橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

2019-04-29 | ツーリング

久々の休日
バイクでお城めぐり・・・といきたいところですが、天気予報は芳しくありません。
でも、大丈夫。
こんな時のために、雨天メニューも用意してあります。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館へは、子どもが小さいときに行ったことがあります。
たしか、家内に用事があり、子ども2人をお守りするために連れてきたと記憶しています。
あれから10年以上経ち、記憶も曖昧になってきたので、再度訪れたかったのですが、2016年(平成28年)から全面的なリニューアルのため一次閉館となっていたので、開館を待っていたのでした。

今回は家内と一緒に訪問しました。

入館前に屋外展示を見学。


川崎 V-107A ヘリコプター
ボーイング・バートル社が製造したタンデムローター式のヘリコプター
川崎がノックダウン生産し、自衛隊などで使われました。


日本航空機 YS-11R-500A 中型輸送機
戦後、我が国で初めて開発・生産された旅客機


新明和 US-1A 救難飛行艇
日本の飛行艇は多少波が高くても離着陸でき、世界でも有数の高性能を誇ります。


いよいよ入館します。
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
所在地:岐阜県各務原市下切町5丁目1番地
開館時間:平日 10:00~17:00(入館~16:30),土日祝日 10:00~18:00(入館~17:30)休館日:第1火曜日,12/28~1/2
入館料:大人 800円,60歳以上・高校生 500円,中学生以下 無料

まずは新設された「航空機と航空機産業の始まり」のエリア
ここでは、人類の空への挑戦、岐阜、各務原における航空産業の誕生を紹介しています。


陸軍乙式一型偵察機
フランスのサルムソン2A2偵察機の製造権を得て国産化しました。

次に「戦前・戦中の航空機開発」のエリア
ここも新設されました。


三式戦闘機二型「飛燕」
ドイツの水冷航空エンジンを国産化し搭載した、当時の日本唯一の量産型水冷戦闘機です。
水冷式のため、スマートで美しい機体でしたが、扱いや整備が不慣れなため、充分な性能を発揮できませんでした。


十二試艦上戦闘機
有名なゼロ戦(零式艦上戦闘機)の試作機です。

「戦後日本の航空機開発」のエリア
ここは以前とあまり変わっていないようでした。

KAL-1連絡機
日本の航空機産業の再スタートという希望のもと、戦後、初めて各務原で設計・製造された飛行機です。
ただ、戦後初めての設計ということもあり、第2次世界大戦期における機体の習作的な意味合いが強く、試作機は2機製造されるのに留まりました。


KAT-1練習機
航空大学校の練習機として使われました。


T-33A改(飛行開発実験団特別仕様機)
川崎重工でライセンス生産がされ、1956年~1959年に計210機が導入され主に中等練習機として使用されました


サーブ・サフィール91B改 X1G1B 高揚力研究機(手前)
1956(昭和31)年に技術研究所によって購入され、短距離離着陸(STOL)に用いられる高揚力装置の研究実験機「X1G」に改造されました。

UF-XS 実験飛行艇(後方)
UF-XSはPS-1を開発するために1960年アメリカから供与されたUF-1を新明和工業で大改造を施した飛行艇です。


N-62 イーグレット
1962年伊藤忠航空整備と日本大学が共同で、設計開発を開始、1964初飛行。
セスナやパイパーなどの米国製軽飛行機が多かった中で、操縦訓練や各種任務機を国産機で行いたいとの先人のエネルギーが感じられます。


T-1B(飛行開発実験団特別仕様機・ADTW50周年特別塗装)
わが国初の国産ジェット練習機


FA-200改型STOL実験機
富士重工業で製造された軽飛行機。
愛称はエアロスバル。
FA-200改は、航空宇宙技術研究所(NAL、現JAXA)によって短距離離着陸 (STOL)の研究用に改修された機体。
FA-200-160を元に、エンジンを180馬力に強化し、計測装置の装備。さらに、水平安定板を可変翼(-3~+3度)に改造しています。


