橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

PCモニターの置き台

2021-08-31 | パソコン
アンプとスピーカーを設置するにあたり、パソコン周りを片付けました。

そこで処分することになったのがVHS式ビデオデッキです。

そもそも、DVDレコーダーの購入に伴いお役御免となりましたが、「ひょっとして昔撮ったビデオがみたくなるかもしれない」ということで、一台だけ残しておこうということになりました。
それが何年前のことかも思い出せませんが、結局ビデオデッキを再び稼働することはありませんでした。

ところで、経緯は忘れましたが、このビデオデッキ、パソコンのモニターの下に置いていました。
よって、今回ビデオデッキを廃棄すると、その分だけモニターの位置が低くなってしまいました。


今まで、ほぼ正面にあったモニターが、見下げるようになってしまい、これが使いにくい。役立たずと思っていたビデオデッキが、PCモニター台として役に立っていたのです。

モニターのみで見にくいのは、おそらく私が使っているPCラックが古く、ブラウン管モニターの時代の設計ためだと思うのです。
となれば、同様の悩みを持つ人は全国にいるはずです。
ですから、8cm程度上げ底になるモニター台があるはず・・・。

ビンゴです。
値段も材質(木材,プラスチック,金属,ガラス)もさまざまなものがありました。
また、機能もたんなる台のものもあれば、引き出しがあるとか、スマホを立てることができるとか、はたまたUSB端子を備えているものまで多種にわたります。

今回は、置物化したビデオデッキの代わりなので、単純な台を選びました。
あとは、大きさですね。
これも、ビデオデッキがちょうどよかったので、それに似たサイズのものを選びました。


山善 モニター台DTS-3925(BK/BK) アマゾンにて¥2,970
木材みたいに見える硬質プラスチック製です。


ちょうど良い感じです。
気に入っています。

ところで、家電量販店を覗いて知ったのですが、PCモニターをアームに取り付ける方法もあるみたいです。
これを使えば、大きさも位置も自由度が高くなりますし、複数台モニターを設置することも可能になるかと思います。
ただ、見た目がゴッツイです。
卓上電気スタンドのアームに似た感じですが、PCモニターって軽くなったといってもそこそこの重さがあり、これを支えるわけですか・・・。
こちらは、見た目に足が引けてしまいました。

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SR400 三回目のユーザー車検

2021-08-29 | SR400
SR400の車検切れが近づいてきました。
今回もユーザー車検にチャレンジしたいと思います。

【予約】
いつもの「国土交通省 自動車検査インターネット予約システム」のページからネット予約しました。
検査日の15日前から予約できます。
愛知運輸支局の場合、土日祝日および年末年始を除く平日で、8:45~16:00の間を4つのラウンドに分けていますが、私はいつも第1ラウンドを選びます。
最大の理由は、朝の涼しいうちに済ませたいことと、万が一、不備があっても直して再検査する時間が多く取れるからです。
(検査不合格の場合は、1日につきあと2回再検査を受けることができます。)

【書類の準備】
私は前もって書類を作っておきます。
車検当日に運輸局で書類を書き込んでも良いのですが、あそこはずいぶん雑多な人が出入りしており、落ち着いて書類を書くには自宅に限ります。

8月6日、たまたま新型インフルエンザワクチン接種のため午後休暇だったので、用紙を取りに愛知運輸支局へ行ってきました。
2時頃訪れたときは、異常に混んでいて、デミオを駐車するスペースさえ空いていませんでした。
3時半頃、あらためて訪れると、駐車はできましたが、相変わらず混んでいて、芋を洗うような状態の中、なんとか書類一式をもらうことができました。

ユーザー車検に必要な書類は次の通りです。
(1)自動車検査票(継続)
(2)自動車検査証
(3)継続検査申請書(3号様式)
(4)自動車重量税納付書
(5)軽自動車税納税証明書
(6)自動車損害賠償責任保険証明書
(7)点検整備記録簿

(1)(3)(4)の書類は、陸運支局でもらってきました。
(2)(5)(6)はバイクに携帯してあるか、自宅にあるはずです。
(7)は、とくに決まった書式があるわけではありません。私は運輸局でコピーを取った(10円必要)書類に自分で書き込んでいます。
詳しくは、2年前の車検の記事に書き込んであります。
ユーザー車検の準備
なお、前回との変更点は印鑑を押すことがなくなったことのみです。

