橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

新東名を走ってみた

2016-04-29 | マツダ デミオ

家内と息子と、デミオに乗って出かけました。
 

この日、第一の目的は高速道路での走行性能を確かめることです。


80km/hで巡航しているときの回転数は約1500r/minで、このぐらいだとエンジン音は静かなのでディーゼルであることも気になりません。
ここからアクセルペダルを踏み込んでみると即座に3000r/minに回転数が跳ね上がります。
デミオの最大トルク発生域は1500rpm~2500rpmですので、エンジンはさほど唸っていないのに、速度はどんどん上がっていきます。
むしろ、気をつけていないと速度を出しすぎてしまう恐れもあります。

道路のつなぎ目にハイスピードで突っ込むと「コトン」と大きめの音を立てますが、体に感じるショックはほとんどありません。
16インチ60タイヤを履いてますが、15インチ65タイヤを履いていたプリウスよりもはるかに乗り心地がよいです。

デミオには1.5Lディーゼルターボと1.3Lガソリン(あと競技用ベース車として1.5Lガソリン)エンジンがあります。
評論家の記事には市街地は高回転までよくまわる1.3Lガソリンが、高速道を使った長距離走行には1.5Lディーゼルターボが適すると書かれています。
たしかに、この車の市街地での走りはトルクフルで乗りやすいですが、もっさりしたところもあり好き嫌いが分かれると思いますが、高速性能は安定して万人受けすると思うのです。


この日第二の目的は新東名高速道路の豊田東JCTから浜松いなさJCTまでを走行することです。
この区間は。今年の2月13日に開通したばかりで、まだ一度も走ったことがなかったのです。

新しい道路は通行料も少なくカーブも緩やかで舗装も綺麗なので気分よく走ることができます。

しかし、すべて山の中です。
この後、静岡県内も走りましたがずっと山の中で景色の変化がありません。
新清水JCTで、従来の東名道へ路線を変えました。
こちらは、海や街そして山と景色がいろいろ変わって遠くへ来たんだという実感がわいてきます。

もひとつ残念だったのは、新東名高速道路の新開通区間がナビに表示されなかったことです。
ただ、こちらはマツダのサイトからデータをダウンロードできるようなので、データの更新を待つことにします。

パーキングエリア・サービスエリアにも寄ってみました。
愛知県では、連日のようにレポートがテレビで流されているので、どうしても気になってしまいます。

行きに寄った NEOPASA岡崎
 

まだ、朝早かったのですがパン屋さんは大人気でした。
かつては、SA・PAといえば高くて味はイマイチ、とりあえず空腹をみたしてトイレを済ませるだけでしたが、最近はどこもおしゃれで隔世の感があります。

帰りには長篠設楽原パーキングエリアに寄りました。
このあたりで長篠設楽原の戦いが行われたのです。
 

ちなみに長篠の戦いというのは長篠城の攻防戦のことであり、日本史の教科書によく載っている武田騎馬軍に対して馬防柵ごしに鉄砲の三段撃ちをあびせた(三段撃ちではなかったという説もあります)のは設楽原の戦いです。
まあ。まとめて長篠設楽原の戦いと言っておけば問題ありませんが・・・・

「織田信長戦地本陣跡」という案内板がありました。
 


小高い丘を登ってみます。

本陣の跡はこんな感じでした。

 
 
 
 
 

眼下を見下ろすと、
 

このあたりで長篠設楽原の戦いが行われたのですね。

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納車

2016-04-21 | マツダ デミオ


デミオがついに納車されました。


MAZDA DEMIO XD Touring
全長×全幅×全高:4060×1695×1500mm
ホイールベース:2570mm
駆動方式:前輪駆動(FF)
車両重量:1130kg

コンパクトカーにしては大きく見えます。
実際は、それほどでもなく、日産ノートと比較して全長で40mm、高さで25mm小さいです。
ソウルレッドプレミアムメタリックは光の当たり方によって表情を変え、気に入っております。


官能的なおおきなお尻は歴代モデルを継承しています。


昨年末のマイナーチェンジにより、フィンアンテナになりました。
かっこいい!


