ばずに席に着くことができました。
ようやく、ありついた「もりそば」です。

この写真を撮ろうとしたところ、店主がやってきて見栄えがするように並べ直してくれました。著作権料5000円とか言ってましたが(笑)。
手前にあるのは、主人自慢の秋なすの煮付けです。おいしかったです
任務完了。

さすがにシルバーウイークです。帰路はところどころ渋滞がありました。
これを避けるため、土岐から東海北陸道周りで帰宅しました。
19:15帰宅。本日の走行距離625km。満足満足。

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小牧城

2009-09-15 | お城巡り(続日本100名城)

小六の長男は、30人31脚の岐阜・愛知・三重大会に出場すべく毎日練習を重ねています。
その会場であるパークアリーナ小牧の下見へ行ってきました。

立派な施設ですね。


しかし、これは息子を連れ出すための口実に過ぎません。
真の目的は、小牧城の登頂にあります。
小牧城は、愛知県小牧市の真ん中にぼっかりとある小牧山山頂にあり、名神・名古屋高速からみることもできます。


歴史舞台には2回登場しています。
織田信長が美濃攻めの基地として使用しました。
信長没後、秀吉と家康が争った小牧-長久手の戦いでは、家康の本拠地として利用されました。

北側に用意されている駐車場はなんと2時間以内無料です。

南側には市役所があるのでここの駐車場を使っても良いでしょう。

駐車場との間には土塁が築かれています。

土塁の断面を観察できるようにしてありました。


ツクツクボウシの鳴く山道を登っていきました。

土塁かな?

自然石でしょうが、石垣のような役割もしていそうです。

左はゆるやかだけど遠回り、右は急坂だけど近道。どちらを選びますか。

近道を選んだところ3分ほどで山頂に着きました。

天守閣に見える建物は、小牧市歴史資料館です。

なんと個人が1968年に建築されたのち、市に寄付されたそうです。
入場料も良心的です。しかも、この日は小中学生は無料でした。

内部はリニューアルされきれいになっています。


ここから金華山(岐阜城)を信長は臨んでいたことでしょう。

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神岡城

2009-09-11 | お城巡り(その他)


神岡(現在は合併し岐阜県飛騨市に編入されています)は、鉱山で栄えた町でした。

1970年に三井金属鉱業神岡鉱業所の創業100周年記念として、神岡城の模擬天守と模擬城門が建築されました。

元来、武田信玄の命令で、高原諏訪城の支城として築城されたそうですが、元和元年(1615年)に江戸幕府の命令で破却されてしまいました。
遺構は石垣と堀だそうですが、当時の様相そのままというものではなさそうです。

天守閣横の堀を私が歩いて渡ったくらいですから、この浅さでは機能しません。

城門を渡ると小ぶりの天守閣が鎮座しています。

犬山城や丸岡城を参考にして作られた、鉄筋コンクリート製の模擬天守です。

ここは小高い丘の上にあり、神岡の町を一望できます。

隣接する鉱山博物館です。

明治元年に建設された農家の住宅である松葉家です(ここが一番おもしろかったりして・・・)。

神岡城は鉱山博物館・松葉家とともにアミューズメントパーク的に作られたようで、入場料もセットとなっていました。
しかし、鉱山の衰退とともにこの施設への客足も遠のいているようで展示パネルなどもいささか時代に取り残された感が否めません。

周囲には空き家になっているアパートなどもぽつぽつあり、寂しい限りです。
ニュートリノ観測施設スーパーカミオカンデの町として再起してもらいたいと思います。

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富山城

2009-09-06 | お城巡り(続日本100名城)

富山城は富山市の中心地、官庁街の中にあります。


室町前期から存在した古い城であるが、現在の場所に築城したのは佐々成政といわれています。
富山城はもともと天守の存在しなかった城であり、天守に見える建物は富山市郷土博物館です。


もともと天守のなかった城、存在したが不明な城に、建てられた天守「復興模擬天守」とよんでいるがこの中でも戦後いち早く建てられたこの建物は国の登録有形文化財に指定されています。
門を入ると枡形になっています。

最上階は展望台になっていますが、安全のためかハト害対策か金網に囲まれていたのは残念でした。

創建当時の石垣を見ることもできます。


「富山県民は佐々成政が好きです。前田家は嫌いです。」と知り合いの富山県出身者が述べておりましたが、この博物館でも「佐々成政は5年しか富山を治めていなかったが、たいへん慕われている」との解説がありました。
しかし、城内の銅像は二代目藩主の前田正甫(利長の次男、利家の孫)です。


富山城唯一の現存建築遺構といわれている千歳御殿です。

しかし、この立て札はなんか威圧的ですね。


城址公園内には富山市佐藤記念美術館も建てられています。

この建物を裏から見ると、隅櫓のようです。

さらに建物の内部に茶室も造られていました。


公園内には子供たちの遊具も設置されており、そこには9600形蒸気機関車が展示されていましたが、

状態はおせじにもいいとは言えませんでした。


高岡城にもありました。富山県の方は船でのお堀巡りがお好きなようです。


現在あちらこちらで、整備工事が行われています。

平成26年の完成予定です。

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