T-3初等練習機
航空自衛隊のレシプロエンジン単発の初等練習機。
パイロットが最初に訓練するために乗る事を目的とした機体。
富士重工業が製造し、30年間近くパイロット育成に使用され、2007(平成19)年に退役しました。


F-104J
ロッキード社が設計した戦闘機。
『最後のの有人戦闘機』ともよばれました。
日本では、三菱重工業がライセンス生産を担当しました。
私は歴代の航空自衛隊機の中でも一番美しい機種だと思っています。


T-2(ブルーインパルス)
ブルーインパルスの2代目使用機。
国産初の超音速ジェット機T-2高等練習機が選ばれました。
国産初の超音速機と言う事のインパクトとスピード、スマートでかっこいいスタイルで
ファンは多かったと思いますが非力なエンジンと旋回半径が大きく機動性もイマイチ。
あまりアクロ向きの機体では無かったようです。


T-2 CCV研究機
T-2をベースにCCVの研究開発のために改造された機体で通称T-2CCVと呼ばれている機体です。
CCVとは運動能力向上機のことで、カナードを使用することで重心をずらし運動性を高めていたようです。


低騒音STOL実験機 飛鳥 JQ8501
1985~86年頃、科学技術庁、航空宇宙技術研究所、川崎重工などが参加して、将来必要になるであろうSTOL機のデータを集めた実験機。


川崎ベル式47G3B-KH4
川崎航空機(現川崎重工業)がベル・エアクラフト製ベル47G3Bをベースに改造開発した4人乗り単発ヘリコプター。


BK117P5(先進飛行安全技術実証機)
川崎重工と西ドイツのMBB社(メッサーシュミット・ベルコウ・ブローム現在のエアバス ヘリコプターズ)の中型多用途ヘリコプター。
1979(昭和54)年各務原で初飛行。
軽い機体と双発のエンジン、無関節型ローターで安全性と操縦性が向上してます。


OH-6J改
アメリカのヒューズ・ヘリコプターズ社が開発した小型ヘリコプターOH-6を川崎重工業がライセンス生産したもの。


OH-1 (モックアップ)
川崎重工業によって製造された陸上自衛隊の観測ヘリコプター(偵察機)。
展示品は設計段階でつくられた木製模型。

最後に「宇宙エリア」
 

「おお!サターンロケットだ!」と驚いてしまいました。
サターンロケットとはアポロ宇宙船を打ち上げた巨大なロケットですが、実はサターンロケットではなく、国産のH-Ⅱロケットだったのでした。




国産ロケットでもこんなに大きくなったとは感慨深いものがあります。

なにしろ、戦後はじめて糸川英夫博士がつくったロケットは

こんなんだったわけですから。

このペンシルロケットのは、私はまだ生まれていませんが、子どもの頃でも欧米と比べて周回遅れのイメージを捨て切れていませんでした。

いまでは、宇宙ステーションの一画を担うほどとはうれしい限りです。


日本がつくった宇宙ステーションの実験棟「きぼう」


はやぶさ2の模型
こちらの活躍も楽しみですね。

コメント (2)
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Garmin Instinctのインプレ

2019-04-19 | 携帯・スマホ・タブレット

昨年末、Garmin Instinctを購入しました。
しばらく使ったところで、インプレを書こうと思ったのですが、正直言ってまだ数%の機能しか使えていません。

1.デザイン・機能
最近追加されたものも含めて6色ありますが、選んだのはグラファイト(黒)です。
落ち着いた感じで、ONにもOFFにも違和感がないので気に入っています。
そうです。もともとバイク用の時計を探していたのですが、健康記録を取ることができるのでどんなときもこの時計だけをつけるようになってしまいました。