今回、買い換えるまでライトにはあまりこだわりがありませんでした。
ハロゲンでも十分かなと思っていたのですが、夕暮れ時に対向車を見ていると・・・
「やっぱり、LEDってカッコいいなぁ」というミーハー心がムクムクとわいてきたのでした。


直列4気筒 DOHC 16V 直噴ディーゼルターボエンジン
総排気量:1498cc
最高出力:105ps(77kW)/4000rpm
最大トルク:25.5kg-m(250N・m)/1500-2500rpm
トランスミッション: 6速オートマチックトランスミッション
エンジンルームはぎゅうぎゅう詰めです。


バッテリーも大きめです。 


サイドミラー
ウインカーが内蔵されているだけではなく、後方から近づいているクルマを警告する表示もでます。
ぶつけると高くつきそうです。


メーターまわり
中央にタコメーターを配置しています。


速度はヘッドアップディスプレイにも表示されます。
視線をあまり動かさなくてよいので、見やすいです。
なにより、戦闘機の照準器みたいでカッコ良いです。 


マツダコネクト
「新世代カーコネクティビティシステム」だそうです。
昔、クルマは機械だと思っていましたが、プリウスでは電化製品の側面が加わり、とうとう情報端末にもなってしまいました。


地デジです。
プリウスにもテレビが付いていたのですが・・・・
アナログだったので、いつの間にか写らなくなっていました。
普段はあまり見ることはありませんが、今年はオリンピックがありますので、あって良かったと思うこともたびたびあるかと思います。


左、SDカードスロット
カーナビ用のSDカードが挿入されています。
中、USBスロット×2とAUXジャック
音楽用USBメモリーを差し込んでいます。
右、シガーソケット


新調した32GB USBメモリー
USBメモリーって、ライターぐらいの大きさと思っていましたが、いつのまにかはるかに小さくなっちゃいました。
この中に2,794曲入っています!
プリウスではMP3形式でHDDに記録しておきましたが、デミオではACC形式で保存し、使っています。
私のポンコツ耳でも、ずいぶん音がよくなったのがわかります。 


このあたりはコンパクトカーとは思えない丁寧なつくりです。


マイナーチェンジで運転席と助手席にシートヒーターが付きました。


このクラスの車にめずらしくテレスコピック機構で調節できます。


オートクルーズが着いていますが、前車追随型ではないのできっと使わないと思います。
パドルシフトも着いていますが、使うかな?


セーフティパッケージをオプションで付けました。
フロントガラスに取り付けたカメラが結構大きいです。

もっともルームミラー裏側なので運転していて気になることはありません。
 


ほどよいホールド感があるシート
夜間は赤いラインが蛍光になってカッコイイです。


後部座席もシートはしっかりしています。
しかし、リクライニングやスライドはできませんし、足下もあまり広くありません。
前席が迫るような圧迫感があります。


窓も小さいです。
前席のみで判断するならばデミオは国産コンパクトカー最高レベルですが、後席を重視するならば他車種の方がよいかと思います。


トランクスペース
コンパクトカーですから、決して広くありません。
しかし、深さが確保されているので、けっこう詰め込めそうです。


トランク下にはパンク修理キットが置かれています。
でも、きっとコレ使わないと思います。
パンク修理キットを使うとかなりの確率でタイヤをだめにするからです。
しかも、4本のタイヤのうち、1本だけ新品に帰るわけにもいかず、4本とも買い換えることとなり大きな出費となってしまいます。
どうして、メーカーはテンパータイヤを用意しないのでしょうか。
どう見たって置くスペースはありますよね。


タイヤサイズは185/60R16、トーヨータイヤのPROXESが装着されています。
マツダはかつて東洋工業と名乗っていましたが、トーヨータイヤとは関係ないようです。シルバー部分が目立つアルミホイールですが、近くで見ると漆黒の部分も渋いと自己満足しています。


