光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

午後の散歩道

2008-10-18 18:39:46 | 散策
  歩いているような、歩いていないような、そうゆう道。散歩道。

  やっぱり歩かないといけない。その気力はあるが、距離を縮めたりする。違った道といっても、ただの組み合わせの違いで、知らない道というのは、この辺りだとなかなかない。

  今年はコスモスは、かなりあちこちで咲いてくれて、有名どころのコスモス畑、コスモスの大草原も盛況のようだったが、今はどうだろうか。暖かめの気温で、ポカポカで日向ではのんびりすると居眠りもしたくなる。
  近くのコスモスも、咲き誇っていたものが少し陰りをおびる。花の見どころの時期も限られている。コスモスでゆうと、パッとすべての花が咲くわけではなく、その花の数のピークがあるのだろう。バラバラと咲くコスモスもあるようで、いつこの蕾は咲くのか、それは何によって決まるのだろうか。いくつかのものは、もう咲き終わりというのがある。その横に新しいものがあって、花にも早い遅いがある。

  そのコスモス畑といっていいところ、にいってみた。少し間が空いたからどうなっているか、もう少し盛大に咲いているかとも思ったが、やはりもう花の数はピークを過ぎたようで、これもごく普通のようだ。植物の密度もあるが、少し、その密度の薄い方面の花を見ていると、散ってゆくものがあって、スカスカして、それ以外に、数多くの蕾も発見して、このピークも第一段階があり、第二段階があるような気がする。

  サザンカの花、これも出始めるとこればかり目に付く。このサザンかもかなり息の長い植物のようで、今頃から来年の春ごろまで、咲いては散り、咲いては散りを繰り返すようだ。その記憶はかなりはっきりして、そのうちツバキも咲くことになると、毎度の、ツバキか、サザンカかという、問題が出てくる。出ないよりはいいか。どちらも、似たもの同士の花のはずで、植物の専門家以外だと、勝手な名前を付けて呼ぶのがいいようである。名前はせいぜい、どこどこの通りの何番目の木、ということになるだろうか。
  セイタカアワダチソウも、最近はあまり見ない。この植物も繁殖力が旺盛で、まー一時は辺り一面セイタカアワダチソウになったところもあるのだろう。しかし、コスモス畑のようなものはあるが、セイタカアワダチソウの大草原は見たことがない。簡単にいうとそれだけの空き地がないようで、コスモスの大草原もこの辺りにないのも理由は同じである?。

  一つ忘れていた。いつもの、秋も遅くまで咲いている、フジバカマの花が、きょうも見てきたが、なんだか少し元気がない。茎が細いからか、一部は傾いていたりする。全体的に見て、きれいなフジバカマの花が少ないので、これはちょっとピンチだと思う。私が見ている花は、去年もなかなかよかったし、一昨年ももしかしたらよかった。今年は、この花に異変が起きている。フジバカマもどこにでもあるようで、実際に見ることが出来るところは、数少ない。なんだか少しがっくりくる。花にも、いい年と悪い年があるのだろうか。少し前まで、いい感じで咲いていたフジバカマを見て、花も人と同じような繊細なものがあり、またストレスを感じていると思う。あまり頻繁に見学にゆくのも少し控えるのがいいのかどうか。

 
  どこかで見たような、そうゆう山々の重なっている風景。きのうのもの。




  薄っすらとぼやけて見える、かなり高い山々。麓にまたいくつかの山があって、この連なりが美しい。




  この中央奥の一番高い山、これは剱岳ですね。




  濃い青に見える、麓の低山の眺めは、遠い昔に歩いた、奥多摩とか、奥武蔵とまったく同じように見える。




  鄙びた感じのする、懐かしい、昔ながらの風景がある。晴れれば、この山々もここからも見えるが、その感じはまったく違う。 

夜が来て、また朝が来る。

2008-10-18 16:04:43 | 散策
  きょうも暖かい一日で、日にまともに当たると暑い。
  日焼け止めがいるくらいの、太陽の照り方。

  近くでサザンカを見ているので、少し遠回りして、
  たしかあそこのサザンカはもっとたくさん花を付けていると
  思ったところに行った。花はたくさん咲いていて、しかし
  あまりに日が強すぎて、その色具合が今ひとつである。

  ちょうど太陽と対面しているので、こうゆう場合は特に
  白いサザンカの場合は、うまくその色は出ない。
  ファイルを見て、あきまへんと思った。


  それで、いつもの夕焼けの空、朝日の出る空。




  この日の白い雲はかなり澄んでいた。




  少し濁った雲のある朝が来る。




  きのうの夕空は、ちゃんと太陽が見えていた。




  今朝の東の空。ちょっと暗めで、これだけ感度を上げた。
  山々のシルエットはよくわかるが、日が出るころから、靄に包まれる。

中天の白い月

2008-10-18 06:58:21 | 散策
  朝のお天気、快晴。靄はあるが、また快晴の朝に戻った。風はほとんどなく、穏やか。6時のアメダスの気温、14.5℃、気圧は1026.1hPa。室温18℃、きのう同様暖かめ。

  いつもの起きる時間、まずは東の空を見るが、暗い。薄明るいともいえて、しかし北アルプスの山並みはシルエットではっきりとわかる。
  きのうの夜に、ゆっくりめに月は出てきたので、その位置が今はどこにあるか探してみる。窓からだと、わからない。お月さんはそう簡単に逃げていかない。たぶん、天井の上にある。天頂よりは少し西に傾いているはず。

  いつものようにパンを焼く。バターナイフがない。探したがなく、小さめのスプーンで代用。これで、十分だった。なかなか固定観念は変わらない。しかしバターナイフも消えるはずがない。きのうの朝はあった。ゴミ出しはしていなく、どこかにあるが、それが見えない。

  先に外に、朝の光が差し込んだ。だんだん日の出も遅くなる。お日様も、木々の影に隠れる時間が少しだけ長い。この朝の、「ちょろ歩き」も最近始めているから、一体に、冬至のころはどうなるか予想できないが。寒いことだけは、間違いない。体に悪いかも知れない。
  それで、外に出てみるとそれほど寒くない。ちょっと変な感じ。晴れていたから、放射冷却があってもう少し気温も下がるかと思うが、下がらない。このところ暖かめの天気が続いていて、これは今考えてみるとありがたい。この先の冷え込みがいつ来るか楽しみでもあり、少し怖い。
  月はちゃんとあった。真っ白のようで、明るすぎる。うまく模様もわからない。ジャガイモのような月。これは、名言か。

  きのうも見ていたが、初めて見る、つまり蕾のサザンカの花も開いた。このサザンカ去年こんなところで咲いていたか、はっきりしない。サザンカといっても小型だし、いつも花が咲くとか限らない。去年咲いたものは、一昨年も咲いて、今は蕾が膨らんでいる。サザンカか、ちょっと前は、まったく興味もなく、一々見ることもなかった。いつそのものに興味がゆくか、その変化も面白く、うそみたいな話で、自分自身がいったい何を考えているか、わからないものだ、これまた強く思った。