日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

花火の夏の夜

2013-08-04 12:26:50 | 生きること

福岡ではしご階段を滑り落ち、わき腹を打つなどし、翌日曜日の朝、長崎の救急病院でレントゲンを沢山撮って貰って診察してもらったが骨折はしていないとのことでひとまずホッとする。
古町の実家を訪ねた後、伯母も同乗して茂木港まで従弟が車で送ってくれた。富岡港には小学生時代の親友、吉田君が迎えに来てくれた。僕の母校のある下田温泉へ向かう。6年ぶりの下田だ。そしてショックを受けることになる。

138年前に開校したという我が母校が、この3月で閉校、同じ天草町の他の4校も閉校して、嘗ての隣村高浜小学校に統合されたとのこと。天草市になったにも関わらず過疎化が進むこの地の様相を実感し、友人一視君の妹が女将となった泉屋旅館で寝っころびながら、とっくに無くなった小学生時代の住屋や関連している過疎のこと、次々と我が原風景が消えていくことなどをぼんやりと考えることになった。

さて我が家に帰ってきたら、厚木市の「鮎祭り」の花火である。ここ数年横着して4階の我が家の窓から音が響くたびに身を乗り出してみていたが、今年も同じこと、これは新作だなどと妻君や久し振りに来た娘と能書きをいいながら、行ったりきたりしたものだ。