SKYACTIVと言い出してからマツダ車はよくなりましね。

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沖縄のレンタカー事情

2016-04-13 | 家族

沖縄旅行では、レンタカーを借りて、移動の足としました。
沖縄県は鉄道が未発達(那覇にはモノレールがある)であること、一県内での移動であるので距離が短いことなどから車による移動が適すると思ったのです。

幸い、航空券+ホテル代+レンタカー代がセットになったツアーが用意されていたのでこれを利用しました。

今回、ハンドルを握って気づいたのですが、
「沖縄はレンタカーが多い!」

観光地はもちろんですが、那覇市内でもかなりの割合で遭遇しました。
レンタカーはナンバーが「わ」もしくは「れ」なので、すぐわかります。
 

車種はいろいろで、軽自動車,ミニバンから外車までありましたが、
圧倒的多いのは、コンパクトカーでした。
ヴィッツ,アクア,ノート,フィット,デミオをよく見かけました。

レンタカー店はいろいろありますが、皆那覇空港から離れたところに営業所を持っています。
したがって、マイクロバスで那覇空港まで送迎をおこないます。
空港玄関前には各レンタカー会社の待合場所が並んでおり、さながらバスターミナルのように混雑していました。

ほとんどの観光施設が無料駐車場を完備していたので不便を感じることはありませんでした。

私たちが借りたのはトヨタ アクアです。

 

トヨタ車の中では好きなデザインなんですが、

マイナーチェンジでフロントグリルが台形から開いた魚の口みたいになってしまったのが残念です。
 

コンパクトですが、大人四人乗車しても苦にならない広さでした。
もっとも、最近のコンパクトカーは室内が広く作られているので、標準的でしょうか。

運転席足下も狭く感じることはありませんでした。

荷室も四人分の三泊四日分荷物+お土産を積むことができたぐらいなので、必要充分な広さでした。

ハイブリッドシステムは私が乗っている20系プリウスとおなじTHS-IIです。
1500ccエンジン+モーターなんですが、チューニングが違うようでプリウスの方がパワフルです。
もっとも、四人乗車でも、力不足を感じることはありませんでした。
高回転にしなければエンジン音は静かです。
ただ、モーター走行では聞き慣れない音がします。
20系プリウスのモーターはほぼ無音ですが、このため歩行者が気づきにくいという問題が発生しました。
このため、わざと音がするようにしてあるのだと思いますが、聞き慣れない音です。

20系プリウスのインパネは常に省エネ運転を意識させられるものでしたが、アクアはさりげない感じで好感が持てます。
 

ウレタンステアリングでしたがなかなか手触りはよかったです。 

燃費は21.7km/Lでした。

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海中道路~沖縄県立博物館~国際通り

2016-04-11 | 家族

与勝半島の北岸と金武湾に浮かぶ平安座島を結ぶ県道10号伊計平良川線は4.7kmのほぼ直線で、海中道路とよばれています。

 

中間地点にある「海の駅 あやはし館」
 

建物の外観は沖縄の伝統的船舶であるマーラン船をかたどっておりいます。
1階は特産品販売所やレストラン・鮮魚販売所等があり、2階は地域の歴史や海に関する資料等を展示した海の文化資料館となっています。
 

所在地: 沖縄県うるま市与那城屋平4
営業期間: 10:00~19:00(レストラン11:00~)
休日: 年中無休

小腹を満たすため天ぷらを買ってみました。
本土のものとは違い、卵をたっぷり使った衣は、ぽってり分厚く、味がしっかりついていて、そのままでも食べ応え満点です!
また、街中にはあちこちに専門の天ぷら屋さんがあり、みんな気軽に買って、おやつにも、夕飯のおかずにも、ビールのつまみにもなる、いわば沖縄のソウルフード的存在だそうです。


左から、「もずく」「いか」「さかな」です。
「さかな」は、種類が表記されていませんし、一緒くたに袋に入れられるので、「いか」と見た区別がつきにくいです。
でも、「なんくるないさぁ~」沖縄の人はそんなことは気にしません。

