光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

南風の朝

2008-10-04 06:50:10 | 散策
  朝のお天気、晴れ。雲の多い、それでも曇りというより晴れ。風があって南からのもの。かなり強く、外にしばらくいたら、冷えてきた。危ない風。アメダスの6時の気温、17.8℃、気圧は1015.1hPa。室温19.5℃。

  まだ起きるには早い時間、目があいた。少し頭痛がする。世の動きも妙で、大変のひとことだが、小さなうちの中でも、確執がある。まったく馬鹿みたい。自分の小ささとか、おろかさがなんだかはっきりする。それでも、結構煮えくり返るものがあって、書生というとかなり違うかも知れないが、違うといった方がいいが、片方にそんな自分がいる。面倒なこと、やる気のないこと、いろいろガタガタすることが多い。そんなことを思い出していた。穴の開いた靴下は、格好が悪いかどうか。

  先に顔を洗って、それから食べるものを食べて、それから外に出ると、これは黄金に近い色をした日がガラスを染めている。黄金っていっても色だけ出し、まー現実的な話し、ある人にとってはお宝で、ある人にはただの物質に過ぎない。ないものねだりみたいな感じもするが、その太陽が出て来て、うまくいったような気がした。
  金色に近い太陽がある。これはもしかしたら快晴に近い空かも知れない。後からそう思いなおした。この太陽がまあるい形をした、鏡餅のようにも見えるススキらしきものを照らすとき、その花穂はキラキラ輝く。これにも理由がありそうだが、すぐにもまた時間をかけてもその理由はわからない。
  風があることはすぐにわかった。しかも南風で、これだとフェーン現象になるのかなと思う。南風だから、さらにさほど寒くもない。安心している。自転車のおじさんが、ほとんど音をたてず通り過ぎてゆく。チラッと首をかたげて、あとはカメの液晶に写るそのかたの姿を眺めたりもする。液晶って自分の後を見るのにも役に立つ。前ばかり見ていて、眼鏡にでも後を確認出来るものを付けたいなど思うこともあるが、よく反射する液晶、その役割を多少は果す。

  10分足らずの時間、日の出を愛でて、その他あるものないものを想像してたたずんでいたら、ぶるぶるっと震えた。暖かな南風が冷たいものに変わるときがある。これが危ない。急いで、うちの中。さらにもう一枚上に着て少し落ち着いた。

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