日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

やんちゃな神様

2010-12-05 12:00:49 | 愛しいもの

益子の骨董屋さんから、神様がお越しなされた。煤まみれで一見表情が読み取れないが、地の微かな朱色とともに、眼を吊り上げながらも大きく結んだ口元に、覗き込んでいる僕が思わずにやりとしてしまうやんちゃな笑みが浮かんでいる。どうだい!元気か?といわれいているようだ。
台座に座しておわすが、真ん中に突起があって組んだ足指が出ているようでもあり、おちんちんにも見えてしまう。さてこの御方は神様なのだろうか。骨董屋のおやじに問うたら、さーて!、さらにいつからこの店にいたのかと首を捻っている。
でも僕はこの像が好きだ。僕と相身互い、神様の友達が出来た。