「もずく」が一番というのは我が家の一致した感想です。


飲み物も沖縄特産品です。
さんぴん茶はジャスミン茶のことで、沖縄の人はこれが大好きです。
サントリー,コカコーラー,伊藤園,ポッカ・サッポロなどいろいろなメーカー(もちろん地元メーカーもあります)から発売され飲み物の自販機には必ず並んでいます。
ただ、独特の香りがあるので好き嫌いは分かれるでしょう。
グァバ茶はほろ苦さと渋さがありますが、クセは少ないので万人受けすると思います。

那覇市に戻ってきました。



沖縄県立博物館・美術館
所在地: 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
開館時間: 09:00~18:00(入館は17:30まで)
      金・土曜日は09:00~20:00(入館は19:30まで)
休館日: 月曜日(ただし、月曜日が祝日又は慰霊の日の場合は、その翌日)
     12/29~12/31
拝観料(博物館常設展): 大人410円,高大生260円,県外小中生150円

とにかくすごい人で驚きましたが、美術館で開催している木梨憲武展目当ての方ばかりで、博物館の方は空いていました。

土曜日に訪れた那覇市歴史博物館とはまったく規模が異なり、沖縄の歴史・文化・自然についてたっぷり展示しています。
スケジュールの都合上一時間半くらいで切り上げましたが、じっくり見て回れば半日費やすと思います。
美術館も合わせると一日過ごせるかもしれませんね。

沖縄旅行の最後は国際通りの散策及びお土産の購入です。


まずは第一牧志公設市場へ向かいます。
ここには沖縄近海で獲れた魚介類や青果,加工品を販売する店がぎっしり並んでいますが、二階は食堂街となっているのです。
それも表通りのきれいな店と違い、ずいぶんお値打ち・・・・だったのですが・・・
久しぶりに訪れたら、観光客でいっぱいでした。
せっかくの穴場だったのにバレちゃいましたね。
とにかくここで、昼食とすることにしました。


道頓堀
所在地: 沖縄県那覇市松尾2-10-1 牧志公設市場2F
営業時間: 10:00~20:30
定休日: 第4日曜日

私が注文したのは、


味噌汁
味噌汁といっても、本土でいうお椀に入った汁物ではありません。

なんと、どんぶりに入ったメインディッシュです。
レタス,わかめ,島豆腐,ポークランチョンミート,豚肉,玉子と具だくさんです。
デフォルトでご飯も付いてきます。

ここで沖縄の食堂について少し触れます。
沖縄には○○食堂呼ばれる飲食店がたくさんあります。
メニューは豊富で、チャンプルーやそば(沖縄そば),定食,カレーからステーキ(沖縄の人はステーキが好き)まで揃っています。
いわゆる大衆食堂などでリーズナブルなんですが量は多めです。
ちなみにお持ち帰り弁当の量も半端なく多いです。

気をつけなければいけないのは、基本的にすべてのメニューにご飯と汁が付いていることです。
たとえば、「塩サバ定食」に「ゴーヤチャンプルー」と「味噌汁」を注文したとします。すると、どんぶり飯が3つも並ぶことになります。
では、「塩サバ定食」の定食とは何でしょうか。
店によって異なりますが、ポーク玉子と刺身が付いてくることが多いようです。

また、一日中「ランチ」が食べられます。
それもA~Cまであり、順にリーズナブルになるようです。

あと、本土とは微妙に違うメニューもあり、先に紹介した「天ぷら」や「味噌汁」の他、「すき焼き」や「ちゃんぽん」も独特のものであるそうです。
今回は機会がありませんが、いずれまた試してみたいと思います。

最後にブルーシールズアイスを食べて那覇をあとにするのでした。

 

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勝連城

2016-04-09 | お城巡り(続日本100名城)