【整備】
少し前にヘッドライトバルブを交換しました。
あとは、コロナ禍でほとんど乗れてなかったから、簡単にチェックして終わりにしました。

【車検場へ】
8:50に愛知運輸支局に到着
曇りでしたが、十分蒸し暑い日でした。


用紙を取りに来たときと比べ、ずいぶん空いていました。

まず、自動車損害賠償責任保険すなわち自賠責保険の更新を行いました。
次に、印紙類購入。
印紙類を書類に貼り、ユーザー車検の窓口へ移動し、用意した書類をまとめて提出しました。
係員は書類を見て、はんこを押したり、何か書き込んだりしましたが、しばらくすると、書類を返却し、「(検査)ラインに入って下さい。」と告げられました。

【検査ライン】
書類をはさんだバインダーをバイクのタンデムシートのネットの間に入れました。


いよいよ検査ラインに入ります。
二輪車のラインは誰もいませんでした。
入り口にバイクをとめると係員が近づいてきたので、書類を挟んだバインダーを手渡します。
指示に従い、ライト(上下),ウインカー,リア・フロントブレーキランプ、およびホーンの作動しました。
車体番号とエンジン番号を確認され、ハンドル幅の測定も行われました。

排気ガスの測定を行いました。
指示に従い、検査管をマフラー穴に差し込みます。
しばらくして、「検査中」と表示され、数秒後に「○」にかわりました。

「(ライン検査は)一人でできますか」と検査員に聞かれ、
さすがに5回目のユーザー車検なので、
「できます。」と答えたのですが、
「え?なんですか?」と聞き返されてしまいました。
自信がないので、小声になってしまったようです。

気を取り直して、ラインに向かいました。
前輪をローラーの上に置き、ニュートラルにします。
まずは、速度計の検査です。
(SRの速度計は前輪感知です)。
指示に従い40kmになったところで、フットスイッチを踏むと「○」が表示されました。
続いて前輪ブレーキの検査です。
モニターに「前輪ブレーキを離して下さい」「前輪のブレーキをかけて下さい」
と指示が出ますので、それに従います。
すぐに「○」と表示された。

次は後輪ブレーキの検査です。
前に進んで、後輪をローラー上にのせるのですが、シートに座った状態だと後輪がきちんとローラーにのっているのかわかりません。
まあ、ダメならば「しっかりローラーにのせてください」なんて表示されるだろうから、気にしないことにします。
モニターに「後輪ブレーキを離して下さい」と表示されました。
なぜか、左グリップをしっかり握っているのに気づき、
とっさに、「あれこのグリップなんだっかな」なんて考えてしまいました。
ニュートラルにしているので、クラッチは握っていてもいなくても関係ないのですけどね・・・
ずいぶん緊張しています。
「フットブレーキを踏んでください」と表示され、後ブレーキ踏み込みます。
しかし、数分間待っても次の指示が出ません。
よく見たら「フットブレーキ」ではなく「フットスイッチ」を踏めという指示でした。
ロスタイムはありましたが、後輪ブレーキも問題なく「○」と表示されていました。

最後は、光軸の検査です。
検査ライン前端まで進み、指示に従ってライトを上向きにします。
念のため、エンジン回転数を少しあげます。
ブラウン管テレビのようなテスターが横から出てきてバイク正面で止まりました。
少し前にバルブ交換をしたので、その際に光軸がずれたかもしれません。
自信はありませんでしたが、ダメならばテスター屋で直してもらえばいいやと軽く考えていました。
ラッキーなことに光軸も「○」と表示されました。

最後に、検査ライン脇にある機械ではんこを押してもらおうと、左前方の赤い装置まで歩いて行くと消火用ホースの箱でした。
正しくはライン右側にある赤い装置でした。

【車検証の発行】
あとは検査場脇にある総合ボックスへ書類を持参するだけです。
ここで、書類をチェックされ、新しい車検証とシールが交付されます。


今回、車検にかかった時間は35分、費用は14,780円でした。


自賠責保険が下がった分、安くなっています。

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機種選定

2021-08-26 | パソコン
いろいろあって、PCオーディオの方向性が定まってきました。
・まず構成は、PC+USB-DAC+プリメインアンプ+パッシブスピーカー
・プリメインアンプはなるべく小さく、USB-DACを内蔵したモデル。これによって、上記の構成からUSB-DACを省略できる。ただし、中華製は除く。
・スピーカーはブックシェルフタイプ
・総計5万円くらいには抑えておきたい。

