光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

葉っぱのない柿にたくさんの実

2008-10-01 18:45:01 | 散策
  いいお天気だが、書いたとおり少し日が強く、もう少し用心すると紫外線も強そうだった。
  買い物を済ませるとホッとするもので、しばらく歩いた。ある建物がきれいさっぱりなくなった。なんだかあまり見たくない光景である。そのときに、
  ふと、ポケットに葉書を入れていることを思い出した。ボケが半分で、何かの拍子に忘れていたものを思い出す。よかった、およそ100mだけまたもと来た道を戻る。それで、ポイとポストに入れる。その後に、完全に入っているか念には念を入れて、金属片を動かす。大丈夫、もう出ては来ない。人の葉書きだからそんなに心配も要らない。しかし思い出したのは、奇跡に近い。

  前半は、省略して、後半だけでも歩こうと思った。背中は暑いが、顔とお腹は少し涼しい。ここにもコスモスがあるが、小規模である。一つの宇宙があるなという大きさ。ここの道を歩くのも1週間ぶりくらいか、もっと歩いていないか、わからないが、特に何かがあるわけではない。まずは、ムクゲがある。白いもので、この色のムクゲはたしかここしか知らない。その先に柿があるが、今ごろ柿もスーパに並んでいて結構高価だが、この柿の木も庭の木として植えられて、生き長らえてきたようである。完全に青い空ではないが、
  黄色い、あるいは橙色の、あるいは柿色の柿は、青空に映える。このために、そこに行かれる人がいる。柿があるが、その葉っぱは秋になってずいぶんと虫に食われあるいは微生物による病気になって、葉っぱという葉っぱがかなり喰われ、変色した。これだと、実も小さいままで、もしかしたらその数も、少ないとそのときは思ったが、少しずつ接近する。柿の木にたくさんの、かなり大きな実がなっていて、それに少しびっくり。ただ色は、まだ青と黄色の中間くらいで、早生のミカンに似ている。
 
  空はほどほどに青く、また白い雲もあって、風は北風で、透きとおっていた。そこに、もう葉を落としたかのような柿の木があって、しかしその実は、青味がかった黄色で、早生ミカンのようで、一種異様な感じがした。まだ青い、少し黄色い柿の実だけが、もう葉っぱはほとんどない状態で、枝にたくさん存在している。その先にも柿の木があり、また先にもあるが、順に葉の量は多く、実の数は少ないように思えたが、実際は違うだろう。ただ、葉っぱの残っている、その柿の木の実の数は、あまり多いとは思えず、つまり、葉っぱも少ないから実も少なく、それはそれでおかしくはなかった。葉がなくて、実だけたくさんというのがおかしく、奇妙である。

  この先に、ときおり顔を見るワンちゃんがいる。柿を見てワンちゃんの顔をも忘れず見ようと思った。最初、一人目。老犬であって、このところ見かけるとごろりとしている。今日もその姿を探すと、少し暖かいようなところだが、やはりごろりとしている。眠っていた。でも、まだまだ大丈夫だ、そう思った。
  モンシロチョウとか、モンキチョウの楽園のようなところ。これはそのまま残っていて、近付くとチョウがふわっと舞う。少し数は減った。しかし、黄色い花を付ける植物は健在で、この先も食糧不足はなさそう。
  もう一人のワンちゃん、この犬もいたが、少し窮屈そうで、道路側つまりこっちを向いていた。暑そうに思えた。瞬間だからはっきりはしないが、窮屈そうで、暑そうで影にかくれてようやく暑さをしのいでいるようで、その顔は険しかった。その顔は少し焼き付いたが、そのうちに消えていった。犬は暑さには弱い。

