光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

キタテハ、に出会う

2008-10-04 18:45:12 | 虫、その他
  再び、フジバカマの花のあるところ、にゆくとちょっと小型のチョウがいて、このチョウは一旦飛び上がったが、またもとに戻った。そこにフジバカマの花があったからで、ずいぶんと長い間、蜜を吸っていた。キタテハ、その翅の特徴からそう思った。

  秋であるので、皆さんあちこちに行く。私は暑い中を、さらに汗をかきながら道を歩いていたが、あまり面白いというものではない。
  ラジオを聴いていると、アナウンサの方がどこどこに行かれた、という話しをする。アナウンサの方が寡黙だったらどうだろうか。それでも、職業だからニュースも読むし、必要だから音楽CDも聴くだろう。さらに色々雑誌なども目を通して、こいつはいいと思うネタがあるとニンマリしそうで、あまり変なことを書かない方がよかった。しかし概して、
  アナウンサの方は話し好きで、まーおしゃべりな方が多いような気がする。すると、どこどこのライブを聴きにいった。わざわざお隣の県へ。そうゆうことが多そうで、これもまだお若いからか。そうでもないようで、また番組に戻ると、ここに行って来ましたという話しが出るから、耳を傾ける。実際にいって来た。ここが肝心であって、こうなると話しは自然とはずむ。いいなーとか思う。多少趣味が違う、当たり前だが、ここがよかったという話しは聴いていてすがすがしい。

  少し自分のことを思い出すと、あまりどこかへ頻繁に出かけたこともないようで、また出かけると、その日はいいが、その後に風邪引いたというようなことが多く、これまた状況にもよるが、低い低い山を歩いて疲れて風邪、という場合もあれば、秋の休日の新幹線の満員電車に揺られて、何のこっちゃー。新幹線で、通勤ラッシュかい、そのとおりで、車両は乾燥している。これが一番いけないが、乾燥と立ちっぱなしと混雑で、お決まりの風邪。引きました。これが、たぶん東北本線の当時のこだま型特急なら、これほどは休日でも混まずに、風邪を引くこともなかった。あれあれ、そうゆうこともあったようだ。それで、その当時の東北本線の特急って、なんていう名前だったっけ。忘れてしまった。

  どうもその当時から、いつのことか曖昧だが、どっかへいったとなって、その後にゲホゲホ咳をしてという情けない状況になって、それからは高低のあるところはなるべく避けて歩くようになったのはいうまでもない。
  こうゆうことを思い出してみると、休日に目一杯あちこちを駆け巡って、それで余裕の日々という人はいったいどのくらいいらっしゃるのか。まーそれはいいとして、ラジオに戻ると、飛んで跳ねて、それでも疲れず話しでまた盛り上がるという、そうゆう話しを聴いていると、宇宙人とかではなく、これは持って生まれた素質かも知れないという、当たり前な結論に辿りつく。
  ラジオは元気でないといけなく、また大いにどこどこへ行きましたなど話さないといけない、と思う。なかなか出来ないことだが、これがまー普通だろう。大きなお世話だといわれそうだが。

  そんなことも今ふと思った。暑い中、少し歩いて何かがよみがえったのかも知れない。歩いていると汗も出てくる。これが今日はプラスに働いたようで、明日はわからないが、最初に書いたところの、フジバカマの花に向かった。その前にもう一箇所その花が咲いているところがあるが、こちらは元気がなかった。

  フジバカマがあって、幸い風は少し弱い。その花を見ていると、またハナムグリと思われる、甲虫がいた。よく動くしまたいつも顔を花にもぐらせる。それから、シジミチョウやセセリチョウよりは大きく、またモンシロチョウとも明らか違うチョウがいて、それは、ま違いないと思うが、キタテハであった。




  非常にややこしい位置関係にあって、最初はなんだかわからず、アカタテハかツマグロヒョウモンかとも思った。しかしまずは翅のギザギザ感から、これはキタテハではないかと思う。



