名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

陸自ヘリ墜落事故で被害者中傷のツイッター

2018-02-12 21:03:21 | Weblog
2018.2.12(月)
  去る2月5日、陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが佐賀県神埼市の住宅に墜落した。住宅は炎上したが、その他にも落下した部品が住宅の屋根を貫通するなど周辺7棟に被害が及んだ。二人の乗組員が死亡するという重大事故となった。
 この事故で、現場の住宅にいて負傷した少女(11歳)の父親が報道機関に語った「許せないですよね」とのコメントが、ツイッター上で匿名の中傷にさらされている、とメディアが報じている。
「許せないって、自衛隊はわざとやってるわけじゃないだろう」とか「亡くなられた隊員に関しては無関心なんだな?」などの他、たくさんの書き込みの中には「は?許せないとか何様?」という投稿もあった、という。
 一方で、「人間の言葉かと思う。どうしてこんなこと言えるのか」「許せないと思うのは当然」など、中傷を批判する内容の書き込みも目立ったと伝えている。
 そもそもこういう書き込みをする連中は、いったい何を考えているのであろうか。理性はもちろん、知性のかけらもない。こういう連中が世間にのさばって、人間性を奪っているというのが最近の風潮で、しかも若者に蔓延しているのが怖い。
 沖縄県で相次ぐ米軍機の事故や不時着を野党が追及したとき、当時内閣府の副大臣であった自民党の松本文明議員が「それで何人死んだんだ」とやじを飛ばして副大臣を辞任するという≪事件≫があった。
 知性や理性の無さという点では、国会議員もこうしたふととぎなツイッターと同列である。
腹も立つし、気分も悪い。