何気なく始めた街道歩きですが、けっこうおもしろくハマっています。
しかし、バイクにも乗りたい。
ということで、この日は近場ツーリングにでかけました。
まず訪れたのは、
トヨタ博物館
所在地:愛知県長久手市横道41-100
営業時間:9:30~17:00(入館受付は16:30まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日),年末年始
料金:大人1000円,シルバー(65歳以上)500円,中高生600円,小学生400円
JAFの会員証を見せて20%OFFにしてもらいました。
トヨタ博物館はトヨタ自動車株式会社創立50周年 記念事業の一環として1989年4月16日にオープンし、世界の歴史的な車(トヨタ社だけではないですよ)を約140台を常設展示しています。
このうち何台かを独断と偏見により紹介します。
ベンツ パテント モトールヴァーゲン "レプリカ"(1886年・ドイツ)
ガソリン自動車の第1号は、さまざまな説がありますが、そのうちのひとつがベンツが作ったこの3輪車です。
こんな大きな弾み車がありました。
フォード モデルT(1909年・アメリカ)
大衆車の先駆となった名車です。
モーガンエアロ(1922年・イギリス)
前2輪,後1輪の3輪スポーツカーです。
ボンネット前にむき出しのエンジンが置かれているところがおもしろいですね。
フォルクスワーゲン 38 プロトタイプ "レプリカ" (1938年・ドイツ)
これもまた名車中の名車
フェルディナント・ポルシェの設計ですが、彼の孫がデザインしたポルシェ911にしても時代を超えて愛される造形ですね。
ウィリス ジープ(1941年・アメリカ)
車としての性能も卓越していますが、機能美というべきこのデザイン、古さを感じさせません。
タッカー’48(1948年・アメリカ)
優れた性能と画期的なデザインを備えた意欲作
残念ながら、BIG3によってつぶされてしまいました。
シトロエン 2CV タイプA (1953年・フランス)
1948年から1990年までの42年間、大きなモデルチェンジなしに生産された世界屈指のベストセラー車・ロングセラー車です。
バイクのように車体を傾けてカーブを曲がっていく姿が印象的でした。
メルセデスベンツ 300SL クーペ(1955年・ドイツ)
所有したいとは言いません。運転させてとも言いません。助手席で良いから乗せてほしいものです。
フォード サンダーバード(1955年・アメリカ)
こんなに長いのに2人しか乗れないのです。
モーリス ミニ マイナー (1959年・イギリス)
今でもちょくちょく見かけますよね。
フェラーリ512BB(1979年・イタリア)
懐かしいです。中学生時代にスパーカーブームを体験した世代ですから。
相変わらずカッコイイです。
次に懐かしい国産車を紹介します。
トヨダAA型 "レプリカ"(1936年)
トヨタ自動車初の生産型乗用車です。
水野式 自動三輪車(1937年)
名古屋市内にあった株式会社水野鉄工所が、1931(昭和6)年から1940(昭和15)年にかけて約3,000台生産したユニークな三輪トラック。
前輪の左にエンジンとトランスミッションを、右にラジエーターと燃料タンクを配置しています。
三菱 シルバーピジョン(1949年)
戦後、戦闘機の車輪や廃材を利用してつくられたスクーター
富士重工のラビット号と人気を二分しました。
トヨペット SA型乗用車(1951年)
戦後初のトヨタの乗用自動車
トヨペット クラウン RS型(1955年)
全長4285mm,全幅1680mmと現在のカローラより小さいのですね。
それでいてこの存在感。
フライングフェザー(1955年)
この時代にして経済性を追求したクルマ、バイクのようなタイヤを履いていますね。
むしろ、これからの時代に合っているような気がします。
トヨペット コロナ ST10型(1957年)
スバル 360 K111型(1958年)
現在の軽自動車規格で復刻版を作ってみませんか富士重工さん
ダイハツ ミゼット DKA型(1959年)
私の子供の頃、トラックと言えば三輪と四輪が半々でした。
パブリカ UP10型(1961年)
ホンダ S500 AS280型(1964年)
二輪メーカーだったホンダが4輪分野へ進出して、いきなりこんなクルマを発表するとは驚きです。
トヨタ スポーツ800 UP15型(1965年)
1000ccぐらいのスポーツカーなんて今出してもおもしろいと思うのですが・・・
税制的には中途半端なのでしょうか。
トヨタ カローラ KE10型(1966年)
なんだかんだいってもこのクルマの功績は大きいと思いますよ。
スズキ フロンテ360 LC10型(1967年)
こんな綺麗なフロンテが残っているのですね。
トヨタ 2000GT MF10型(1968年)
トヨタ 2000GTって、1960年代のクルマだったんですね。驚きです。
ホンダ N360 N360型(1969年)
40数年経た現在、Nシリーズとして展開、売れていますね。
ですから、富士重工さんスバル360の復刻は?
マツダ コスモスポーツ L10B型(1969年)
わが国初のロータリーエンジン搭載車
残念ながらロータリーエンジンはなくなってしまいましたね。
いすゞ 117クーペ PA90型(1970年)
歴代日本車の中で最も美しいモデルだったと思います。
ニッサン フェアレディ Z432(1970年)
いやぁ、文句なしにカッコいいです。
トヨタ セリカ TA22型(1970年)
セリカってトヨタ車の中にあって賛否の分かれるとんがったデザインが特徴だと思うんです。
こういうクルマも必要ですよね。
1973年に発表されたリフトバック
子供の頃はハッチバッククーペが好きでした。
実際運転するようになってからは、外見だけで、見切りは悪く、大して荷物は積めないことに気づきました。
トヨタ・カローラレビン(1972年)
当時は「普通の」カローラにもクーペモデルが存在しましたが、これにセリカの1600ccDOHCエンジンを積み込んだホットモデルです。
まさに羊の皮を被った狼です。
ホンダ シビック CVCC 1200GL 3Door(1975年)
世界的ヒットとなった名車です。
けっこう好きだったんですが、近年肥大化しずぎて魅力がなくなってしまいました。
フィットには同じ道を歩んでほしくありません。
トヨタ ソアラ 2.8GT(1981年)
スペシャルティカーという言葉が生まれたのは、このクルマからじゃないでしょうか。
トヨタ カローラ レビン AE86型(1983年)
頭文字Dで後の世に伝説となったハチロク
FRであったことによりチューニングの余地があったとは思うが、ノーマルの状態でライバルに著しく勝っていたとは思わないです。
トヨタ MR2 AW11型(1984年)
トヨタ初のミッドシップスポーツ
大排気量エンジンではなくカローラの1600ccを積んでいたところに好感が持てます。
ユーノス ロードスター(1989年)
私はでかいスポーツカーよりも、このぐらいのサイズが好きです。
トヨタ セルシオ UCF11型(1991年)
北米では、レクサスLS400としてデビュー。
日本ではまだ「トヨタ」ブランドだったんですね。
ホンダ・ビート(1991年)
ミッドシップエンジン・後輪駆動の軽スポーツ
後継機と言うべきS660がまもなく発売されますね。楽しみです。
スズキ・カプチーノ(1991年)
こちらはFR軽スポーツ
ロングノーズがカッコイイですね。
軽自動車が好調な現在において、ダイハツがコペン、ホンダがS660を発売となると、どうしますスズキさん?
トヨタ プリウス(1997年)
ご存じ世界初のハイブリットシステム量産車
燃費にだけ注目されがちですが、全長4275mmできっちり大人4人乗れるスペース効率の高さも目を見張るものがありました。