日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

新春に! 行雲流水

2014-01-03 13:31:40 | 文化考
妻君と娘はアイパットミニでひたすら熟語検索をして「漢字ナンクロ」に取り組み、はまっている。
「行雲流水(こううんりゅうすい)」がピタッとおさまった。
こんな文言があることを知らなかった。娘の好きなコトバのようで、私の生き方かなあと言う。行雲流水=深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動する。

齢(よわい)、古希を数年前に過ごした己を顧みて思った。やっぱり親子だ!娘はミューズが来日すると飛んでいってしまう。WHY? 暮れに持ってきたミューズのライブの画像のDVDを妻君と共にみてその魅力に納得した。僕の生きることの心情を考えていたら、嘗て「水の流れるように」と記したことを思い出した。長崎に赴き、松山と金沢に飛び、名古屋に行く。こだわること自体が「流れるように自然体」なのだといいたくなった。

その娘の持ってきたインド映画「きっと、うまくいく」(オール イズ ウエル)をブルーレイ(DVD)で笑い声をあげ、涙ぐんで見た。嘗てインド映画を見て何故踊るのかと不思議感があったが、その踊りも、そして唄もまた正月に見るにふさわしく見事な出来栄えだ。そしてそのあと、録画してあった「武士の家計簿」を見る。
加賀藩、つい先日水野一郎金沢工大教授に会いに行った金沢を舞台にした、心打つ出来事だった。

さて、今年の初詣も近くの有鹿神社、お賽銭を入れると神主さんがお払いをしてくれた。元旦、いいことがありそうな!
御神籤の運勢の一言・・・「心を正直に行いをつつしみ貧者を慈しみ弱きを助け信心怠りなくばますます思うままなり」。そしてもう一言、「色に溺れ酒に狂へば凶なり」。思わずニヤリとしてしまった。その御神籤は「大吉」だった。

<この馬と蛙の絵は娘の描いた娘からもらったお年玉のポチ袋です>