2月10日金曜日、ついに車検の日がやってきました。
テーマ曲「決戦は金曜日」をお聞きながら以下をお読みください。
前々日、前日と雪がちらつく天候で心配しておりましたが、
秋山 真之ならば、さしずめ今朝を「天気晴朗なれど気温低し」と打電するであろう様子。両足先、両足首さらに背中に二枚、カイロで武装して、8:20自宅を出発しました。
8:49、中部運輸局愛知運輸支局に到着しました。
なお、ここから先は気持ちに余裕がまったくなかったため、写真はほとんどありません。
【印紙購入】
運輸支局に隣接した自動車会議所の窓口にて印紙を購入しました。
下見の際、手に入れた印紙証紙購入申込書に事前に記入したおいたので、これを渡して料金を支払い完了です。
隣の窓口では、初心者の方かな?窓口のおねえさんに書類を見せて位置を確かめながらいっしょに印紙を貼り付けていましたが、私はクリップに束ねた印紙とレシートをもらっただけ、よかったか悪かったのか。
しかたなく、窓際の机にて自分で貼り付けました。
【自賠責手続き】
自動車賠償責任保険の延長手続きも、隣の窓口で行いました。
「自賠責おねがいします。」
と言うと、
「現在の保険証明書と車検証を見せてください。」
「24ヶ月でよろしいですね。」
と聞かれ、お願いしました。
待つこと数分で、2年先までの保険証明書ができあがりました。
【書類の提出】
書類は下見で購入し、あらかじめ記入してあります。
本日は走行距離およびわからなかったところを書類の書き方見本を見て記入しただけです。
「自動車検車票に、車検証に、OCR用紙に・・・」と提出用紙を確認しました。
あまりの手際の良さに、隣で書き込んでいたお兄さんが羨望のまなざしでこっちを見つめます。
「そんな目で見ないで、私もビビリまくりなんだから」
と心でつぶやきます。
窓口に書類一式を提出します。
係員が赤ボールペンでなんかチェックしていますが、全部OKだったようで
「んじゃ、1番ラインへ入ってください。」
と言われ、事前手続き終了です。
ここまでの所用時間が18分、順調順調。
【検査】
指示が良く聞こえるように、ヘルメットを被らず指定されたレーンを進みます。
係員に「はじめてです。よろしくお願いします」と挨拶します。
車体番号・エンジン形式を確認し、ライト下向き・上向き、ウインカー右左、ストップランプの点灯を確認してもらいます。その後、排ガスの検査です。
「エンジンかけたまま降りて、スタンドかけてください。」
といわれ、メインスタンドをかけようとしましたが、
お・・・・・重い!う・・・動かない!
なんと、リアブレーキをしっかり握っていました。
どんだけ、緊張してんだか・・・・
排ガス検査もパスしたところで先客2台のライン待ちです。
まずは、バンデットがラインにはいるところでしたので、すぐ近くで検査の様子を見ました。
バンデット氏は不慣れな様子でしたがひととおり検査はパスしました、ただ最後の光軸テストだけは×でした。
次のVMAX氏は2回目の検査だったらしく、光軸検査だけを行いました。
しかし、結果は×・・・・・・・・・・
いよいよ私の番です。
まず、床に設置されたローラーの間に前輪を置き、前ブレーキのテストです。
「ブレーキをはなしてください」「前後ブレーキをかけてください」
と表示され、指示に従います。
OKがでました。
少し進んで後輪に置き換えます。
スピードメーターの検査です。
アクセルはかけませんが、ローラーが回転して速度計が上がっていきます。
40kmになったところで、床のスイッチを離します(各検査は床のフットスイッチを踏んで始まります)。
つづいて、後ブレーキのテストです。
事前に見ておいたサイトには「親の敵のように思いっきりかける」とありましたが、ブレーキをかけ始めた瞬間に○の表示が出ました。恐るべきシルバーウイングのブレーキ!
すべての検査とも係員が横に付き添ってくれたので不安は少なかったです。
最後に光軸テストです。
ハイビームにし、フットスイッチを踏むとライトの前にテレビのような計測器が登場します。
2回検査を行いましたが、結果は×
(これで、3台連続×です)
「だいぶ、低いですね」と係員氏、さらに「調整して光軸だけ再検査してください。本日はあと2回受けられます」とのこと
事前に整備したときも低かったのですが、調節して高くしたつもりが不十分だったみたいです。
【調整そして再検査】
でも、これは想定内です。
すぐさま、隣のテスター屋に駆け込みます。
ひとの良さそうなお兄ちゃんが
「バイクの光軸は・・・」
「えーダメなの!」と思いきや
「1,575円になります。」
もちろん払います。すぐ調整してください。
「こりゃだいぶ低いね~」と慣れた手つきで調整してくれました。
その際、ロービーム側に紙を貼ってくれました。
実は上下二灯式の場合はロービームを隠すことと聞いたことがあり、ガムテープを用意しておりましたがラインでは何も言われずそのまま1回目検査を受けていました。
検査ラインに戻ると、別の係員が立っていました。
「ライトの再検査ですね。やり方わかりますね。」
と言われ、うっかり「はい」と答えると、どっか行ってしまいました。
しょうがなく、ライト検査の位置まで進み、フットスイッチを踏みます。
例の装置が出てきて測定がはじまります。
しばらくして、○が表示されました。
係員はいませんでしたが、たしかこうだったなと横の機械に検査用紙を挟み込みスタンプを押します。
ほどなく、最初の係員が歩いてきて「OKでしたか、じゃあ総合BOXへ行ってください」と指示されました。
やれやれ
【アクシデント】
あとは総合BOXと書かれた建物に書類を提出して終了です。
まず、年配の係員に書類を渡します。
点検すると隣の係員に書類が渡されました。
研修員という腕章をした女性が入念に見て、先ほどの係員になにやら相談しております。
「何をやっているのやら、しっかりしろよ」
と心の中でつぶやきます。
「自動車税納税証明書が昨年のですよ。」
「え!」
(先ほどの言葉を、自分自身に投げかけます・・・)
矢印の有効期限を支払期日と勘違いしていました。
で、一番上の平成22年度というのは昨年度分を今年に払うのかと勝手に思いこんでいました。
自宅までの往復ツーリングです。
【やった~終了】
再度、運輸支局の総合BOXへ、今度はすんなりOK
かくして、新しい車検証とシールを手にしました。
時刻は10:50(うち、ロスタイム1時間)
今回の費用
書類 25円
印紙(国) 400円
証紙(検査法人) 1,300円
自動車重量税証紙 4,400円
自動車損害賠償責任保険 14,110円
光軸調整代 1,575円
合計 21,810円
【今回の成功点】
アクシデントもありましたが、うまく行ったところもありました。
まず、各書類をA4バインダーに挟んでおいたこと。
さらに、これをショルダーバッグのポケットに入れ検査を受けました。
我ながらこれは良かったと思います。