ベルトの部分は柔らかいシリコンゴムでできていて、質感は低いですが、つけ心地は良いです。


時計の表示画面は何種類かのうちから選択できますが、この画面が気に入っています。
購入前は秒の表示が小さいのが気になりましたが、見にくくはありませんでした。
なお、上部に表示されている「ハート- -」は心拍数を示し(腕から外して撮影していますから表示されません)、その下のグラフが変化を表しています。
時刻の下には、日の入りの時刻が表示されています。


ボタンを押すと、過去4時間の心拍数の変化を示します。


さらに押すと、基礎運動量の表示に代わります。
週間運動量が34,階段の上り下りが2回/日,徒歩数300歩/日


さらに押すと、天気予報を表示します。
晴れときどき曇り,降水確率0%,北東の風10m,現在の気温7℃,最高気温16℃,最低気温9℃(あれ?最低気温を下回っていますね)

この時計の特徴はこれらの操作が横につけられているボタンで行うことです。
画面ではなく物理的なボタンで操作するので濡れていても問題なく反応してくれます。


2.体調管理
この時計の最大のウリは、普段の生活やスポーツ、トレーニングの記録を残せることにあります。
ガーミンコネクトというスマホアプリで確認することができます。


心拍数は現在の心拍数が表示されていますが、グラフの部分タップすれば時間による変化も確認できます。
ステップ数は歩数計ですね。


週間運動量・1日の消費カロリー・1日あたりの階段の昇降の階数


睡眠時間と質、ストレスの度合いも計測されます。
ちなみに、この日は飲酒せず夜10時過ぎに寝た結果、「深い」睡眠が21分でした。


別の日にべろんべろんに酔って寝てしまったのですが、「深い」睡眠はとれなかったようです。


過去7日間の記録

また、さまざまなスポーツに対応していて、その記録を取ることができます。
たとえば先日、諏訪原城を訪問した際、「ウォーキング」で記録を取ってみました。

GPSが内蔵されていますから、自分が歩いた後を地図上に示すことができます。


上の赤いグラフは心拍数を表しています。
下の緑のグラフは高度の変化です。


心拍数は、115~130bpmが一番多いですから、城跡めぐりはダイエットに最適なようです。


他にもいろいろなデータが記録されています。


3.通知機能
電話がかかってくると、震動して知らせてくれます(音を鳴らすこともできます)。
発信相手が表示されます。

メールやラインも表示され、発信者と文面の一部を知ることができます。
私はスケジュールをグーグルカレンダーに記録しています。
これには、定められた時間前にスケジュールをメールで通知する機能があり、腕時計で確認できるようになり、便利になりました。

通知機能はスマホからブルートゥースによって送られますが、これがけっこう強く、
2階にスマホを置いた状態で、1階で受信できます。自宅でも職場でも!
普段、スマホを持ち歩かない私には、とても便利です。


4.バッテリー
メーカーによれば、スマートウォッチモードで最長14日、GPSモードで最長14時間バッテリーがもつそうですが、実際に使ってみてもこれに近い数字になると思います。
近頃では、バッテリー表示が1目盛りか2目盛り減る(5目盛り中)と夕食前にはずして充電し、夕食・入浴して就寝前に着用する。これを週1回のペースで行うのがルーティーンになっています。

 

 

 

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Garmin Instinct

2019-04-14 | 携帯・スマホ・タブレット

結局、購入したのはGarmin InstinctというGPSアウトドアウォッチです。



決め手となったのは、
1 常に時計が表示されている
 多くのスマートウォッチはバッテリーの消耗を防ぐためにスマホと同じように普段画面が消えています。
 Apple Watchなどは画面を傾けるだけで、表示される機能を持っているようですが、やっぱ常時時間は表示されていた方が良いです。だって、腕時計なんですもの。

2 高い耐水性・耐衝撃性
 アメリカ国防総省MIL規格「MIL-STD-810G」準拠の高い耐熱性・耐衝撃性および耐水性を実現。
 よくわからんけど、バイク用としては十分でしょう。

