光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

勘違いとか発見とか

2008-10-02 19:06:39 | 植物・花(秋)
  勘違いとか、間違いは多々ある。  

  朝に、オリオン座の大星雲は、M41だと書いた。たしかめもしなかった。そのうちに、なぜかそのことが思い出され、そのM41は、たしか、おおいぬ座の散開星団だなと思って、あーまた間違えたと思った。このくらいで、青くなっていてはどうしようもないが、そのうちさらにこれがひどくなるのだろうか。M42といっても何のことだかわからないし、やはりオリオン座の大星雲が一番の表記で、これ以外に必要はなかった。

  きれいな日没の後の風景が広がって、少しこれを眺めていた。人の目は不思議で、かなり暗いものでも、ちゃんと見ることが出来る。また逆にものすごく明るい状態でも、目の瞳孔が閉じて、光の量を調節している。うまく出来ているが、最近はこのまぶしさに耐えられない感じがある。今日のお昼も、その後もいいお天気だったが、まぶしさは地平より下を見ている限りなかった。夏の時期に白飛びのする自分の目は、何だったのだろうか。やっぱりおかしいのか。夏が明るすぎたのか。
  白いムクゲというのも、歩いていてここにもあったかと思った。きのう他にはないと書いた、その白いムクゲが、このところよく歩く道にあって、ちゃんとまだ咲いていた。これも、気が付かないものだ。ここにだけしかないということを、あまり書かないほうがいいみたい。他にあるかわからないくらいが、ちょうどいい。

  ついでに、というのは個人的な感情だが、久しぶり、昔はよく通った道やら花壇を見ていた。少し草があって、白いバラが咲いていた。白いバラ、これもなんだか怪しい、あやふやな表現だ。それ以外には特になかった。コスモスはいろいろなところにあって、そのそばにもある。家屋とかが入っても別にかまわないが、なるべく対象としているものが目立つのがよく、それが入らないよう、上向きにしたり、下向きにしたり、いろいろやる。今日はあまりそれを考えず、適度に上を向け、適度にさらに上を向け、あるいは木々の塊がある方を背景にしたりした。おかしなもので、やはり住宅が入ると、コスモスの花より住宅が目に付く。なんでだろうか。これもわからない。コスモスの揺れる花は、住宅の引力に負けてしまうのだろうか。

  再びもとに戻って、目的の一つ、フジバカマのそばにゆく。風がある。コスモスは風に揺れてもいいが、フジバカマはそれではダメな気がする。フジバカマの精細な絵が欲しい。しかし風が強い。で、気が付いたが今日はフジバカマの匂いがした。これは去年、一昨年とまったく同じで、やはり花がたくさん開くとその香りが漂うようである。もっとも、茎の数、枝の数色々だが、個体が大きくなっているのも間違いはなく、この香りがどこから出ているかはっきりしない。しなくてもいい。その匂いがしたことがよかった。またかなり大きな面積にフジバカマはあって、これは長い間、晩秋までこの花の変化がありそうである。寄り集まる虫も楽しみ。

  広場といっていいところ。ここにくると、今日は雲もほとんどなく快晴の空、しかも澄み渡っている。その先は田んぼでかなり向こうまでは何もない。ここで遠くを眺め、また真上を見る。何もない。

  最初に戻ってみると、今日もあるところのスイフヨウ(酔芙蓉)を見ていた。新しい花が出て来る。くたびれた花はどうなったか、落ちた花は、片付けられていてなかったようだ。うちとずいぶんと違う。新しい花はやはり白っぽく、クリーム色をしている。それと、これははっきりはしないが、クリーム色もないほどの、白いものもあった。だが、断言は出来ない。白くクリーム色のものはやがて赤くなる、これは間違いがない。最初から赤いというものは、あるかも知れないが、これがこのスイフヨウが大きく、全部を観察出来ない。
  もっというと、時間の問題がある。1時間とか半日とかの長さ、これで花の色がどのくらい変わるか。あるいは、2、3日から一週間では。それと、この植物が長く花を付けるとすると、一ヶ月先のことも考えないといけない。気温も日照時間も違う。