そこで選んだのが、


TEAC AI-301DA-SP-Sです。
USB-DACを内蔵していて、36,000円でした。


それでいて、コンパクトです。
出力はおさえめですが、 スピーカーも小さいので問題ありません。


デジタル入力端子としてCOAXIAL RCAピンジャック,OPTICAL 角型光デジタル端子,USB Type Bの3系統、アナログ入力端子としてピンジャック2系統用意されています。入力端子に種類が多い、スイッチやツマミの造りがしっかりしている点が気に入りました。


スピーカーは、JBL製のSTAGE A120を選びました。
ブックシェル型で予算が限られているので,候補も限定されました。
ダリ製のSPEKTOR1とで、最後まで悩みましたが、最終的には「JBL」の名につられてしまいました。
あの、「JBL」が15,855円で買えたので、涙ものです。


普段はサランネットをつけて使用します。


デスクトップパソコンとモニターの間にアンプを立てて置いています。

気になる感想ですが、評価が難しいです。
日に日に音が良くなっているのです。
エイジングってやつですね。
機械がだんだんなじんでいくようです。
以前使っていたスピーカーと置き場所は一緒ですが、奥行きのある音がします。
少々予算をオーバーしてしまいましたが、気に入っています。

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絶滅危惧種

2021-08-24 | パソコン
スマホの登場によって、大幅に需要を減らしたもの
腕時計,携帯ゲーム機,電卓,ボイスレコーダー,コンデジ,手帳・・・などなど。
そして、ミュージックプレーヤーです。

このことは9年前に私が予言した通りになりました。
iPodはiPhoneによって駆逐される!

ただ、売れなくなったのは携帯用のミュージックプレーヤーだけではないようです。

今回、スピーカーの機種選びのため、実物を聞き比べようと出掛けました。
以前は家電量販店やオーディオ専門店にスピーカーのコーナーがあり、何台も山積みしてありました。
各スピーカーには番号が振ってあり、気になるものはセレクターボタンで選んで、試聴できました。
久しぶりに出掛けてみたら、そんなコーナーは見当たりません。

ネットで調べたところ、名古屋市内で数店スピーカーを試聴させてくれるところが見つかりました。
そこで出掛けてみたのですが・・・、私が希望するものよりも数桁高い機種しか置いてありませんでした。

どうやら、スマホによって、ステレオも駆逐されつつあるのです。
それだけではありません。
ラジカセなんて、後継する商品さえ思い浮かべられません。
(カラオケ好きのお年寄りというコアなニーズはあるそうです。)

そういえば、長男はクルマの中でもBluetoothで飛ばして、スマホの音楽を聴いています。
カーオーディオの売り上げも低下しているのかもしれません。

でも、若い連中はそれで満足できるのでしょうか。
中には高価なイヤーホンを使ってスマホだが、良い音で楽しんでいる人もいるでしょうが、スピーカーとは空気感が違うような気がするのですが・・・。


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黒毛和牛重

2021-08-23 | グルメ
庶民の味方である牛丼、我が家の近くにも、吉野家があり、橋吉家の生命線となっています。

有名な話ですが、吉野家は、国会議事堂内にもあります。
そして、その永田町一丁目店に限り、「黒毛和牛重」という特別なメニューを販売しています。
なんでも国会のセンセーのために、牛肉は北米産ではなく国産黒毛和牛で、一枚一枚たんねんに焼いてつくられると聞いています。
もちろん、行ったはありませんけどね。

この「黒毛和牛重」が数量限定ですが全国の吉野家店舗で発売されることになったそうです。
9月30日まで、テイクアウトもできます。

ということで、さっそく買ってきました。


税別価格は、永田一丁目店における通常販売価格1,389円より約100円安い1,290(いーにく)円。
店内飲食の場合、キムチ、みそ汁がセットになっているが、テイクアウトではキムチのみ、これは消費税の違い対策だろうか。

店内では重箱に入って提供されるようですが、テイクアウトではご覧のようなプラ容器です。
通常の牛丼の発泡スチロール容器とは違いますが、高級感はまったくありません。


さっそく、いただきます。
まず肉が厚いですね。
塩こしょうで焼いてあるので、牛丼というよりはステーキ丼です。
「A3以上のランクを含む黒毛和牛の肩ロース」だそうですが、たしかにやわらかく、齢85の母もぱくぱく食べていました。
肉もご飯もけっこうあり、通常の大盛りとおなじそうです。
小食の方は注文する際、注文する際に「ごはん少なめ」と伝えるのがよろしいかと思います。

なかなか、おいしかったですけどコスパを考えれば「1回食べてみれば充分かな」というのが正直な感想です。

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中華はお好きですか?