 
  若干小型。まだ用心して、そんなには近寄らない。太陽光が当たって輝くところがある。




  チョウも少し位置を変え、特徴の一つである、白い「く」の字が見えた。




  お馴染みに思える、翅を閉じたり開いたりする行動。




  どうにか、右からの翅の様子も見ることが出来た。どう見ても、枯葉のイメージがあって、また傷付いているような感じがするが、これで正常なようだ。

  この後も、このチョウはずっと、フジバカマの蜜を吸っていた。私の方から、お礼をいって、いわなかったかも知れない、そこを離れる。ということは、まだ結構な量のファイルが残っているということになる。

朝のカエデ

2008-10-04 16:22:54 | 植物・花(秋)
  今日は、暑い。これはおかしい。
  しかしやはり暑いのは本当で、彼岸の後のこの暑さは、おかしい。
  おかしくても暑く、この暑さに少しムッとしながら
  歩いてきた。汗かきにいったようだ。

  ケイトウの花は今も咲いているが、この花がたくさん咲いている
  そうゆう道を久しぶりに歩いたら、まだケイトウの花は結構咲いていて
  なんだか妙な感じがした。もう稲刈りも終わって、まったくの秋の
  風景があるが、ケイトウの花は、9月の最初のころと
  同じように咲いていて、しかしそれは同じ花ではなかったようだ。
  秋の菊が、背の高い明るい紫色のもの、が今咲いていて、これが風に
  揺れる。暑いが、かつ暑い風も吹いている。


  朝の時間、今だと少し涼しく、太陽が出て来る前後の光の変化は激しい。




  結構暗めだから、まだ日は出ていないか影に。カエデの紅葉?。




  小さな木だから、同じようなところが出て来る。空の明るさ。




  これはどちらかというと、空と、空気の玉の方が印象的かも。

南風の朝

2008-10-04 06:50:10 | 散策
  朝のお天気、晴れ。雲の多い、それでも曇りというより晴れ。風があって南からのもの。かなり強く、外にしばらくいたら、冷えてきた。危ない風。アメダスの6時の気温、17.8℃、気圧は1015.1hPa。室温19.5℃。

  まだ起きるには早い時間、目があいた。少し頭痛がする。世の動きも妙で、大変のひとことだが、小さなうちの中でも、確執がある。まったく馬鹿みたい。自分の小ささとか、おろかさがなんだかはっきりする。それでも、結構煮えくり返るものがあって、書生というとかなり違うかも知れないが、違うといった方がいいが、片方にそんな自分がいる。面倒なこと、やる気のないこと、いろいろガタガタすることが多い。そんなことを思い出していた。穴の開いた靴下は、格好が悪いかどうか。

  先に顔を洗って、それから食べるものを食べて、それから外に出ると、これは黄金に近い色をした日がガラスを染めている。黄金っていっても色だけ出し、まー現実的な話し、ある人にとってはお宝で、ある人にはただの物質に過ぎない。ないものねだりみたいな感じもするが、その太陽が出て来て、うまくいったような気がした。
  金色に近い太陽がある。これはもしかしたら快晴に近い空かも知れない。後からそう思いなおした。この太陽がまあるい形をした、鏡餅のようにも見えるススキらしきものを照らすとき、その花穂はキラキラ輝く。これにも理由がありそうだが、すぐにもまた時間をかけてもその理由はわからない。
  風があることはすぐにわかった。しかも南風で、これだとフェーン現象になるのかなと思う。南風だから、さらにさほど寒くもない。安心している。自転車のおじさんが、ほとんど音をたてず通り過ぎてゆく。チラッと首をかたげて、あとはカメの液晶に写るそのかたの姿を眺めたりもする。液晶って自分の後を見るのにも役に立つ。前ばかり見ていて、眼鏡にでも後を確認出来るものを付けたいなど思うこともあるが、よく反射する液晶、その役割を多少は果す。

  10分足らずの時間、日の出を愛でて、その他あるものないものを想像してたたずんでいたら、ぶるぶるっと震えた。暖かな南風が冷たいものに変わるときがある。これが危ない。急いで、うちの中。さらにもう一枚上に着て少し落ち着いた。