沖縄旅行3日目です。

勝連城は与勝半島の付け根の丘陵に位置します。
 

10代にわたり按司(あじ,地域の首長のこと)によって治められ、10代城主、阿麻和利(あまわり)の治世が最盛期です。
地の利を活かした中継貿易で経済力と軍事力を持ち、首里王府とは別の道を歩もうとしましたが、最終的に王府の軍勢によって滅ぼされ、衰退していきました。

高低差を活かした城づくりが特徴です。
 

四つの曲輪をもつ連郭式の城です。
 

一番低いところにある四の曲輪
 


防御田地
かつて付近この一帯は 「底なしの沼」と言われるほど、水量豊富な湿地帯でした。
侵入者があった場合、湿地帯に足を取られる “防御ライン” としての機能が想定されていたようです。
また、平時においては城の財政を支える農地として活用されていたことでしょう。


門口のカー
カーとは井戸のこと


スマホで案内を楽しむことができるようです。
お城巡りも変わってきました。

三月だというのにヒルガオが咲き、
 

バナナが生えています。
 

こんな表示もありました。
 


四の曲輪から見る右旋回の階段
勝連城の石階段は、急勾配で城壁に沿うように右側から旋回して上る構造になっています。
これは、侵入者の体力を消耗させ、右手側城壁より攻撃を加えることで、敵軍の機動力と
攻撃力を弱めるための工夫だといわれています。


ウタミシガー
旧暦元旦の「初拝(はつうがみ)」の際に、この泉の水量によって一年の豊作・凶作を占いました。


ミートゥガー
水汲みは若者の仕事であったので、女性が自由な行動を制限された時代でも、外出の口実になりました。
このため、この泉が男女の逢瀬の場であり、「ミートゥガー(縁結びの泉)」と呼ばれるようになりました。

美しい海見下ろすことができます。
 

この城も石灰岩を加工し、美しく曲線に積み上げています。
 
 
 


三の郭城門
かつては赤門があったそうです。

横の目地が揃った、切込ハギ布積みです。
 

二の曲輪にはいくつかの遥拝所が置かれていました。


ウミチムン
火の神様


ウシヌジガマ
ガマとは洞穴のことで、天災や戦のとき、ここに身を潜めて難を逃れたそうです。

 



殿舎跡
礎石の大きさや数・配置から推察するにずいぶん立派な建物があって用です。
大和瓦も発掘されており一部は瓦葺きだったようです。

この日は振替休日でしたが、保存修理工事がおこなわれていました。
作業員の方お疲れ様です。
 


一の郭
貴重品を保管する倉庫があったのではないかと考えられているそうです

駐車場に隣接して無料休憩所がありました。


勝連城跡休憩所   
所在地: 沖縄県うるま市勝連南風原3908
開所時間: 9:00~18:00
休日: 年中無休

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美ら海水族館の生き物たち

2016-04-07 | 家族

入館するとすぐ、珊瑚礁の生き物を「触れる」コーナーがあります。


ヒトデは案外硬いですよ。

しばし珊瑚礁・熱帯の海をお楽しみ下さい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



これ、実は生きている魚なんです。



巨大水槽のジンベイザメとマンタ(イトマキエイ)
 
 
 
 

コバンザメを引き連れています。
 

偶然にも、餌やりを見ることができました。
ジンベエザメは、体に似合わず小さなオキアミやサクラエビが大好物だそうです。
飼育係が水面をひしゃくでたたいて呼ぶと、口を大きく開けて近寄り立ち泳ぎ状態になります。
そこでジンベエザメが口をあけたタイミングに合わせて、ひしゃくでエサを流し込むと、海水と一緒にエサを吸い込み、エラの奥にある鰓耙(さいは)というスポンジのような部分でエサだけを濾しとって食べます。
 

エラから排出された水と餌によって白く濁ってしまいます。
 

残念だったのは、ゆっくり見ていたのでイルカショーの最終公演時間を過ぎてしまったことです。
4時からチケットでもショーを楽しむことはできますが、時間の確認が必要ですね。