2021-08-22 | パソコン
PCオーディオのシステム構成の方向性が決まったところで、機種選定を考えてみました。


スピーカーは簡単でした。
PCの脇に置いて使うので、小型のブックシェルフ型になります。
また、価格に縛りがあるので、選択肢は限られます。
あとは、購入者のインプレなどを見て、得意な音楽ジャンルを参考にして選べば良さそうでした。

問題はアンプでした。
まず小さいタイプが良いなぁと思い調べてみるとずいぶんいろいろな機種がありました。しかも、価格が激安、数千円台のものもいくつもあります。

中には真空管タイプのものもありました。
こちらは数万円からになりますが、これには心踊らされました。
以前入ったジャズ喫茶に真空管アンプが置いてあり、そのときの空気感、怪しげな真空管の光が脳裏に蘇り、あこがれへ変わっていきました。


真空管アンプは悪くいえば音の再生が不正確ですが、それが独特のあたたみをもった音となるのです。
純粋なNaClではなく、不純物の入った岩塩の方がおいしいのです。
また、PCオーディオを超アナログ的な真空管で再生するというギャップに私のオタ心を萌えさせました。

しかし、調べていくとこれら廉価アンプはみな中華製ということがわかりました。
もちろん、中華=粗悪品と決めつけるのは早計です。
スペックを見る限り、とくに問題はありません。
小型のため出力が少し小さいようですが、ブックシェルフ型スピーカーを鳴らすには問題はありません。

YouTubeを見ると面白い動画がありました。
どちらも、数千円の中華アンプと米国製高級アンプで、同じ曲をかけて聞き比べします。
ひとつの動画は、「こうして、聞き比べても違いはわかりませんね。」といってまとめています。
もうひとつは、「中華製はまったくひどすぎますねぇ。こんなものはアンプではありません。」といいきっています。

同じようなシチュエーションでありながら、まったく感想が異なります。
橋吉の聞いた感じでは前者ですが、この動画は我が家のテレビで再生しましたし、ワタクシ耳が良くないのでアテになりません。
でも、アテにならない耳ならば、中華製でもいいか?とも一瞬思ってしまいました。
ただ、冷静に考え、耐久性や信頼性という点でも避けるべきと判断しました。

しかし、いったん真空管アンプに見せられてしまった橋吉は、今度は国産・海外メーカーで真空管アンプ探し始めました。
見つかりましたが安い物でも5万円以上します。
それでも「思い切って買っちゃおうか」なんて考えていました。
気がついたら腰まで沼に使っていました。

数日後、次のようなYAHOO知恵袋を見て、目が覚めました。
質問「PCオーディオに真空管アンプを使うメリットはありますか?」
回答「ありません」

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妙案だったが

2021-08-20 | パソコン
最近、めっきりテレビを見なくなりました。
バラエティー番組は、パクリだらけだし、報道番組は朝から同じことの繰り返し。
一番情けないのは、新聞や週刊誌の記事をそのまま読んだり、視聴者からおくられた動画をそのまま垂れ流すことです。
私は問いたい「マスコミ人としてのプライドはないのか?」

テレビの代わりに、よく見るようになったのがYouTubeです。
PCオーディオに関しても、おもにYouTubeで学びました。
今回はそうして得た知識を、知ったかぶりして、解説したいと思います。

そもそも、パソコンに直接イヤホンをさしたり、ラインやUSB接続でスピーカーを繋いでも、充分音楽を楽しむことができます。
しかし、それで満足できない人ために、次の方法があります。

① PCにUSB-DACを接続してヘッドフォンで聴く
② PCにUSB-DACを接続して、アンプ内蔵のアクティブスピーカーをつないで聴く
③ PC+USB-DAC+プリメインアンプ+パッシッブスピーカーをつないで聴く

さらに、③のプリメインアンプをプリアンプ+メインアンプにわけるなど、追求すれば切りがないです。


さて、①~③に共通しているのが、USB-DACです。
DACとは、Digital to Analog Converterの略でパソコンから音を再生するときに、パソコン内にあるデジタルデータを、アナログデータに変換する装置のことです。
本来、パソコン内にもDACは内蔵されていますが、音楽用のものではなく、品質が高いとは言えませんし、パソコンからでるノイズを充分に除去できていません。
よって、近年PCからデジタル信号で出力し、スピーカーにいたる前に、より高精度でノイズが少ないアナログデータに変換しる役目をするこの装置が必要となったわけです。

