ここのところ、仕事が忙しく、ブログの更新を怠っております。
そんな中においても、密かに夏の計画を立案しています。
九州には日本百名城が13カ所あります。
これを3回の遠征で制覇する計画です。
北にある6城は一昨年訪問済みで、今年は中九州の4城(大分府内城,岡城,熊本城,島原城)にチャレンジする予定です。
さて、長距離フェリーの予約は2か月前に開始となりますから、そろそろアクセス方法を決定しなければなりません。
そこで、九州行きのフェリーについていろいろ調べてみました。
まずは航路の検討です。
名古屋から直接九州への路線はありませんので、大阪~九州の航路を利用することになります。
中部九州となれば大阪南港~別府観光港間を結ぶフェリーさんふわあが便利なのですが、この場合、料金(400ccバイクで一番安い部屋で試算しました)は次のようになります。
しかし、泉大津港~新門司港を結ぶ阪九フェリーならば、こんなにお安くなります。
これは同一航路を名門大洋フェリーと競合しているからであり、2社の料金はほとんど変わりません。
ちなみに名門大洋フェリー(大阪南港~新門司港)の料金表です。
阪九フェリーの到着時刻は、さんふらわあより2時間早く、その間に新門司から移動すれば、最初の目的地である大分到着時刻はほぼ変わらず、高速料金を足しても安くつく計算になります。
なによりも、阪九フェリーは今年就航したばかりの新造船で綺麗で且つ設備が良いのが魅力で、今回はこちらを選択しました。
次に乗船日についてです。
上記の2つの表を見ておわかりのように、通常期間と特別期間で料金設定が異なります。特別期間はフェリー会社によって異なりますが、お盆のあたりはこれに該当しますので注意が必要です。
この2つの期間の料金の違いは意見微々たるように見えますが、各種割引などを加味すると多く違ってきます。
というのは、通常期間の場合、インターネット割引(20%引き)や早期購入割引(20%引き)が適応されますが、特別期間は不適応になります。
その結果、差は3,170円にもなります。
これだけあれば、ワンランク上の客室を利用できます。
ところで、所帯持ちである橋吉の場合、長旅に行くには家族の了承が必要です。
「九州に旅に出るけど、いっしょに行く?」と聞いてみました。
ただ、そこのところは計算済みでして、受験生である長男は「それどころでない」と答え、嫁さんも長男を置いてはいけないのでパス、出かけるのが嫌いな母はハナから拒否と予想通りの返事が返ってきました。
これでバイク一人旅の大義名分が立つわけですが、いちおう娘にも聞いてみました。
橋吉「九州行くけど、どうする?」
娘 「いっしょに行く!」
橋吉「え?お母さんは行かないよ。」
娘 「ふうん」
橋吉「お城ばっかり見てまわるのだよ。」
娘 「別にいいよ。」
といういきさつがあり、なんと今年は娘と二人で出かけることになりました。
となると、移動手段は乗用車になります(SRで連泊の荷物を積んでタンデムは無理でしょ?)。
そこで運賃料金を見直してみました。
SR400だと4,780円(通常期間)です。
これがプリウス(全長4440mm)になると22,420円(同)になってしまいます。
「ええっ~!約5倍?」
こんなにちがうもんなのですか!
実は、ワタクシフェリーは何度も使っていますが、四輪で利用するのはなんと初めてで相場というものがわかりません。
それにしても、違いすぎると思いませんか?
そこでよくよく読んでみると、料金表の下にこんな記述がありました。
つまり、二輪車の4,780円はバイクの運賃のみですが、四輪車の22,420円は旅客運賃を含んでいるのです。
したがって、総額(車+スタンダード和室1人)は二輪で11,250円、四輪車は22,420円となります。
なんで、二輪車は客室料金を含まない金額で、四輪車は含んだ金額になっているのでしょうか。
おそらく、二輪車は特殊手荷物料金すなわち、荷物扱いだからなんでしょうが、ややこしいと思いませんか?