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古宇利オーシャンタワー~美ら海水族館

2016-04-05 | 家族

【道の駅「かでな」】
中城を後にして、道の駅「かでな」にやってきました。


所在地: 沖縄県中頭郡嘉手納町屋良1026-3
営業時間: 8:00~22:00(展望台),9:00~19:00(特産品販売コーナー)
定休日: 年中無休


駐車場脇の野國總管(のぐにそうかん)像
1605年に明から琉球に甘藷(かんしょ、サツマイモ)を伝えた嘉手納出身の功労者です。
左手に甘藷を持ってますね。
この人が居なければ、紅いもタルトもありえなかったわけです。

この道の駅は米軍嘉手納空軍基地に隣接しています。

屋上の展望場からはが基地が一望できます。
 

「F22見えないかな」と期待しましたが、唯一発見でしたのは空中給油機のみ
それも滑走路を移動しただけで、離陸しませんでした。
 

もっとも、道の駅内にある展示・学習施設を見るとそんな呑気なことは言ってられない気になります。

【道の駅「喜名番所」】
次に訪れた、道の駅「喜名番所」


所在地: 沖縄県中頭郡読谷村字喜名1-2
営業時間: 9:00~18:00
定休日: 月曜日

このあたりは首里から恩納村を結ぶ行路であり、琉球王朝時代から宿場として栄えた場所です。
喜名番所付近はその関所として建てられました。


さて、このあと沖縄自動車道で移動したのですが、許田ICに近づいたところで渋滞に捕まってしまいました。
高速道路の終点だからしょうがないかと思ったものの、料金所を過ぎても渋滞は続きます。それどころか名護市内に入るまで続いていました。
三連休中日の日曜日ですから、しょうがないのでしょうか・・・

ようやく車が流れだしたところで、昼食をとりました。


伊佐川食堂 本店
所在地: 沖縄県名護市伊差川525
営業時間: 10:30~21:00
定休日: なし

JAおきなわAコープモーレ店に隣接し、ほとんどが地元のお客さんでした。
沖縄の食堂らしく、メニューは多種多彩で悩んでしまいます。
その中で選んだのが、


ラフテーそば

沖縄の人はそばが大好きなようで、道沿いにそば店が多く見られます。
もっとも、日本そばとはまったく違う食べ物でむしろラーメンに近い・・・でも、ちがうかなといったものです。
具として三枚肉が乗っているのがラフテーそば、骨や軟骨のついたあばら肉のスペアリブが乗っているのがソーキそばです。
他にもいろいろ種類のそばがあります。


【古宇利オーシャンタワー】
古宇利島(こうりじま)は、今帰仁村の北部、屋我地島の北にある離島です。
とはいえ、古宇利大橋を使って車で渡ることができます。


古宇利オーシャンタワー
所在地: 沖縄県今帰仁村古宇利538
利用料金: 大人800円,中高生600円,小学生300円
営業時間: 9:00~18:00時(受付は17:30分まで)
定休日: 無休

まず、タワーが建つ丘の上までカートで移動します。
 

なんと、このカート、無人運転なのです。
 

歩くくらいの速度で登っていきます。
つづら折りのコースなので、どの席に座っても景色を楽しむことができます。

来るとき渡った古宇利大橋
 

タワーに入場するとまずは貝の博物館があります。
 
 

エレベーターであがると展望台になっていて、眼下にエメラルドグリーンの海が広がっていました。

 


【美ら海水族館】
子ども達が一番楽しみにしていた美ら海水族館にやってきました。


沖縄美ら海水族館
所在地: 沖縄県国頭郡本部町石川424 (海洋博公園内)
開館時間: 8:30~20:00(10~2月は ~18:30)、入館は閉館の1時間前まで
休館日: 12月第1水曜とその翌日
料金: 大人1850円,高校生1230円,小・中学生610円
駐車場: 無料

