日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

見事な雲ある我が住まい地・と 戦死した父…さて此処は

2020-09-19 09:43:08 | 添景・点々

秋の雲 と書きたいのだが・・・この写真を撮ったのはこの春の盛り。`清廉な秋の一齣`と言いたくなったのだけど! とはいえふと想う。我が住まい地を(我が地、と言っておきたくなること時折あるのだが・・・)…さて此処`神奈川県海老名市‘に移り住んで何年経ったかな?:!                                            何の変哲のないこの地を味わうことになった、と言っていいのだろうか!・・・    変哲のない! いやそうではなかろう と結婚した直後、妻君と共に移り住んだこの我が住まい地、妻君共々たまにはこの地に想いを馳せる、カナ! この地、隣町の高校(大学は京都)に学んで、今は都内に住む我が娘は・・・             それはさておき、ときどき考える。我が故郷(こきょう・ふるさと)は何処(どこ)なのだろう・・・

数えてみると、都内で生まれ、転居したのは長崎市(父の実家の在った)・天草(熊本県)に幼少時に転居、以後千葉県の柏などなど16回。赤紙で招集されて、フィリピンで戦死した父を思い起こしながら、我が人生をふと想う! フィリピン・モンタルバン` 戦死した父のその地を一度訪ね、その地に住む若き日本人にその近辺を案内してもらった。死去したのはモンタルバンの何処か!と 近辺の人々聞いてもらったものの、その地の確認ができなかったことを、時折想い起す!