  少し歩いて、今日は汗が出た。久しぶりに汗をかいた。いい運動というところまでいかないが、まー歩かないよりはましだ。

  蜘蛛とかがいる。それから、蛾もいる。ときに興味ある形があったり色があったり、あるものはなかなか美しい。しかし気味が悪いものもある。


  最初は、緑色をした蛾。




  なんだかよくわからない蛾であるが、色は緑があって美しいともいえる。

  次の、蛾だと思えるものは気色が悪い。




  目で見ていると、なにかがいるという感じ。このファイルを見ると、異様なというものの姿がある。蛾だろうと思うが、触らないでよかった。

  蜘蛛になると、比較するのもなんだが、きれいだとも思える。



  よくいる蜘蛛のようで、しかしどっちが頭かそれさえはっきりしない。蜘蛛の巣は実に美しい。もう一匹の蜘蛛がいる。左にも、もう一匹いる。特にけんかもないようである。

コスモス、咲き乱れ

2008-10-01 16:10:54 | 植物・花(秋)
  いいお天気、お日様が当たるとポカポカ。
  しばらくすると、背中が焼けるような感じ。
  風がある。北風で、よって北に向かうと、
  顔は涼しい、お腹も涼しいが、背中はアチチとなる。

  コスモス。
  今年はコスモスが多い。
  コスモス畑があって、コスモスのチラホラ咲きがあって、
  その他あちこちにコスモスはある。コスモスの当たり年。

  風に揺れる、咲き乱れるコスモス。




  この辺り、コスモスの花密集。どこを撮ったらいいかわからない。




  ぐるぐると少し周りをまわって。




  道の反対側にもある、少しゆったりなコスモス。




  これだけあると、返って合焦していないファイルがバラバラあって
  唖然とする。ファインダを見ていると、ただ美しく結果など
  どうでもよくなってしまうのかなー。

今朝の雲と、蜘蛛

2008-10-01 06:51:04 | 散策
  朝のお天気、雲り。風も穏やか、それで涼しさもない。なんだか少し生暖かいので、気色悪い。蚊にあっさりと噛まれた。まだまだ藪蚊はいる。アメダスの6時の気温18.0℃、気圧は1011.0hPa。室温20℃、快適かな。

  朝は暗い。10月か、いい感じの季節だが、まーろくなことがない。なんでも値上げ。どう考えても、便乗的なものがありそうで、どないなっとるねんと言いたくなる。食べないですめばいいが、そうはいかない。食料品の値上げ、これをお役所が率先してやっている。なに考えているのかね。反対の国では、金融危機支援法案が否決されたという。もっともなことにも思える。最初からそうゆうことが予想されている商売である。自分で保険に入っていればなー。結果は同じか。

  外はまだ暗く、しかし空は明るい。そこにいるのは蜘蛛。まーにぎやかで、これを竹箒で落とそうという人がいる。蜘蛛は滅多なことで、オシッコもしないと思うし、排泄物って見たことないが、まー小さなものだろう。
  巨大な蜘蛛がいる。あまりに大きく、よく目立つ。蜘蛛の世界のメタボ。それに比べて、痩身のものもいる。この蜘蛛の巣の見事なこと。朝日に輝くと、まったく眩暈を起こす。小宇宙がそこにある。よく、蜘蛛の巣に引っかからないものだ。

  真っ暗で、北の空がかすかに明るい。また少し紅が入っていて、そちら側は晴れていることがわかった。透明な空でこれはその後にはっきりとしてくる。このとき、あっさりと藪蚊に刺された。何しろ生暖かい。水たまりも多そうで、草木の葉にも、水滴もありそうだ。

  もうかなり時間がたって明るくなる。東の空は低めの雲がある。北アルプスもまったく見えない。西の方を見ると、透明な空にきれいな、長く尾を引いた雲がある。台風の最外縁の雲のようで、しかし違うだろう。でも、台風の影響はまったくないとはいえない。この曇り空も台風の影響ではないか。
  この雲がきれいである。さらにその先に青空が見えるような気がして来た。天気予報によると、台風は太平洋沖を進むようで、雨雲も海上に移動するようだ。きのうからの大雨の地域も少しは雨から開放されそう。このところ、雲りが続いて大雨はない。またからっとした、秋晴れも少ない。でも、今日はほどほどにいい朝のようである。