  今日ではないが、少し前のもので、




  白い、あるいはクリーム色のスイフヨウの花。よく見ると、まだ新鮮だが、花弁の淵を見ると、少し赤くなっている。これは実は、一回出したものにもよく見るとある。やはり、白いものが赤くなる。




  離れた位置にあって、遠め。これなどを見ても、花弁の中も外も、赤くなり始めている。朝は白く昼は赤く、夕方は真っ赤かどうか、そこまではわからない。




  かなり高い位置にある、赤いスイフヨウ。手前のものの花弁はまだ新鮮な感じがあって、その奥に濃い目の赤がある。

  スイフヨウの色の出方も色々な条件が設定出来て、しかし何がどうなのか調べるのはずいぶんとややこしくなる、まー見て単純に今日は赤い、今日のは真っ白など、その程度でおさめるのがぴったりな気がしてきた。 

青空に柿の実

2008-10-02 16:25:04 | 散策
  快晴で、秋晴れで、北風が強く、この空気は乾いている。

  日が出ているので、その日を受けるとかなり暑い。
  しかし北風で、これが今までになく強く、下手すると
  涼しいをとおり越える。汗が出るが、すぐに乾くようで
  それゆえちょっとゾクッとするくらい。
  
  道の後半を歩いて、青空も出ていたし、
  柿の実を撮った。
  柿にもいろいろあるが、渋柿かどうか、判断はむつかしい。
  鳥はあまり気にせずにつつくようである。




  まずは実があって、青空もあって少し暗め、最後に葉っぱもあるもの。
  実の色はたぶん、もっと濃くなるはず。




  葉っぱがなくなって、実だけ付いているもの。左側は、まだ葉がある
  別の柿の木。右側のものも、まったく葉っぱがないとはいえない。
  白いのはムクゲ。




  虫に食われ、病気になった葉っぱは茶色い。
  もう少し柿の実が濃くなればと思うが、そのころにはかなり鳥も
  この実を食べているかも知れない。

北風で、晴れ

2008-10-02 06:51:18 | 散策
  朝のお天気、これは晴れ。快晴に近いが、夏の雲のような、綿雲、大きな雲があって、先にこの雲が明るくなった。風は弱いが、北風。アメダスの6時の気温、14.2℃、気圧は1016.0hPa。室温、20℃に少し足りない。

  冬の星が見えている。日の出が遅くなったぶん、星も遅くまで輝いて、ちょうど目を休めるにはいいかも知れない。もっとも、朝に近いと、目を覚ますことになる。まだもう一眠り出来る時間、窓を開けた。透明な空と、大きな雲。このときの雲の動きは複雑。オリオン座の大星雲、三ツ星が見え隠れした。まだM42が、見える暗さがこの辺りの空にはある。双眼鏡でのぞくとちょうどいいが、寝ぼけてこれをやると危ない。目のいい人、暗さに慣れた人は肉眼で見る大星雲が一番きれいではないか。まだそんなに、寒くはない。もう一ヶ月たてば、かなり寒くこの窓から、星見もやれなくなる。
  去年は妙な、というか大変身した、彗星が現われた。反対かな、周期彗星である、ホームズ彗星は、予報どおり現われて、その後に大変身をして人々をアッといわせたが、私も大いに驚いた。何しろ、肉眼ではすぐにはわからなかったが、双眼鏡、たった口径が、3.5cmのものでも、すぐにこれは彗星で、しかし見たことのないものだ、とすぐにわかったから。しかしこうゆうのはもうないだろう。残念だけど、あとは、新彗星に期待するしかない。驚くべき変化を見せる彗星は、まだまだいくらでも現われる可能性がある。見ることが出来るかどうか、位置の条件、などが付くが。

  朝になって、日が出るのが遅いが、外は一応は明るい。ときどき、モズの鳴き声がする。モズという鳥がいることも珍しい。
  日が出る時間にはまだ早い。うちの中に引っ込んで天気情報を見る。今日は晴れか、しかしあまり気温は上がらないようだ。北風が吹くと、結構涼しいだろう。
  パンをかじって、そのころに窓の向こうが、やけに明るく、日が出たことがわかる。この時間の明るさの変化はやはり魅力的。これから、先にパン、その後に少し暖かくなって、外に出てみるのがいいかも知れない。何もないようで、何かがある。