美ら海水族館は沖縄観光の目玉のひとつで、いろいろなところで割り引きチケットが用意されています。

しかし、最もお得なのが「4時からチケット」です。
 


午後4時以降に入場するだけで500円以上も割引されます。
開館時間は8時までですので、見学時間は充分あります。

欠点としては、帰りが遅くなることでしょうか。
私たちは那覇に宿泊したので、ホテルに向かう高速道路が辛かったです。

よって、この日の夕食はサービスエリアで済ませました。


豆腐チャンプルー
沖縄料理は見た目こってりした感じですが、味付けは淡口です。
このため、素材の味を楽しむことができます。

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中城(なかぐすく)

2016-04-03 | お城巡り(日本100名城)

沖縄旅行3日目
今回の旅行の一番の目的(私にとっては)であった、日本百名城のひとつ、中城へ訪れました。


まずは管理事務所で観覧料を支払います。
所在地: 沖縄県中頭郡北中城村字大城503番地
観覧時間: 8:30~17:00(5~9月は ~18:00)
観覧料: 大人 400円,中・高校生 300円,小学生 200円
駐車場: 無料

日本百名城スタンプはここで押すことができます。
また、杖も用意されているのでお借りすると良いかと思います。

中城は、14世紀後半頃迄に琉球の豪族である先中城按司(さちなかぐずくあじ)が数世代にわたり南の郭、西の郭、一の郭、二の郭の主要部分を築き上げたのが始まりです。
1440年に座喜味城から移ってきた護佐丸盛春によって、三の郭、北の郭が増築され現在の形が完成したようです。
 

中城城は連郭式の山城で、六つの郭で構成されています。
 


最近ブームの「天空の城」というイメージがピッタリです。
子ども達は「ラピュタ!ラピュタ!」と叫んでおりました。


裏門
裏門北東に向かって建てられており、麓から登ると最初にくぐることになります。


北の郭
北の郭は、護佐丸が井戸を取り込み増築したとされています。
井戸を取り込む事により、長期の籠城も可能となりました。

大井戸(ウフガー)
 
 

中城の主要部は、麓から三の郭,二の郭,一の郭の順に並んでおります。


三の郭の入り口


三の郭

アーチ状の石門をくぐって二の郭へ
 
 

二の郭の曲線の美しさは一際人目を引きます。
一般に沖縄の城は石灰岩の石垣をもち、台風に対する備えのため緩やかな曲線をなしているのです。

 

石垣の下は切りだった崖になっています。
 

二の郭からの眺め
山城ですから遠くまで見渡せます。
 

反対側は海です。
沖縄電力吉の浦火力発電所が見えます。
 


一の郭へもアーチ状の石門をくぐっていきます。
ここの加工・築石技術はおどろくほどのものです。


一の郭は中城城で最も広い一の郭です。


正殿の跡です。

またまた、石門をくぐると南の郭です。
 

南の郭は複数の拝所が集中する古い城郭です。


雨乞イノ御嶽(あまごいのうたき)
雨を祈願するための遥拝所です。


小城ノ御イベ(くーぐすのおいべ)
神様の島である久高島を拝むための遥拝所です。


御當蔵火神(うとうくらうぬかん)
琉球国王を拝むための遥拝所です。

中城城跡内には8ヶ所の御嶽・遥拝所があるとされています。


正門南西に向けられて建てられた正門


カンジャーガマ(鍛冶屋跡)
鍛冶を行っていたところとされているが、城のためか集落のためか定かではないようです。


西の郭
兵馬の訓練をしたといわれています。
長さが東西に120mある細長い郭です。


ナミナミノ御イベ
通称、長門御嶽(なかじょううたき)


カワヤグラ御イベ
通称、夫婦井戸(みーとぅがー)


中城の南ある廃墟
1975(昭和50)年に開催された沖縄海洋博にあわせて、中城公園組合が建設した中城高原ホテルの跡です。
博覧会の開催直前に建設をしていた企業が倒産したこと、アクセス道路が文化財保護区域に指定されたことから、建設途中のまま工事が中断し30年以上放置されたままになり、廃墟と化しています。
なんとしても、観光客を誘致したかったのでしょう。
世界遺産として認定された現在では再建されることはないでしょうね。

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