②の方法は、③よりもで済みますし、アンプを設置する場所を必要しないので場所を取らないメリットがあります。
ただ、アクティブスピーカーの種類が少なく、選択肢は狭まります。
その点、③の方法はほとんどすべてのオーディオ用スピーカーから選ぶことができます。

あるYouTubeに③の変形ともいえる画期的な方法が紹介されていました。
それは、PCにミニコンポを繋ぐというものです。
ミニコンポの中にはDAC機能を搭載しているものがあり、これとPCをデジタル接続すればOKというものです。
この方法の長所は、
(1)コストパフォーマンスが高い
→ミニコンポもピンキリですが、総じて機能の割に値が安いです。そして、おどろくべきことに昭和の頃からたいして価格が変わっていません。もっとも、昔と違ってレコードプレーヤーとかカセットデッキは付いてませんが・・・

(2)バランスが良い
→高価なアンプと高価なスピーカーの組合せがベストとは限りません。ものには相性というものがあります。これが難しいのです。しかし、ミニコンポは同一メーカーでよく考えられているのでその点は心配ありません。
家電量販店へ試聴に出掛けましたが、値段の割にはいい音をしています。

(3)コンパクトである
→万人が求めていることではありませんが、PCオーディオの場合、わりと有りと多くの人がコンパクトさも求めているのじゃないでしょうか。

欠点としては、使わない機能があるということでしょうか。
私の場合、音楽はPC内のHDDに保存されたものを聞くので、CDプレーヤーは必要ありません。どうしても使用しなければいけないときはPCのものを使いますし・・・。
ラジオ放送はラジコを使うので、チューナーも要りません。
bluetoothでスマホの音楽を飛ばして聞く、なんてこともしません。

「使わない機能はない方が良い」これは私の製品選びの哲学です。
「なくても良い」ではなく「ない方が良い」のです。
値段の問題だけでなく、故障の原因となるからです。
使いすぎるスイッチは壊れてしまいますが、使わないスイッチも故障の原因になることが案外多いのです。

ということで、ミニコンポを使う妙案はなくなり、
PC+USB-DAC+プリメインアンプ+パッシッブスピーカー
の方法で進めていくことにしました。

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抑止力を失う

2021-08-18 | パソコン
かつて、パソコンには、サウンドカード(サウンドボード)という音響信号の入出力機能を付加または強化する拡張用の回路基板がありました。

やがて、その機能はCPUないしはマザーボードのチップセットに内蔵されるようになり、一般ユーザーにとってはサウンドカードは不必要なものとなりました。
ただし、音にこだわる人は専用パーツであるサウンドカードを取り付け、このパーツを奢ることが、PCオーディオの第一歩であったわけです。

ところが、この発想は十年くらい前までの発想で、現在ではマニアでもサウンドカードはほとんど使われないようです。


パソコン内部はノイズ源になる部分が多く、オーディオとの相性が悪いので、音にこだわる場合、オーディオ関係は外付けすることが多くなったのです。

野球中継を聞こうとパソコンの上にラジオを置いたことがあります。
たしかに聞くに耐えられないくらいのノイズがありました。

現在使用しているパソコンは8年前に自作したものです。
いまだに、さくさく動くことが自慢ですが、さすがに中身はかなり古くなっており、サウンドカードだけ変更する気にはなりません。
どうせならば、新パソコンをつくるときに一緒に換えようと思っていました。

それが抑止力でした。
しかし、コロナ禍で時間ができ、PCオーディオのトレンドを調べているうちに、サウンドカードは必要なく、外付けで音を出すようになってきたと知り、抑止力がなくなったしだいです。

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いま、そこにある沼

2021-08-16 | パソコン
歌謡曲に興味を持ちだしたのは、小学校中学年の頃だったと思います。
中学生になると、フォークソングやがてニューミュージックが好きになり、時には海外のロックも背伸びして聴いてみたりしていました。
しかし、当時の我が家にはステレオはなく、父親にねだって買ってもらったラジカセを使うしかありませんでした。
レコードは友人のものやレンタルしたものを、カセットテープに録音してもららわなければいけなく、ステレオの購入は長年の夢でした。