3 健康状態・トレーニング状況をモニタリングできる
 日々の心拍数、アクティビティ、ストレスをモニタリングできます。
 互換のスマートフォンとペアリングして、内蔵されたスポーツアプリでのアクティビティの終了後、GarminConnectオンラインフィットネスコミュニティへ自動的にアップロードすることもできます。
 これを機に日々の運動量を把握して、健康に気をつけようと思った次第です。

4 バッテリー寿命
 スマートウォッチモードで最長14日、GPSモードで最長14時間バッテリーがもつそうです。

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スマートウォッチについて調べてみた

2019-04-09 | 携帯・スマホ・タブレット

Apple Watchが世に出たときから、スマートウォッチに興味を持っていました。
しかし、
価格の割にデザインが安っぽいこと
電池の持ちが悪く、頻繁に充電が必要なこと
などから、購入するのは時期尚早と判断していました。
新技術の製品というのは、往々にしてはじめは割高で機能もショボいのですが、徐々に安価で高機能なものになるものです。
よって、小市民橋吉はしばらく様子見をする癖が付いてしまっているのです。

「そろそろ価格的にも機能的にも手の届く範囲になったのかな?」と思いスマートウォッチについて、調べてみました。
すると実に多くの種類のスマートウォッチが存在し、機能も価格も千差万別であることがわかりました。

自分なりにスマートウォッチを分類してみました。
【タイプ1】腕時計型PCタイプ
Apple Watchなどがこのタイプです。
アプリを自由にインストールすることができ、SNSやメールの通知の確認はもちろん内容を読むこともできます。
なかには、SIMカードをいれてスマホなしでも通信できるものもあります。

【タイプ2】スポーツ・健康管理タイプ
マラソンやトライアスロン用の時計は以前からありましたが、GPSが利用できるので走行距離やコースも記録できるようです。
登山用やゴルフ用、サイクリング用もあるようです。
特定のスポーツに特化してなくても、ウォーキングやジョギングを記録できるタイプもあります。

【タイプ3】通知機能のみ
従来の時計に、電話やメールに通知機能のみが付いたタイプ
カシオのGショックやPRO TREKといった人気シリーズもあります。
ふつうの時計のデザインが好みの人には良いかもしれません。

(どこまでをスマートウォッチというかということはこの際目をつぶって下さい。)

GPSを利用して、バイク用ナビに対応しているものはないかと探してみましたが、見つかりませんでした。
画面が小さすぎるかもしれませんね。

コメント (2)
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バイク用の時計がほしくなった

2019-04-06 | バイク

最近心がけていること、ツーリングやドライブ時に早めに休憩を入れること。
年齢相応に肉体も集中力も衰えているはずですが、イマイチ自覚が足りなくて・・・
事故を起こしてからでは遅いので、早めに休憩を入れるように心がけています。

ただ、SRはついつい乗りすぎてしまいますね。
そろそろ1時間くらい乗ったかなと思って、確かめてみると2時間を越えていたりすることがたびたびです。
理由のひとつは乗っていて楽しいから時間を忘れてしまうことですが、もうひとつはSRに時計が装備されてないからです。
無いならば、買ってきて取り付けるなり、腕時計をして、それを見れば良いのでしょうが、
常日頃時間を気にしながら仕事をしているので、休日ぐらいは腕時計をせずにすごしたいというポリシーがありました。
腕時計から解放されることにより、ONからOFFに気分良く切り替えられるような気がしていたのです。
しかし、気分転換ならば、仕事用の時計と休日用のそれを使い分ければよいのではと思い直しました。

そんなわけで、ツーリング用に腕時計を購入することにしました。
さて、どんな時計にしましょうか。
耐水性は必須ですね。
温度がわかるとイイかな。
天気予報がわかる時計なんてあるかな?
そうそう、電話やメールの着信を知らせる機能があれば便利です。
元来、休日に仕事関係で電話がかかってくることはありませんでした。
ところが、昨年、ちょっと役職が代わったらちょくちょくかかってくるようになったのです。

となると、スマートウォッチっていうのが良いのかなぁ?

コメント (4)
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