ようやくコンポーネントステレオを揃えたのは就職した年の冬のことです。
記憶が定かではありませんが、総額50万円くらいしたと思います。
それが高いか安いかはわかりませんが、機種選定には、当時評判のよかったモデルを中級クラスから選びました。
高級クラスとなるとスピーカーだけで数百万という世界ですから、手の届く範囲内でできるだけ良いものをいうことで、中級クラスとなったわけです。

ある日のこと、たまたま入った喫茶店がとてもいい音で音楽を流していました。
ところが、そこで使われていたのは、なんと数万円の安いミニコンポでした。

自分のコンポの1/10くらいの価格で充分音楽を楽しめるという事実は私に衝撃を与えました。
なぜならば、その差額の数十万で、レコードやCDを買いあさることができるからです。

たとえば、クルマやバイクもそうです。
なけなしの金をはたいて高級車あるいはあこがれの車種手に入れ所有感を満たすのもよいでしょう。
しかし、そのために残業を増やすのではなく、私はそこは押さえて、むしろツーリング費用に費やしたい・・・なんて考える用になりました。
今思うと、だからこそ、日本100名城スタンプラリーの費用を捻出できたのかもしれません。

またあるとき、オーディオマニアの方のお宅に招かれたことがあります。
防音効果のあるリスニングルームをスピーカーだけで200万円(だったかな)の音を聞かしてもらったことがあります。
それはそれはすばらしい音でしたが、喫茶店のミニコンポ数百倍、数十倍もの感動ではありませんでした。
オーディオに限ったことではありませんが、世の中には際限のない趣味の世界があります。
そういった世界って極めれば極めるほどに費用対効果が下がっていくような気がします。
これを、世の中では「沼」と呼んでいるのではないでしょうか。

PCオーディオに関して言えば、スマホやタブレット端末のスピーカーで音楽を楽しんでいる人がいます。
それで充分だと思います。
不満があるのならば、数千円のイヤホン、またはUSBスピーカーとかBluetoothスピーカーに接続すれば格段に音が良くなりますし、この段階が一番費用対効果が大きいです。

オーディオが唯一の趣味の方やお金持ちの方は惜しみなく使われるのが良いかと思いますが、
私のような庶民はそうはいきません。
たかがPCオーディオですし、そもそも私は耳が良くありません。

にもかかわらず、今回調べていくうちに、「PC音楽を真空管アンプで流してみるのもよいかも」とか「スピーカーを自作してみようかな」とか気がつくとくるぶしぐらいまで泥にはまることがしばしばありました。

今振り返ってみると、なんとか沼に入らずにすんだといまは思っているのですが、はたして・・・

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PCオーディオが気になり始めた

2021-08-14 | パソコン
あれは20年ぐらい前になるでしょか、オーディオ関係の大々的断捨離を行ったことがあります。

それまで好き勝手に使っていた広い部屋を子ども達に引き渡し、狭い部屋に移転せざるを得なくなったことが事の起こりだったと思います。

何千枚もあったCDは、ハードディスクに取り込んだ後に処分しました。
コンポーネントステレオも二束三文で売り払ってしまいました。

それ以降、自宅で音楽を聴く際は、ハードディスクに記録されたものをパソコンで再生して楽しんでいました。

パソコンの仕様は、自作デスクトップPCに、5.1chサラウンドスピーカーを接続していました。

このスピーカーシステムですが、ゲーム用のスピーカーをデモンストレーションしているところにたまたま通りかかって、その迫力と音の良さが気に入って、衝動的に買っちゃいました。
ところが、帰宅して確認したところ、3.1chスピーカーシステムが5.1chだったのです。
どうやらデモンストレーションしていたのとちがう型を誤って選んだみたいです。

それでも、5.1chサラウンドにも興味があり、交換することもなく使っていました。
たしかに、DVDで映画を見たりするには迫力があり、日常的にBGMを流したり、テレビを見るには充分でした。
ただ、このシステムも長く使っているので、次回PCを買い換えるときは、少しオーディオ分野にも奢ろうかななんて、少し前まで思っていました。

転機が訪れたのは、コロナ禍になってからです。
自宅で過ごすことが多く、PCの前に座る時間も長くなってきました。
私はPCで作業しているときは、たいていテレビか音楽を流していますが、いつしか「もう少しいい音で聞きたい」という気持ちが芽生えてきました。

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